TryParseの使い方
文字列を数値に変換するには、int.Parseやdouble.Parseが利用できます。
しかし、Parseメソッドは変換しようとしている文字列が正しい形式でない場合や、値がその数値型の範囲に収まっていない場合には変換に失敗し、例外が発生してしまいます。
そのため、TryParseメソッドを使用し、文字列を数値に変換できるか精査した後に変換しましょう。
Q.TryParseの使い方は?
A.以下のように使います。
// 数値に変換したい文字列
string number = “123456";
// TryParse
bool result = int.TryParse(number, out int output);
変換できた場合、resultにtrue、outputに数値の123456が代入されます。
変換できない場合、resultにfalseが代入されます。
Visual Studioのバージョンによっては、out int outputと記述するとエラーになるため、その場合は、TryParseする前に宣言をしてください。(宣言だけで大丈夫です。)
int output;
// TryParse
bool result = int.TryParse(number, out output);