【この青空に約束を】 # 11/12話 「朝倉奈緒子(前/後編)」 の感想# | Mix Fruit Strategy

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どこから湧いて出た?&静がいない…


この寮生活がづっと続けばいいのに…って。



受験生である奈緒子に予備校などの心配をしたヒロ先輩に対して、奈緒子が答えたセリフから。

最後に登場したのは、先輩である朝倉奈緒子のお話でした。

個人的には原作のPC版の奈緒子シナリオの結末よりも、

このアニメ版の方が好きかもしれません。

と、こんなこと(原作よりも好きとかいう寝言)を書いているのは、

他にいなそうですけどね(笑)

今回も前後編あわせて2話分を短めに。



◆あらすじ◆

東京からやってきた

島で一番の美人である奈緒子に声をかけてナンパに励む

まだ中学3年生の航だったが、

奈緒子は航の誘いになかなか折れない。


そんなある日、突然デートをOKした奈緒子。

景色の良い場所に行きたいと言い、

そこで偶然を装って奈緒子が遭遇したのは、

同じつぐみ寮で奈緒子が想いを寄せていたヒロ先輩だった。


航を当て馬にしてヒロ先輩に振り向いてもらおうと利用した奈緒子に対して、

その事に気が付いた航は思いのほかショックが大きい。

奈緒子の気持ち・奈緒子が好きだった事に気が付き、

当て馬に利用した事について奈緒子の謝罪のキスをする。
それが最後の邂逅のはずだった…。


月日は流れ航がつぐみ寮に入寮した時、

もう会う事は無いと思っていた奈緒子と同じ寮生として再開した。

奈緒子は航海に二人の間の過去を忘れる事など5つの約束をつきつけ、

優等生としての表の顔と、

学園と寮を牛耳る裏の顔を使い分け、

航を子分として利用するようになる。


月日は流れ、翌年の夏休み。

東京の大学に行ったヒロ先輩が星を見るために島に帰って来たところに、

航と奈緒子は偶然に居合わせる。

奈緒子とヒロ先輩の急接近に、

航は今でも奈緒子が好きであることに気が付くが、

航には待つ事しか出来ない。

バイトで隆史さんのペンションの掃除をする航は、

偶然ヒロ先輩の部屋の掃除をすることになるが、

ヒロ先輩と一緒に奈緒子がいた。

奈緒子が出て行った後で掃除をする航に対し、

ヒロ先輩は「受験生の朝倉を惑わせるな」と釘をさされ、

このまま奈緒子がヒロ先輩と東京に帰ってしまうのではないか?と疑うようになる。


奈緒子の事が気になりバイトも手に付かない航だったが、

隆史さんに言われた奈緒子とヒロ先輩のいる所に行ってみると、

そこで奈緒子は

『つぐみ寮を存続させる事を大学受験よりも優先させる』

とヒロ先輩に宣言している場面だった。

奈緒子を信じきれず疑ったことを恥じた航や、

その場に賭け付けたつぐみ寮のメンバーは感激。


そして月日は流れ、つぐみ寮の最後の日…卒寮の日となった。




◆感想など◆

何気に奈緒子の前後編は水着やら風呂やらと、

オパイ祭りでしたね(汗)


冒頭で”アニメ版のストーリーの方が好き”と、酔狂な事を書きました。

何故か?

上手く説明できません。が、

それは航と奈緒子が付き合うという結末でなく、

奈緒子は航よりも寮と皆を選んだという原作にない展開がそう思えた原因かもしれません。

この手のオムニバス形式の話だったら、

海己か凛奈以外と航がくっつく終わり方は見たくなかったのです。



原作では、ヒロ先輩に

「航の事が好きだけど、当て馬に利用した自分からは告白はできない」

というような事を言っていたと思います。

そこを

「大学受験よりも寮の存続(廃寮の後の再利用)を優先したい」

とアニメ版では宣言します。

その奈緒子の漢っぷりが良かった良かった(笑)

このアニメ版でも航は、

初めて一人のヒロインの事を現在進行形で”好きだ”と言っていたことから、

もしかしたら奈緒子と結ばれる展開かな?

などと思ったわけですが、

奈緒子の気持ちは航だけでなく寮とそこでの思い出を選んだんですね。



この主人公の航なんですが、ハッキリ言ってあまり好きではありません。

一昔前のエロゲーの主人公みたいなガツガツした絶倫な”歩くリビドー”は好きでないんですよね。

そういうナンパな主人公は、

幼馴染(海己)か謎の転校生(凛奈)とくっつく分には個人的に納得できます。

が、それが奈緒子のようなキャラだとどうもシックリこないんですよ。

原作のように他のキャラもエンディングが見れるのであれば良いんですが、

1本のアニメの場合は見たくないと思ってます。

一番の(精神的な)大人である奈緒子が大学を捨てて選んだのが航一人ではなく、

それさえも含めた寮とその思い出であったことや、

原作の奈緒子シナリオでは完全にヒロ先輩の事を吹っ切っていたのに対し、

このアニメ版ではまだヒロ先輩の事が好きかもしれないことと、

ヒロ先輩も奈緒子の事を悪くは思っていないような終わり方だった点もありますね。


あとは、『キスで罪滅ぼしした事』を忘れるというのが約束にありましたが、

原作PC版では『罪滅ぼしにバージンを捧げる』&『航の初めての相手』を忘れる約束でしたね。

そいういバックボーンの上での主従関係があったんですが、

それがキスだけだとやっぱり少し弱いかな?

などと思いました。



一応PCの原作は先日全キャラ終らせました。

2006年度のエロゲーの中では評価が高いらしいのですが、

私的にはやはり主人公が好きになれない事から、

それほど面白いとは思えませんでした。

ハーレム状態でのスタートも、ゲームとはいえ嫌悪感がなんとも…。

戯画のゲームは相変らず、

えちぃシーンが濃いのも個人的にはマイナスでしたね。

本当なら原作のキャラ別の感想などだけで1記事長々と書きたいところですが、

10点満点で5点のゲームだったということで察してください。

(ギャルゲーに対しては、たいてい6点か7点という評価をします)


残すは最終回のみ。

最後までこのアニメにお付き合いしようと思います。




この青空に約束を~ようこそつぐみ寮へ~アニメ公式サイト

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