先日、視察研修で訪れた八戸市のホテルで「せんべい汁」を頂きました。
今まで八戸市をはじめ青森県は何度か訪れたことがありますが「せんべい汁」を頂いたのは、今回が初めてです。
おそらく何度か頂く機会はあったと思いますが、あまり美味しいものではないと思っていましたので、今まで手を伸ばさなかったのですが・・・。
実際に頂いてみると、想像以上に美味しい食べ物でした。
私は一般的な醤油せんべいを想像していましたが「せんべい汁」のせんべいは、想像したものと違っていました。
この「せんべい汁」のせんべいについて、農林水産省のサイトから少し説明文を引用させて頂きます。
「せんべい汁」とは・・・
南部せんべいは旧南部藩の領地だった青森県南東部から岩手県北部にかけての伝統食品で、小麦粉に塩と水を混ぜ鉄製の型で丸く焼いたもの。戦前、農家の多くは鉄製の型を持っており、せんべいは冷害が多く米がよく取れなかった地域の貴重な保存食だった。これを味噌汁や鍋に入れて煮たものが「せんべい汁」だ。
中略
鶏だし醤油味の鍋に野菜、糸こんにゃくなどを入れ、せんべいを割り入れて煮込んで食べるのがもっとも一般的。お好みでしめじなどのきのこを入れても美味しい。その他、港町らしくタラや焼きサバの塩味仕立て(家庭では手軽にサバ水煮缶を使うことも)、名物である馬肉を使った味噌味の桜鍋など、バリエーションは豊富である。
このように、地方議員として活動させて頂いているおかげで、全国の伝統食品を知ることが出来ています。
そのことに感謝して、今後も日本の豊富な伝統食品についても勉強させて頂き、地元発展のお役に立てればと思っています。