エミュネ〜タ〜@Arcade

そのまんまです。Emuなネタです。お気楽に。主に日々使うEmuのインプレです。

アーケード

ZiNc CPS2系について MAME32 Impact Finalburn Modeler NeorageX Raine

ZiNc
 これは、System11(Namcoプレステ基盤)Emuが進化し、ZN-1,2(カプコンプレステ基盤)Emuも合体してしまったという、非常に素晴らしいEmuです。つまり、Impact+System11Emu、という事ですな。
 扱いは、というと、上記2種のEmuと殆ど同様。Capcomプレステ基盤のEmu時には、BIOSが要りますし、プラグインが色々選べるところも、実に魅力的。という事で、Voodooな我が家でも、非常に安心というか、D3Dよりはかなり快適に動作したりします。ただ、それぞれのプラグインは、互換性があるというわけでは無さそうなので、ZiNc専用プラグインを用意しましょう。
 基本的に要3Dパワーですが、CPUがそこそこよければ、低解像度でソフトウェアプラグインでも遊べる筈です。PS系のEmuとしてみたら、動作は非常に軽い、というか、Impactの進化版である感じですので、Impactもとうとう退役かもしれません。
 これから、恐らく対応ソフトが増えたり、進化したりすると思います。

CPS2系EMUについて

色々あるCPS2系Emu

 1、Final Burn系 
 2、MameCPS32、CPS2MAME系
 3、Mame32系
 4、その他
てな感じでしょうか?まず、
1、Final Burn系 
 FinalBurn。これが、CPS2Emuの元祖ともいえる、始めのEmuだったんですが、その後ソースコードをMameTeamにを渡し、更に公開。結構な数のクローンが誕生。FBAlpha、FBCrk・・・と枚挙にいとまは無いんですが、ベースは、FinalBurnですので、Dave氏に感謝しましょう。で、それらクローンは、基本的に対応CPS2ゲームが増えたり、Sega系ゲーム削られたり、便利になったり、という程度で、劇的に変化があるわけではありません。
 
基本的に、実行は小さく、動作は軽快。メモリがやたら少なくなければ、Callusが動けば動くと思いますが、快適に完全Emuとなると、それなりのマシンスペックは必要です。多くのクローンが、CPS2SHOCKのXORが出ると、即対応するので、それも利点です。

2、MameCPS32、CPS2MAME系
MameCPS32。これは、FinalBurnと実行部分は同じじゃないかと思うんですが、実行は小さくFB程度。Mame32のお馴染みのインターフェースで、CPS2ゲームが出来る一品です。でも、Mame32系でやれば良いじゃないか、という意見もあるでしょうが、こちらの方がいささか、専用機だけあって軽快な動作をします。これも、CPS2SHOCKが出ると、UPします。

3、Mame32系
Mame32系は、ものすごい数のクローン(?)があるのですが、基本的には、Mameを元に独自チューンがしてあります。もちろんCPS2も快適動作。しかし、専用Emuよりは、実行が大きくなるので、厳密に言えば、動作速度は落ちます。しかし、1GHzのCPUが一万円以下で買える現在、700MHz程度と、そこそこのビデオカードがあれば、そう違いを感じる事はありません。人気のあるのは、NJさん作のUOMAME32j系と、Strech系。多くの日本製Mame32は、前者がベースになっています。大抵は、UPが、MameのUPに連動するので、CPS2SHOCKのUPよりは、遅くなりがちですが、UOMAME32jは、独自に対応したりしてます。

4、その他
Nebura、Kawaks、A.C.E.等が、独自Emuとして存在します。NeoGeoも動いたり、とか、何かしら付加要素もあるのですが、うちでは導入に至っておりません。というか、しょっぱながFinalBurnという、素晴らしいEmuだっただけに、それを超えないと、なかなか普及は難しいと思います。

 

MAME32
 これは、言わずと知れた何です。ハイ。知らない?またまたご冗談を。というくらいのものでしょう。長所は、何でも出来る。短所は、実行自体がでかいので、プアーなマシンでは、少々辛いでしょう。なんと、約10MBあります。単独のEmuがあるなら、そっち使った方がいいと思います。特にRaine系つまり、Taito F2マザー系は、うちでは動作がかなり怪しいので、Raineが活躍&SB16必携なわけです。実際、NeoRageXや、FinalBurn等おおくのシングルEmuは、実行1MBありません。そっちで出来るのはそっちでやればいいんですが、面倒なので、Mane32のお世話になる。
 ついでにRomはうちでは、Mameromsというフォルダに入れ、他のEmuでディレクトリ変更できる物は、そこから読ませます。昔はDOS-MAMEを、ランチャで、動かしたんですが、今はそんな事も無くハード的にもWin上で認識すれば動くので、非常に楽です。SB16&ジョイパッドが懐かしい。
 いまは、うちの場合、EDGE3Dが大活躍で、SoundとJoystickは、それです。ちなみに、Win上の優先するサウンドデバイスは、PCIのものがいいでしょう。昔の名残で、音はSB16から出さないとと思っている人は、損してます。私もそうでした。パフォーマンスが悪化します。Mame32はレガシーフリーで行きましょうって感じ。
 でも、誰が何と言おうと最強アーケードエミュです。なんですが、最近は、クローンが多すぎて、何がなんだかわからないような感じですが、少々、ヒントを書こうと思います。

@私は、最近は、UOMAME32jkという物を使っています。これの長所は、小さい、軽い、親切な日本語表示、68KASMCoreと、色々あるんですが、何を言っても、「未所有のゲーム」という、フィルタがあることです。Comperには、たまらないフィルタで、そこに何も無いのは、やはり、健康上大切な気はします。ただ、かなり細々、VerUPするので、ついて行くのは、少々大変です。私は、1ヶ月くらい前のものを使ってます。
AOfficcal MAME32は、B13で止まってるので、皆さん、そこそこの見つけて使いましょう。
B68KCoreは、CよりASMの方が性能が良い様な気がします。ただ、これは、色々なケースがあるので、一概には言えませんが、TaitoF2系は、特にASMCoreの方が、動作が軽いです。
CCPS2MAME32等、中には、特定の物に絞った物もあるので、その辺は、注意しましょう。

Impact
 これも有名所でしょう。Capcom製プレステ基盤のEmuです。StreetFigiterEX等、その辺のゲームが動きます。TetrisGMもありますが、大体が、3Dゲームなんで、3Dカードは必須です。Impactの優れている点は、というか対抗馬無いんだけど、レンダラーが選べるという点です。D3D、OpenGL、Glideと、それにも2種類位ずつあるんですが、お好きなレンダラーでどうぞ、ということです。
 その昔、K6-2-500&Bansheeでも、楽しめました。Banshee、TNT2以降のカードなら、快適でしょう。今の環境では、コマ落ち殆ど無しです。注意点は、特に無いんですが、BIOSが必要ということ。でも、Rom有る所には、大抵あります。逆を言えば、PSのEmuのようなもので、これ動けばPS動くって感じ。
 ザンギエフがグルグル回り、地球が見れる図は、実に美しい、というか、Impactしてる最中は、レバー回しっ放しだったりします。

FinalBurn
 CPS2にかいてあるじゃないか?ここに書かなくても、と思う方は、FBの作者のDaveさんが、元々SEGAマニアという重大な要素を忘れています。つまり、これは元々「SEGA大型筐体体感ゲームEmu」だったのです。忘れ去られがちですが、「アフターバーナー」などは、今はMameもこのソース使ってるからかなり快適なんですが、昔のMameと、FinalBurnの違いはかなりな物です。Thunder Blade、GALAXYFORCEU,Power Drift等まさにマニア向け。実際出来は素晴らしい。
 G-Locも最新版で、サポートされてますが、更新はあまりないので、DEGAや、DGEN等のDaveさんEmuも使って見て、その出来の素晴らしさに感心しましょう。

Modeler
 知らねえこんなのも、という叫びが聞こえますが、SEGAマニアの私としては、外せない一品です。System32&Model1のEmuです。ソニックや、金斧Uというタイトルもありますが、やはり、バーチャ系でしょう。あの馬鹿でかいModel1をエミュレートするつもりらしいです。というのは、未だ、動作する、という次元までは、行ってない様なので、こう書くことにします。
 じゃあ、Model1は無理でも、System32は動くのかといわれれば、これも?です。動作確認はしましたが、ソニック?何とか動く。でもグラフィックが化けてる。問題がR@Mか、Emuかは、わかりません。動作すれば、結構いいでしょう。動きも、音もいいようです。
 じゃあ、Model1は?動くのかといわれれば、動作確認はしましたが、VirtuaRacingは、3D描画は、全然出来ていないようです。音は出るし、ビットマップも単純にはかけてる。問題がR@Mか、Emuかは、わかりません。っつーか出来るの?動作すれば、凄いでしょうが、相手は、32Xより手ごわい筈。でも、サターンより楽かな?
 でも、ネタ的には、要注意なのは、間違いなく、このお陰で、VR、VFといったタイトルも、落ちているという現実はあるんで、その功績や、チャレンジ精神は、大いに買いたい一品です。私なら、あの馬鹿でかいModel1を見ただけで、諦めてます。
 まあ、どうなるか、今後、要注目な一品です。これが動けば、次はModel2で、うちでアーケードVF2が出来る日も来るかも。っつーか、しばらくかかるな。
 ちなみに、今は止まってます。

NeoRageX
 これも、一斉を風靡したNeoGeoEmuです。しかし、その炉霧のでかさから、当時は、非常に動作確認取るのは難しかったのですが、炉霧がどうにか集まった現在でも、また、更新の止まった現在でも、未だに使えます。というのは、中身がどういう仕組みになっているか分からないのですが、対応していない炉霧でも動くのです。例えば、Kof99なんかも動きます。
 動作は軽快&正確。未だ色あせない完成度は、文句のつけようがなく、未だに私はNeoGeoやるときはこれです。実行が小さいので、軽い。Mame系だと、どうしても遅い気がするんだよなあ。
 というか、炉霧がでかいので、でかいKof99等を快適にやるためには、メモリはある程度必要ですが、マシンパワーがなくてもどうにかなる筈ですので、NeoGeo大好きな人は、必携です。

Raine
 これも、一世を風靡しましたが、長いことDOSベースだったので、どうしてもマニア向けと見られがちです。Win32対応版も出ていて、ひそかにMameで動かないゲームも動いたりとか、TaitoF2マザー系&多くの68K使用のゲームで軽快だったり、同じゲームでもMameでサポートしていない機能がサポートされていたり、という数々の長所を持つEmuで、Taito系ファン必須な事は確かです。
 ただ、マシンパワーさえあれば、何も考える事無く動くMameは非常に手軽で、独自インターフェースのRaineは、その点少々分が悪いが、古のEmu野郎なら、何も迷う事無く使えるインターフェースは、昔馴染みで出来は良いんですが、Win表示じゃないのは、何か作業中(DLなんか時間のかかる)に出来ないので、ちょっと減点。しかし、人間側も、Emu野郎なのにこれ使えないのは、ちょっと減点。
 ということで、実にマニア向けなこのEmuも、使ってみましょう。とくに、Taitoファン&それ系シューティングファン必携です。