来る4月22日は、アリダ・ヴァリの没後18周年です。
(1921年5月31日生誕 - 2006年4月22日死没)
それを記念して、アリダ・ヴァリの作品をご紹介します。

 


なお、Amazonプライムで無料で視聴可能です。

 

『パラダイン夫人の恋』(1947)
監督  アルフレッド・ヒッチコック
製作 デヴィッド・O・セルズニック
撮影 リー・ガームス
共演 グレゴリー・ペック、
ルイ・ジュールダン

【あらすじ】
英国の名門パラディーン家の未亡人マッデリーナは、突然、夫を毒殺した容疑で起訴された。
アッデリーンは類まれな美貌の持ち主で、戦傷を受けて盲になった夫パラディーン大佐に献身した良妻として知られていたが、ある日、パラディーン大佐が何者かに殺害され、その真相は謎を秘めたままになっていた。
夫人は知己のシモン・フレイカー卿に弁護を頼んだが、卿は自分の友人で若くて敏腕な弁護士アンソニー・キーンを推薦した…

 


ヒッチコックの作品群で、あまり人気の無い作品ですが、女優の美しさという点では、この作品のアリダ・ヴァリは、バーグマン、グレース・ケリーに匹敵するように思います。

この映画でデビューしたアリダ・ヴァリの美しさは、驚くべきものがあります。
小さな顔に、端正な眉と唇が配されており、頬が若干こけている古典的な美人です。
極めて冷たい印象を与える点においては、ガルボを思わせますし、眉のわずかな動きで演技をする点において、ヴィヴィアン・リーの面影もあります。
(実際、アリダ・ヴァリの前には、ヒッチコックは、バーグマンやヴィヴィアンにオファーしていたたそうです。)

 

アリダ・ヴァリの氷のような冷たさは、最後は凄まじい怒りとなり、グレゴリー・ペックに対してぶつけられることになります。


















この映画でのアリダ・ヴァリの美しさについては、語りだすといくら紙幅があっても足りないのですが、素晴らしいシーンを取り上げたいと思います。

アリダ・ヴァリが、愛人であるルイ・ジュールダンを背中で感じるシーンです。
(それはヒッチコックが自らそのような言い方をしているのです)

法廷の被告席にアリダ・ヴァリが既に着席しています。
アリダ・ヴァリの後ろの入り口から、ルイ・ジュールダンが入ってきて、ちょうど、アリダ・ヴァリの左から右へと背面を通っていくのですが、その撮影の素晴らしさたるや、驚くべきものがあります。

映像表現とはこういうことを指すのではないでしょうか。











さて、アリダ・ヴァリの美しさは、撮影監督リー・ガームスによるところが大きいように思います。
リー・ガームスと言えば、パラマウント映画でディートリッヒを撮った軟調の撮影監督です。
(『モロッコ』『上海特急』『間諜X27』)
その意味で、この映画は、ハリウッド黄金時代 --- ディートリッヒ、バーグマン、ヴィヴィアン --- の記憶につながる作品です。


なお、名優チャールズ・ロートンに、名サイドプレイヤーのチャールズ・コバーンが2人で出演しております。
あまりにも手堅いキャスティングに驚きます。

 


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