2019年12月12日(木)




〈Eテレ〉
📺️おじゃる丸(再)
▽17ー33:電ボ かれる【初回2014年5月14日(水)】

▽脚本:横谷昌宏
▽絵コンテ:西田章二
▽演出:髙田昌宏
▽作画監督:大島りえ
▽原画:遊佐かずしげ・大島りえ
▽動画:鎮目梨愛・橋森有加

・最近(さいきん)、なぜか電ボの元気がない。たくさんの恋(こい)をしてきたが、なぜかときめきを感(かん)じなくなってしまったとなげいている。さいしょのうちは気にしなかったおじゃる丸たちだが、かわいい虫の女の子と出会っても、まったく心を動(うご)かさない様子(ようす)を見て「電ボはすっかりかれてしまった」と心配(しんぱい)になる。元の電ボにもどすために、亀(かめ)の姉妹、カメとトメが考えだしたのは…。(公式HPより


✏️おはなし
「Bar虫」で一人ため息の電ボ。「なんか最近ときめかなくなっちゃったんだよね…」
満願神社ではそんな電ボの話題で持ちきり。そんなのポーズ、モテようとして枯れたフリしてるだけ、とカメトメ姉妹は辛辣。そこに現れた電ボ、ムシ美様が落とした母から誕生日に貰ったという大切なハンカチを拾い手渡すと、名前を聞かれても「三十郎です、じゃ」とそのまま立ち去り。「あの…お礼を!」なムシ美様だが振り返る事もなく飛び去る電ボ

その様子を覗いていたちっちゃいものクラブ、いつもなら一目惚れで大騒ぎのはず、カタピーはたまたま好みのタイプでは無かったのでは?と推測するも、「虫はおろか魚に果物、ただの石から看板、使い古しのティーバッグ、果ては自分の影にまで恋する恋ポンタンの電ボしゃんに好みなんてあるんでしゅか?(カメ」「オナゴならなんだっていいはずでしゅ(トメ」

その後も電ボを観察するちっちゃいものクラブ。様々な場所でオナゴ様とすれ違うもすべて素通り。さすがに放って置けなくなったらしいカメトメ姉妹、「こうなったらハチ江しゃんにお願いして…」
カメトメ姉妹の知り合いという女王蜂のハチ江様登場。仕事柄、オノコを虜にするフェロモンムンムンらしく、カタピーも一発でメロメロに

夕暮れ。一人佇む電ボのもとを訪れたハチ江様。電ボに声を掛け、「素敵なお店を知ってるの。一緒にどう?そこで2人きりで楽しみたいな」とお誘い。しかし電ボは「どっちでも」と一言返すのみ、全く動じないその様子になかなか手強い、とカメトメ姉妹

「Cafeむし」に場所を移した2人。ハチ江様からの積極的なお誘いにもまるで上の空、茶を啜るのみの電ボ、「わたくし明日は早起きしてラジオ体操に行きますので…」と言い残しそのまま立ち去り。「ええ~っ!?」なハチ江様。
その様子に「あんりゃまあ~(カメトメ」「枯れとるの~(おじゃる丸」

再び満願神社。貧ちゃんに報告、カメトメ姉妹ももうめんどくさくなったらしく「勝手にいつまでも枯れてりゃいいんでしゅよ!」
一方、貧ちゃんは吸い取ったやる気を固めて板にした「板やる気」の整理中。その中に電ボから吸い取った板やる気もあったが、1枚だけピンク色、間違って「ときめき」を吸い取ってしまった事に気付く貧ちゃん

ようやく原因判明、「テヘッ」な貧ちゃんだったがうっかりその板を地面に落下、粉々に割れる電ボの「ときめき」板。
おじゃる丸は「そのときめきを吸えば今の電ボようになるのかの?ならばマロによい考えがあるでおじゃる。他のものからときめきを吸い取っての、それを電ボにあげればよいのじゃ!」と悪い顔

とそこに現れたオカメ姫、「あれじゃ、オカメじゃ!オカメからときめきを吸い取るのじゃ!」。オカメ姫からときめきを吸い取ろうとする貧ちゃん、しかし全く動じず迫ってくるオカメ姫。
焦るおじゃる丸、ここで貧ちゃん、オカメ姫のときめきが燃える赤色であることに気付き、「これってやる気を越えた本気ってことですよね」

「マロの計画丸つぶれ~!」逃げ出すおじゃる丸。一方、オカメ姫から吸い取った「ときめき」板に触れた電ボは一気に復活。近くを飛ぶ蝶様にナンパ開始。追うオカメ姫と逃げるおじゃる丸、ナンパする電ボと逃げる蝶様が交差する満願神社。というお話。




📝電ボ、恋の劇場(一応)。ハチ江様のフェロモンムンムンなお誘い、この時間には少し刺激が強いですが、おじゃる丸に登場したオナゴ虫様の中ではトップクラスのセクシーさなのでまた再登場して欲しいですね。声は東條加那子さん、洋画吹替でお馴染みなだけあってさすがのフェロモン演技でございました。おじゃる丸でももっと声が聞きたいところ


📷️以下画像