「うみねこのなく頃に」第14話「episode Ⅲ-Ⅲ positional play」の感想など。
第1の晩を終わらせるための最後の障壁、それがベアトリーチェのお師匠様であるワルギリアだ。
元々、魔法を人々の幸せのために使っていたワルギリアは、それは殺人のために使用しているベアトリーチェに胸を痛めていたのだ。
ロノウェに対し、煉獄の七姉妹達を下がらせるよう指示すると、いざ、勝負開始!
最初の相殺された一撃を見て、ベアトリーチェは双肩の塔を出現させる。集中攻撃がワルギリアを襲うも、それをバリアで防いだワルギリア。
続いては、ワルギリアが巨大な槍を出現させると、ベアトリーチェは巨人兵を召喚。正直、何のデュエルや!とツッコミしたかったよ。
これ、ロノウェ役の杉田さんのアドリブだったら、ずっと僕のターン!とか、カード発動!ターンエンド!とか入れてそうやわ(爆)
そして、ワルギリアの神の槍の攻撃は、ベアトリーチェの巨人兵の神の盾に阻まれてしまうが、これはフェイクだった。
ベアトリーチェが気づいた時には、上空に飛び上がっていたワルギリアの攻撃がベアトリーチェに突き刺さっていたのだ。勝負あり、ワルギリアの勝ち!
と言いたいところであるが…
ワルギリアが黄金の蝶を召喚し、どんな姿をしていたか思い出しなさい、と告げていると…
突然、ベアトリーチェに突き刺さっていた槍が消え、気がつくといつの間にかワルギリアの背中に2本の槍が突き刺さっていたのだ。
実はこの勝負、最初の時点で決まっていたのだ。ベアトリーチェは双肩の塔ではなく、四つ子の塔を召喚していたわけだ。
だが、ゲームを続けるために無限の力でワルギリアを瞬時に蘇らせ、ゲームを行っていたのだと。
そしてメタ世界の推理合戦。
自分の推理も追い込まれ、ベアトリーチェも止められなかったことに、戦人は完全に何を否定すればいいのか分からなくなってしまっていた。
現実世界に戻る。
親族達の話し合いは夜通し行われ、いったん朝食をとって休もうということになったのだが、部屋を出たみんなは漂ってきた異臭に顔をしかめる。
そしてとある部屋の前に書かれた扉に、不気味な魔方陣が書かれていた。部屋の前に流れた血には、夏妃以外は気づいているのか?
他にも、ボイラー室にもその魔方陣があったらしい。
楼座、霧江、秀吉の3人は子供達の様子を見に向かい、残った4人は屋敷内の調査に向かう。
当然だが、子供達は眠っていただけで、無事であることが確認された。
一方、調査チームは金蔵や使用人達が行方不明であること、魔方陣の描かれた扉は全て鍵がかかっていること、使用人室の鍵がなくなっていたことを確認する。
そして、南條が合流した秀吉達のグループは、別館の屋敷のある部屋にて紗音の姿を発見。
外から窓を叩くが全く反応なし。
合流した蔵臼が石で窓を割り、中へ入って初めて紗音が死んでいるのを確認するわけだ。
ここでメタ世界へ映る。
作戦タイム、というか1人だからいつになっても結論が出ないとお手上げな戦人は、負けしかないのかと落ち込んでいると、そこへ先ほどベアトリーチェに殺されて、ゲームから退場したワルギリアが姿を見せる。
そして、日本の儀式の1つに、雨乞いがある、という例を出すワルギリア。
それは科学現象のはずだと返す戦人だが、それを知らない古代の人にとっては魔法も同然である。
さらにテレビのブラウン管の中のグレムリンの例も出すのだが、それには次の狙いがあったのだ。
ブラウン管の中を見なくとも、あなたの提唱する科学的根拠と、私の提唱する魔法的根拠の2つが存在することが言える。
まさに今の六軒島は、根拠が2つ存在すると言える状態であるとも言える。
ただ、戦人は追い込まれすぎて魔法的根拠を信じかけているのである。
話しているうちに、戦人はワルギリアに興味を持ったようだ。そしてワルギリアは、戦人が望むのであれば時折助言を与えるとも告げた。
魔法を否定する戦人にとって、魔女の力を借りるのは矛盾することである。しかし、それで六軒島に潜む謎を解明することができるのであれば、それはそれで願ったり叶ったりなのだからと、戦人は協力を依頼し、戦う気力を取り戻すのだ。
そして戻ってきた戦人に、ファンタジーバトルの回答は出たのかぁ?と告げるベアトリーチェであったが、戦人はそんなのあったのか?とすっとぼけたような答えを出した(笑)
でた、さっきの科学的根拠と魔法的根拠の2つが存在するって理論だ。
何だその返しはと怒るベアトリーチェだが、ロノウェの解説を受けて状況を何となく察し、さらにその本人が戦人の横に現れたことでそれは確信に変わった。
ワルギリアははっきりと、戦人側につくことを宣言したのだ。
さぁ、推理ゲームの再開だ!
次の推理ポイントは、みんなが犯人とともにこの島に密室状態で閉じ込められているという部分について。
事件現場の再構築のため、ワルギリアに解説を頼む戦人。そしてベアトリーチェに密室の定義を再確認し、ベアトリーチェは以後、ベアトリーチェの密室定義と呼称することになった。
1階客間で紗音の遺体、マスターキーと2階客室の鍵発見。マスターキーの総数を復唱要求する戦人。
各使用人が一本ずつで五本だ。
続いて2階客室では熊沢の遺体と3階客室の鍵、マスターキー、密室。
ってか、熊沢が死んだのは、ワルギリアが殺されたからってことだよな?
3階控え室で郷田の遺体と2階貴賓室の鍵、マスターキー、密室。
2階貴賓室で源次の遺体と地下ボイラー室の鍵、マスターキー、密室。
地下ボイラー室で金蔵の遺体と礼拝堂の鍵、密室。
礼拝堂で嘉音の遺体と1階客間の鍵、マスターキー、密室。
6つの密室が巨大な密室を作り上げている展開である。
打開策の1つとして、トラップ論を挙げる戦人。
6人はトラップで殺されてはいない!
ここで戦人はチェス盤理論で、どうやって密室の中で死ぬかということに注目し、6人の中に犯人がいたとしたらこの密室を証明できるとあげた。
6人は死んだと赤で宣言されてはいるが、もし1人が自殺だと仮定すれば、それは証明できるわな。
さあ、戦人の復唱要求!6人は全員他殺である!
それを拒否したベアトリーチェ。苦し紛れだから理由もなしか。
が、チェックメイト直前に慌ててベアトリーチェは赤字で対応。
6人は誰も自殺していない。
もし今までの戦人だったらまた状況が振り出しという展開だったかもしれないが、今回はワルギリアというサポーターがいるため、ごまかしは見逃されなかった。
だってあの赤字、要求された復唱が改善されていなかったから。
そこから戦人は、他殺でも自殺でもない人間が混じっている可能性があると推理し、次の一手を打つ。
6人の中の1人である犯人が5人を殺した後、何らかの方法で隠れるか逃げるかする時に想定外の理由で事故死し、自ら望まない密室殺人を構築してしまった、と。
ベアトリーチェはその推理を赤字で叩き切ろうとしたのだが…
6人の中に事故死は
ここまで言いかけてロノウェの強制ストップが入った。作戦タイムのため、いったん場を離れる2人。
何か初めて、戦人が押せ押せな展開になってるじゃないか。
その頃、碑文の謎解きをしながら全く進展せずに諦めかけていた絵羽に、エヴァがささやきかける。
川から連想するもの、ということで何か閃いた絵羽は、他の人に気取られないように部屋を後にし、辞典などが置かれた部屋へと向かう。
そこで見つけたとある文献を見て、碑文の謎を解明させた絵羽。
地下階段を、ウィンチェスターライフルを手に警戒しながら下りていく絵羽。
そして扉の前で、第9の晩まで終わった時に手紙に書かれる文字が書いてあった部屋に入ると、そこでついに隠し黄金を見つけたのだった…
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