2023/07/02 - 2023/07/04
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wakabunさん
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この旅行記のスケジュール
2023/07/02
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この旅行記スケジュールを元に
ANAシドニー発券で今度はフランクフルトへ。どこか高跳びしようかと思ったけど、夏で航空券が高いのと、考えてみたらドイツはまだ2-3回しか行ったことがなく、見ていないところがたくさんあることに気づき、今回はドイツにとどまることに。
2泊5日(2泊機中泊)の週末+有給1日の弾丸で、ライン川沿いの町、フランス国境近くのフェルクリンゲン製鉄所遺構を巡ってきました。
シドニー→東京ストップオーバー→フランクフルト→東京ストップオーバー→シドニーで20万円強。アップグレードポイント利用で往復ともビジネスクラス。
週末シドニー一人旅、ブルワリー巡りとポートスティーブンス
https://4travel.jp/travelogue/11811041
前回のドイツ旅行記
ノルウェーからベルリンへ1泊2日小旅行
https://4travel.jp/travelogue/11449285
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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11時半ごろVölklingenに到着。駅から歩いてすぐのところにある製鉄所跡が世界遺産になっており、それを見るために3時間かけてやってきた。とはいえ、しょせん製鉄所、2時間もあれば十分でしょとタカをくくっていたら、なんと見どころ満載であまりにも素晴らしく、4時間半いても時間が足りないくらいだった。
フェルクリンゲン製鉄所 建造物
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イチオシ
壁画にはkunstfabrikと書かれている。kunstってノルウェー語でアート。アート工場?全然前知識なしに行ったのだけど、かなり大規模なアートの展示があり、今はむしろこちらのほうが前面に出ているのだ。
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戦後強制労働もあったようだけど、戦後の復興に寄与した製鉄所は1986年に閉鎖となり、1994年に世界遺産に登録された。工業文化のイコン、労働のカテドラル、と言われるらしい。
https://voelklinger-huette.org/en/ -
入場料は17ユーロ。お金を取るだけあってしっかりとした施設。無料のロッカーもトイレもWiFiもある。
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まずは屋内の展示を。目の前に飛び込んできたのは、かなりポルノっぽい感じのアートな映画。これをここで放映しているのはなかなか衝撃。さすがドイツ。JULIAN ROSEFELDTのDeep Goldという作品だった。
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廃墟なのか、アートなのか。
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こちらの映像はさらに大型のスクリーンで、真ん中には人をだめにするクッションが置いてあり、寝っ転がって鑑賞できる。左右のスクリーンにも映像が流れ、面白い仕掛け。
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会場はかなり暗い。
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ガイドツアーもある。
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イチオシ
このThe endと書かれたコーナーではなぜか日本語の映像が流れていた。
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この内部を見るだけでも1時間以上かかった。ようやく外へ。
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圧巻の溶鉱炉。
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操業してないとはいえ、こんなに近くで見られる大型の製鉄所はなかなかなさそう。
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この溶鉱炉エリアが一番の見どころで、上にのぼることができる。
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このでかいショベルみたいなやつが動いていたんだと思うとすごいなあ。
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イチオシ
溶鉱炉を上からみた図。
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Völklingenの街並みを望む。
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イチオシ
どこを撮っても絵になるし、今回の旅行で一番テンション上がってる。感動で涙出てきた。
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ヘルメット必須(無料で貸し出し)。
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下から見上げる。
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溶鉱炉を見終わり、そろそろ観光終了かなと思っていたら、奥のほうにまだまだあった。こちらはラピュタみたくなっていて、さらに廃墟感があってまた違った印象。
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車もアート。
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そして突如現れる生演奏。これもアート展示の一環らしい。こんなところで生演奏、シュールだ。
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こんなところになぜかゴリラ。
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ラピュタをバックに。
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こちらはまた一風変わった尺八みたいな笛と、水の入ったグラスと太鼓の演奏。
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イチオシ
こんなところにもアートが。
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廃墟感。
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廃墟感。
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青空が映えるアート。
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廃墟をバックになにやらメキシコの死者の日風のパフォーマンスが始まった。
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シュールすぎる。
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森の中にふと現れる鳥人。
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ああ、もっと見ていたいけれど、お昼を食べ損ね、もう午後3時半。何か食べに行こう。
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敷地内にビアガーデンがあるというので行ってみると、食べ物はほとんどなかった。仕方なくサラミと、クラフトビール(ドイツでは珍しくペールエールがあった)を。これで7ユーロ。とっても不健康的だけどおいしかった!
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イチオシ
最後にもう一度溶鉱炉を眺め、後ろ髪ひかれながらも製鉄所をあとにする。
フォト -
帰りたくない。
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夜はライトアップもしているらしく、見てみたかったなあ。
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イチオシ
駅のホームからも製鉄所全景が見えて萌え。
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Völklingenから電車ですぐの、ザールラント州都Saarbrückenに立ち寄り。今日はこの地域の乗り放題チケットがあるので、それを活用。
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町は大きくてとても近代的。ショッピングストリートだけど、今日は日曜日なのでどこもお休み、閑散としている。
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一方川沿いの遊歩道はとてもにぎわっており、オープンカフェでお茶している人たちがたくさん。フランス国境近くの街に行ったので、フランスぽいかと思いきや、トルコ?イスラム系移民が多くて、思ってたのと違う雰囲気だった。男女とも外のカフェででっかいパフェやアイスを食べているのが微笑ましかった。ドイツはトルコ系移民多いよね。
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町の中心の広場へやってきた。ここにはたくさんのレストランがあり、ここで晩御飯でも食べていこうかなあと物色する。
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お城のほうに行ってみたけど、あまり建築的に面白くなさそうだったので、やーめた。
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イチオシ
この後フランクフルトまで戻らないといけないし、早めのディナーとしよう。
Brauhaus zum Stiefel
https://brauhaus-zum-stiefel.de/
広場には面していないけれど、裏道のテラス席をゲット。まずはオリジナルのピルスナーを。おいしい!今日の天気にピッタリね。500mlで5.2ユーロとリーズナブル。 -
ご飯はMerguez sausages with tabboulehにした。フランス国境近いので、それらしい(正確にはマグレブだけど)もの、かつ好きなものを選択。10.9ユーロ。ボリューム少なめでちょうど良かったけど、これでこの値段はちょっと高いかな。というか、円が安すぎるのか。スパイシーでおいしい。次はwheatのビールにしてみた。500mlで5.2ユーロ。こちらもとてもおいしい。けど帰りの列車のトイレが心配だ!
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店内も雰囲気いいけど、あまりに天気が良くてみんな外w
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駅まで歩いて戻る途中見つけた教会。ここはなかなか素敵。
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絵になる。
市庁舎 (ザールブリュッケン) 建造物
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ザールブリュッケンからフランクフルトまで、乗り放題チケットがICに使えなかったので、鈍行で。途中からSバーンに乗り換え(ここから別料金)、2時間半くらいかかった。フランクフルト空港の一つ先のGateway Gardensという駅で下車、そこから今夜のホテルまでは徒歩数分。
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Meiningerというチェーンの空港近くのホテル。とてもモダンできれい。
MEININGER Hotel Frankfurt Main / Airport ホテル
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Pan AmじゃなくてPan M。
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バーエリア。おしゃれ。
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空港好きにはたまらないインテリア。
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キッチン。
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6ベッドのミックスドミが32.80ユーロ。ドミだけどホテルの一室がドミ使用になった感じ。2段ベッドの下だけ埋まっていたので私は真ん中のツインにした。プライバシーには欠けるけど、快適、広々。結局隣は来なかったし、みんな早寝で静かだったので問題なし。
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シャワーはとても狭かったけど清潔でタオル備え付け。シーツ等も備え付けだったので楽だった。もう午後10時くらいだったので、シャワーだけして早々に就寝。
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朝4時ごろから起きだして、誰もいない共有スペースでPC作業。午前7時、近くのスーパーが開くので、最後の買い物へ。これがまた楽しくて楽しくて、あっという間に1時間たってしまった。急いで部屋に戻り、荷物を詰めなおし、チェックアウト。
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空港が近いだけあって頭上をバンバンと飛行機が飛んでいく。
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空港までは一駅。まだANAのカウンターは開いていないので、PPの使えるLuxxLoungeへ。ランドサイドにあってありがたい。
LUXX ラウンジ (フランクフルト国際空港) 空港ラウンジ
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ドリンクはアルコールも充実。でもまだ控える。
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食べ物は簡素だけど、朝ごはんなので十分
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起きてからもう5時間経ってるのでおなかぺこぺこ。朝ご飯いただきまーす!
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この色付き玉流行ってるのかな。他でも見た。いろんな色あるけど、中は普通のゆで卵。
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食べ終わるころ、ちょうどANAカウンターが開いたのでチェックイン。荷物を預けて身軽になり、セキュリティとイミグレを通って本命LH senatorラウンジ。ここに来るのは初めてかもしれない。評判がよかったので楽しみにしていた。
ルフトハンザ セネターラウンジ (フランクフルト国際空港) 空港ラウンジ
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おしゃれな空間。さすがお膝元、広々としていていい感じ。
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B747萌え。
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ここで2回目の朝食。illusionist ていうジンがあって、青色なのに、トニック注ぐと紫になる。なるほどだからそういう名前なのね。
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おつまみとスナック。
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セルフのバー。アルコールかなり充実。何を飲むか悩む。
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ワインのテイスティングをしていたら、同じようなことしてる西洋人女性がいておしゃべり。あーだこーだワインの話。二人とも同じワインが好みだった。
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ここもまた朝食メニュー。
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パンやスプレッド。しかしもう結構おなかいっぱい。
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ホットミール。
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バーカウンターもあり、バーテンダーとおしゃべりしてテキーラベースの美味しいカクテル作ってもらった。Patron Silver Breeze. タイ人だった。もうこっちに20年もいるとか。
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おなかいっぱいだけど、このチーズがかかったプレッツェルが気になって味見。
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続いてカイピリーニャ。
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ストライプの面白い飛行機発見。ドイツのコンドル航空らしい。リゾートのイメージだとか。
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11時に朝食からランチメニューにチェンジ。またソーセージw奥の野菜たっぷりスープがほっとする味でおいしかったな。
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デザートも。あとモーツァルト(チョコレートリキュール)のエスプレッソマーティーニもいただきます。
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お昼のANAで羽田へ。いえーい、1A!
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帰りもビジネスクラスにポイントアップグレード。数日前まで空席待ちだったけど、数日前に落ちてきて、さらに昨日見たら1A空いてて取れたのだ。
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昼間が長いし、大陸の上を飛ぶので窓でよかった。ウェルカムドリンクでスパークリングワイン。
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右前はトイレではなく、CAさんの休憩室。
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あ、またいた、コンドル航空。
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途中すれ違う飛行機が見えた。
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全然おなかすいていないけど、機内食。パプリカとコーンのタルト、生ハムとメロン。だいぶラウンジで飲んでいたので、シャンパンはすっ飛ばし、白ワインから始める。
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オーストリアのドメーヌ・ヴァッハウ グリューナー・ヴェルトリーナー・フェーダーシュピール・テラッセン。長い名前だ‥
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ヨーロッパののどかな田園風景を見ながら快適な飛行。
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前菜はシーフードのサラダ仕立て サウザンドアイランドドレッシング。
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ハンガリー。ブダペストかな?
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イチオシ
まるでアート。
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鱸のロースト トマトとクルミのヴィネグレットとともに。見た目おおざっぱだけど味は良かった。さっぱりとしたサルサのようなソースもよし。
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デザートにチーズとパッションフルーツパンナコッタも。
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シンプルだけどおいしかった。
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この後しばらく映画を見て、〆のラーメンを。飲みすぎたので飲み物はお茶。すずめの戸締りを見たのだけど、なるほど、こういう映画なのか。監督が同じなだけあって君の名はに色々似てるね。地震のアラート音が怖かった。君の名のほうが好きだったけど、こちらはロードムービー的で九州四国のフェリーとか宮古海岸とか懐かしいところも出てきたのが楽しめた。
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この後しばらく寝て、気づくとモンゴルあたりの空港。
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この路線限定のお寿司を頼んでみることに。しかしまあこれはひどかった。いなり、炙りサーモン、太巻き、と具がしょぼいのは見た目から明らかだけど、コメがやばい。冷蔵庫に長く入れすぎて固くなったやつ。これは食えん。こんなクオリティの寿司を出しちゃうなんて日本人として恥ずかしいからやめてほしい。
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イチオシ
機内から日の出。
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朝ごはんは和食にした。ほうれん草と薄揚げのお浸し(さっぱりして癒された)と鰈幽庵焼き。この俵ご飯はちゃんとおいしいんだよね。寿司はほんとやばかった。
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年中飛んでる航路だけど、海外帰りで見る富士山はまた格別。
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第二海堡が見えた。降機時に1Aなのに、ちょっと待て、と言われ、VIP御一行様が下りて行ったので、誰だろうとみてみると、なんとグロッシ事務局長含むIAEAの要人達だった。なぜANA?と思ったけど日本の招待なんだね。
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朝羽田につき、無事帰宅。仕事して、昼間にはジムも行ってすっかりコロナ前と変わらないエクストリーム。今回買ってきたお土産など。ビール重かった(バックパックだった)!ワインもあったし。
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この旅行記へのコメント (2)
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- らびたんさん 2023/07/29 14:23:45
- これは萌える
- wakabunさん、酷暑の東京よりこんにちは。
フェルクリンゲン製鉄所遺構は初めて知りました。
地図見るとなんとまあ目立たない位置なんでしょう。。
それにしても、これは工場好きなら萌えますね!!!!!
Völklingenの街並みを望む。の一枚は、手前の模様がおしゃれで好きです。
溶鉱炉だけで満足しきってたら奥に出てきた車がまた素敵で、
いつか行ってみたくなりました。
夜はさらにすごそうです!!
近くになにもなさそうなんですが、夜行くとしたら泊まるところありそうですか?
らびたん
- wakabunさん からの返信 2023/07/30 13:31:08
- 次はツォルフェライン炭鉱跡へ
- らびたんさん、涼しいというかむしろ寒いノルウェーからこんにちは。現在15度です。文字だけでも涼しさおすそ分けw
フェルクリンゲン製鉄所遺構すごいでしょう!?場所的にほぼフランスですが、あまりフランスの香りはしませんでした。フェルクリンゲンの町自体は小さいそうだったけど、すぐ近くのザールブリュッケンが大きく、駅前にホテルもあったので、そちらに泊まるほうが現実的かもしれません。私も夜景見てみたくなってしまいました。
工場屋根の模様素敵ですよね。ちょっとNZぽい?とも思いました。
今回ここに行くか、ツォルフェライン炭鉱跡に行くか迷ったのですが、次回はツォルフェライン炭鉱跡に行ってみたいと思います。ルール工業地帯とか、教科書の世界ですよね。学生の頃来てたらもっと授業にも興味持てただろうなー。
Wakabun
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