1993年の『無責任艦長タイラー』は、吉岡平さんのライトノベル『宇宙一の無責任男』シリーズのアニメ化作品です!
OVA特別編やOVAシリーズが発売されました。
2017年に『無責任ギャラクシー☆タイラー』という前作の主人公ジャスティン・ウエキ・タイラーの死後、共和国や帝国も衰退・滅亡した遥か未来を描いた続編が放送されました。
あらすじをWikiから
時は未来、地球と惑星ラアルゴンとの戦争のさなか、主人公の放浪者ジャスティー・ウエキ・タイラーは楽な仕事がしたい!と、地球軍に入隊してしまい、あれよあれよという間にオンボロ駆逐艦「そよかぜ」の艦長にまで出世してしまう。
その後も持ち前の強運で数々の難事件を乗り切り、気づけばラアルゴン帝国の大艦隊を「そよかぜ」1隻で撃退するまでになる。そして、ラアルゴン帝国の皇帝ゴザ16世のアザリンはタイラーに興味を持ち始める。
まあ、無責任男と言えば植木等さんを連想される人も多いでしょうが、それが下地にあり基本ちゃらんぽらんで、ご都合主義で展開していくストーリーなんで、細かいことを気にせず見た方がいいですね
あとヤマトなどのようなSF作品としてはちょっとで、ドタバタ劇の中に各キャラクター重視の人情劇が存在する作品です
個人的にはOVA特別編
『TYLOR The Irresponsible Captain AN EXCEPTIONAL EPISODE ひとりぼっちの戦争 Tylor's War』が印象に残っています。
TV版の数年後の世界。
艦長として部下からも、信頼され慕われるようになったタイラーが、誰にも、味方にすら知られてはいけない重大な任務を前に「自分を信頼する部下を裏切れるのか??」というのがこの作品。
せっかくの信頼を全て犠牲にしてでも、叶えたかったタイラーの思いと願いが何とも言えず、最後にはグッときます
成長したアザリンちゃんやユリコさんとの関係なんかも魅せられますし、特別編の主題歌『船乗り』は使われどころのせいか、劇中の合唱のイメージが大きいですが、広谷順子さんのしっとりした歌も好きです
本編を見てから出ないと、特別編は理解に苦しむでしょうね
もうほぼ30年前の作品になるのか・・・時間が経つのは早いね〜と実感しました