エロいローディーが乗ってみた。
まさかあるとは思わなかったよ、のvol.2である。
ニールプライドのインプレ2台目。
このバイク、slってついているのは「スーパーライト」のことなのでせうか。セクシーロン毛ではないと思うが。
ま、とにかく軽いってことなのだ。
公表値がSサイズのフレーム単体でナント710g!
か、軽いなコレ。ボクの二つ返事くらい軽いのである。
コレって体重制限とかあるんじゃね?年中臨月状態のお腹を持つTT店長は多分乗れないな...。トップチューブが折れちゃうのだ。
このバイクの他のスペックとしては
コンポ 6870アルテグラDi2 (←電池切れてたから充電しといたぞー)
クランクはデュラエース(←うらやま)
ホイールはマヴィックのキシリウムSLR
で、エロいヒトが乗ってみた。
うわ、なんとも不思議な感覚!
まず軽い。当たり前か。
で、多分後ろ三角がまあまあ柔らかい。
でも「グイッ」というタメがあるほどではないのだ。
だからバイクラとかサイスポのインプレでよくある「しなりを生かした乗り方」とかいうのは多分向いてない。(ボクが出来ないだけ、ともいう)
強引に踏み倒すようなガシガシペダリングをするとフレームの軽さが裏目に出てあんまり進まない気がするのだ。
踏み倒したパワーはどこへいったんだという、どっかに力が逃げちゃう感じだなぁ。
ボクみたいにクルクルケイデンス派なら難なくスイスイ進めちゃう。
あぁしまった...ディープリムを履かせて乗ってみたかったのだ。
ダンシングはまあまあ、シッティングはギア1枚軽い感じでボクと相性がよろしい。
軽さはボクが過去に乗ったことのあるバイクで言えばキャノンデールのスーパーシックスエヴォ(ナノ)に匹敵するくらいだな。
差を見い出すとすればエヴォのほうがさらに軽くてまだふわふわ柔らかいくらい。
BURAはそこまで柔らかくないのだ。
下りは前回インプレしたナザーレと一緒で安定感バッチリ。多分フロントフォークがよろしいのかと。
ボクの感想は
前硬め、後ろちょい柔め、振りはそこそこ軽い、下りオッケー、乗り心地普通、乗り手にそんなに優しいわけではないがドグマやターマックほど冷たくもない。
ヒルクライムレースにすぐに出られちゃうハイスペックなバイクである。
うーん...
これねぇ、ここまで軽いならとことん軽さを追求して超ウルトラスーパーハイパー軽量バイクに仕上げてヒルクライム用とかにしたらいいと思うのだ。
ひょいっ!
YOU、ボルト1本までチタンでこだわるような軽量マニアになっちゃえよ!と言いたくなる軽さ。
行き着くところまでいっちゃってシューズやジャージなんかも軽さを追求しちゃって、なんなら上半身裸のレーパンだけにしたりして冬のヒルクライム大会とかバンバンハダカで走って入賞しちゃえと思う。
ボクの好みでいうとホイールは軽くてカッチリ目のホイールがいいな。キンキンのレーゼロとかシャマルとか合いそうだなー。
ここでお店の宣伝をさせてもらうと、このホイールなんかどうだろう。
SHIMANO C24チューブラー
重量は驚きの1151g!!
これぐらいのご飯の量のカレーならぜんぜん食えちゃう。(最高記録ココイチで1600g)
しかもチューブラータイヤも付けてこのお値段らしい。
サイクルワークスTTでやぶれかぶれの投げ売り状態。
フルームもツールで履いていたこのホイール、恐ろしく軽くてそこそこ剛性もあり絶対お買い得だと思うんだが。
うむ、こりゃ決戦用だな。
誰かコレ買ったら貸してほしいくらいである...ヒルクライムは苦手だからあまり出ないけど。
とにかくこのBURAslはそこまでやり切りたくなるようなとても不思議で面白いバイクだったのだ。
(バイクをお貸しくださったS様、ありがとうございました!乗り飽きたらボクが500円で下取するので連絡まってるのだ)
バイク購入のご相談は、あんなコワい顔してお菓子作りをするオッサン店長がいるサイクルワークスTTへどーぞ。