「キックス」という言葉から3(番外)_Vガンダム考察2_「宇宙世紀」から、人物関係を整理 | エコノミライ研究所のブログ

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2015年2月16日に設立した任意団体です。
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を探求して行きます。

いつもエコノミライ研究所のブログをご覧下さり、誠にありがとうございます。

 

 

日産自動車から2020(令和2)年6月30日に発売開始された「(2代目)KICKS(キックス)」について紹介する前に

 

「キックス」という言葉から、引っ掛かる「何か或るもの」が、何種類か、ございましたので

 

”いっそのこと、調べてみよう”

 

という気持ちになりまして、ググってみて、ヒットした項目につきまして

 

先回より、

 

・味覚糖さんのシゲキックス

・関西国際空港(KIX)

・機動戦士Vガンダムと、後期EDを担当した「KIX-S」

そして

・日産自動車の「キックス」と称されたクルマの数々

 

という順番で紹介しています。

 

先回は、「KIX-S」繋がりということで、サンライズアニメ代表作の一つ、1993年4月より1994年3月まで全51話に亘(わた)って放映された

 

機動戦士Vガンダム

 

についての紹介をレポートし始めています。

 

ただ、一概に「ガンダム」と申しましても、大変、幅広く、非常に、深い世界でありますので、分かる人には判りますし、知らない人には、何をお伝えしても、判らないかもしれません。

 

そこで、機動戦士Vガンダムの歴史的背景、世界観、「宇宙世紀」という歴史に名を遺す主な人物についての解説を、比較的、コンパクトにまとめてある「ウィキペディア記事」をサルベージ致しました。

 

 

今回は、いよいよ、機動戦士Vガンダム関係で、知っておくべき主要な登場人物をウィキペディア記事からサルベージ致しました。

 

今回も、私見は差し控え、次回以降、思うところを述べようと思っています。

 

それでは、長文となりますが、お楽しみください。

 

・・・・・以下、サルベージ・・・・・

 

<<リガ・ミリティア主要人物>>

 

<ウッソ・エヴィン (Üso Ewin) >

「アニメ『機動戦士Vガンダム』に登場する架空の人物。本作の主人公で13歳。 担当声優は阪口大助。

名前の「ウッソ」は「嘘」からとられており、これには「言葉というのはみんなウソかも知れない、本当に見えても言葉に言葉を重ねていくとウソになってしまうかも知れない」という、作品の象徴のような意味が込められている。

宇宙世紀0140年頃の生まれで、地球の東欧に存在する不法居住区ポイント・カサレリアで行方不明の両親(父ハンゲルグ・エヴィン、母ミューラ・ミゲル)を待ちながら暮らしていたが、0153年4月5日の夕刻にパラグライダーで飛行していた時にザンスカール帝国のモビルスーツとリガ・ミリティアの小型戦闘機(Vガンダムのコア・ファイター)との戦いに巻き込まれ、どさくさに紛れてクロノクル・アシャーの乗るシャッコーを強奪する。その後、モビルスーツの白兵戦闘に関するセンスや潜在能力の高さを買われてリガ・ミリティアと共に行動し、ヴィクトリーガンダムやV2ガンダムのパイロットとしてザンスカール帝国と戦い抜いた。オデロ・ヘンリークとトマーシュ・マサリクがパイロットに加わってからは、ホワイトアーク隊としての連携も見せた。

子供ゆえに恋愛に対しては奥手で女性の扱いを知らない。カテジナ・ルースに対しては自らの理想の女性像を押し付けようとし、しばしば煙たがられていた。

また、幼馴染のシャクティ・カリンに対しては妹のように思っているが、実際には彼女に精神的に依存しきっている。そのため、シャクティが危険に晒されると冷静な判断を失いがちである。別離や精神的な成長を経て、ウッソはシャクティのことを異性として意識しはじめる。

目上の大人に対しては礼儀正しいのだが、実の姉のように慕っているマーベット・フィンガーハットがオリファーと結婚した際には嫉妬を隠せなかったり、実母と再会した際には甘えて母の膝の上で眠ってしまったりと、時折子供っぽい面を見せる。

年齢は13歳と非常に若く、これはテレビ放送された作品の主人公およびパイロットとして登場する主人公としてはガンダム史上最年少である。趣味は何かを知ること、特技は女の人に好かれること(オデロ談)。

自宅の1階には、コンピューターチップがたくさん入った引き出しがあり、ロメロ・マラバルはそこからコア・ファイターに使えるものを見つけ出し、5枚ほどウッソから貰っている。

ウッソの両親がここに移り住んだのは、この建物が地下のコンピューターバンクと繋がっているからだった。そのコンピューターバンクに通じる道は地震があったため荒れていた。コンピューターは父親のハンゲルグ・エヴィンが使えるようにした。閲覧できる中身は旧世紀時代のもので、ほとんどが役所の書類ではあったが、普通の図書館の本もありウッソはそれを読んで一般教養を勉強していた。また、「cosmo Amban」「BANDAI BATTLE」と筐体に書かれた初期のMSシミュレーターもあり、ウッソはこれを遊んでいたことでMS操縦のセンスが養われていた。」

(出典:ウィキペディアウッソ・エヴィンhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%83%E3%82%BD%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%B3

 

<シャクティ・カリン (Shakti Kareen)>

「アニメ『機動戦士Vガンダム』に登場する架空の人物。11歳。担当声優は黒田由美(現:市原由美)。

本作『機動戦士Vガンダム』のヒロイン。主人公ウッソ・エヴィンの幼なじみ。やや薄い褐色の肌と黒髪に黒い目を持つ少女。趣味はフランダースと散歩、花の世話。特技はカルルの好きなミルクの温度がわかること。

ザンスカール帝国の女王マリア・ピァ・アーモニアの実の娘であり、ザンスカール帝国軍のエースパイロットクロノクル・アシャーの姪にあたる。母と同じサイキッカー(ニュータイプ)としても高い素養を持つ。しかし母マリアとは何らかの事情で生き別れている。

牧歌的で素朴、おとなしい性格だが芯が強く、マリア主義に感化・洗脳されたカテジナ・ルースとは対照的に、最後まで戦争やザンスカールの恐怖政治を否定しつづけた。

その一方、平和を願うあまりに話し合いを求めて敵中に単独で入ってしまうなど、無謀な行動を独断で行う一面もあり、結果的にトラブルメーカーとなってしまうことも多かった(もっとも、これは戦争のトラウマから精神を病んでしまった面が大きい)。

幼馴染のウッソ・エヴィンに対しては兄のように慕っているが、カテジナ・ルースのウッソへの手紙を隠したり、シュラク隊に嫉妬してむくれたりと、ウッソには無意識的に恋心を抱いているようである。

物語の序盤では11歳の少女らしく、目印となるヤナギランを植えておけば、自分がどこにいても、親が見つけてくれるとずっと信じていたり、戦争に怯えてカサレリアに帰りたがったりとまだ幼さを残していた。

ヤナギランはシャクティにとっては育ての親の象徴的存在であると同時に精神的な支えであり、ベチエンがベスパに攻撃された時には、彼女は恐怖心に取り憑かれて親に助けを求め、森で泣きながらヤナギランの種を植え続けていた。

幾多の悲劇を経験し、精神的に成長していくとともに、ヤナギランやカサレリアに精神的に依存しなくなってゆく。

しかし、マリアの娘であることが判明してからは、ウッソにさえザンスカール帝国側の人質とみなされる扱いとなり、彼女を確保するために命を落とした者も少なくない。

物語後半では女王の娘としての威厳をみせ、タシロ・ヴァゴら大人たちを驚かせるほどの気丈な娘に成長した。

サイキッカーとしても母マリアを凌ぐ能力を見せ、最後にはサイキッカー達の力を最大限に引き出し、“暖かな光”とも呼ばれる「ウォーム・バイブレーション」を発生させた。その未知の光によってザンスカール帝国の超巨大サイコミュ兵器エンジェル・ハイロゥを浄化するように空中分解させ、戦争を終結に導いた。

なお、第2~4話はシャクティの回想話になっている他、次回予告も彼女視点のモノローグとなっている。

母親との関係
アニメ版では幼いシャクティを抱いた母マリアの写真は残っており、シャクティも「マリアおばさん」という名で覚えていた(第8話)が、マリアが実の母と知るのは後である。マリアと離れて暮らしていた理由については、マリアがシャクティの安全を考えて地球に下ろしたのだとクロノクルは説明している(第24話)。

劇中での活躍
物語の序盤では、赤ん坊が苦手なカテジナにかわってカルルマン・ドゥカートゥスを養育したり、ウッソの帰りを待ちながら料理をしたりしていた。また、マーベット・フィンガーハットが結婚した際には、シーツからウエディングドレスを作ったり、花嫁のブーケを受けとったりという場面もあり、家庭的な少女であることが強調されていた。

もともと素養があったらしく、ウッソ同様、宇宙に出てからサイキッカー(ニュータイプ)としての能力を開花させ、物語終盤にはザンスカール帝国の超巨大サイコミュ兵器エンジェル・ハイロゥのキールームで戦争を終結させるために祈りを捧げる。その終戦を願う真摯な祈りと、サイキッカー達の力を借りて“暖かな光”とも呼ばれる「ウォーム・バイブレーション」を発生させ、その未知の光によってエンジェル・ハイロゥを浄化するように空中分解させた。エンジェル・ハイロゥのパーツに利用されていたサイキッカー達はエンジェル・ハイロゥが地球の生き物達に悪影響を与えないように、両軍の地球に不要な兵器を巻き込みながら宇宙の彼方へと昇って行ったが、シャクティがいたキールームは地上に向かって自由落下を続け、V2ガンダムに回収された。

その後シャクティはウッソ達とともにポイント・カサレリアに戻り平和な暮らしを取り戻した。ラストシーンでは視力を失ったカテジナ・ルースと再会するが、あえて彼女に自らの名を告げず、ウッソにも憧れの女性の変わり果てた姿を知ることのないよう、カテジナと会ったことを告げなかった。そしてカテジナとシャクティの涙をもって『Vガンダム』は終幕を迎える。」

(出典:ウィキペディアシャクティ・カリンhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%82%AF%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%83%B3

 

<オイ・ニュング(Oy Nyng)声 - 掛川裕彦>

「リガ・ミリティアのヨーロッパ地区担当のカミオン隊のリーダー。70歳。リガ・ミリティアの中心人物の一人であり、仲間からは「伯爵」と呼ばれている。

現在はザンスカール帝国となっているサイド2のコロニー「アメリア」の出身であると言われている。伯爵自身は、アムロやシャアといった伝説的な英雄がいた時代を生きており、白いMSあるいは『ガンダム』の名が意味するものを充分以上に知っている世代だと言える。彼は「シャアの反乱」以降に活発化した地球上の不法居住者を摘発する連邦政府管轄の軍事組織マハ(マンハンター)での要職にあったといわれ、その官僚的な生活に嫌気がさし、それから逃れるため辞職したらしい。そして、戦乱の時代となったことを考慮してリガ・ミリティアと接触を持つようになったという。

ウーイッグではリガ・ミリティアの工場長ボイスンと会う約束をしていたが、アニメ第一話の時点でイエロージャケットによる爆撃で既に彼は死亡しており、焼死体の山の中からロメロによって発見された彼を見てとても悲しんでいた。

クロノクルがリガ・ミリティアの基地に乗り込んできた際、カテジナとともに人質に捕らえられ、拷問された挙句ギロチンにより公開処刑となった。これがウッソにとってトラウマとなり、ウッソはリガ・ミリティアからの脱退も考えた。しかし、彼の死はリガ・ミリティアメンバーの結束を強めた。」

(出典:ウィキペディア機動戦士Vガンダムの登場人物https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A9%9F%E5%8B%95%E6%88%A6%E5%A3%ABV%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%A0%E3%81%AE%E7%99%BB%E5%A0%B4%E4%BA%BA%E7%89%A9

 

<マーベット・フィンガーハット(Marvet Fingerhat)声 - 白石文子>
「浅黒い肌をしたリガ・ミリティアの女性モビルスーツパイロット。22歳。レギュラー陣の中で最も長身(クロノクルやタシロよりも高い)。Vガンダムのテストパイロットだったが、戦闘中に脚を負傷する。その後、マーベットの乗っていたVガンダムは、ウッソ・エヴィンが乗ることになる。

リガ・ミリティアではお姉さん的な存在で、落ち込むウッソを慰めたりもした。オリファー・イノエとは恋人関係にあって、ザンスカール帝国に協力しているマケドニアコロニーで捕虜になった際には、看守達の注意を引くためではあるが結婚する。その後、オリファーがモトラッド艦隊に特攻して戦死したため、その悲しみのあまり気が動揺しそれが戦闘中にもあらわれていたが、その悲しみを乗り越え戦うことを決意する。オリファーの戦死後は、彼の後を継いでホワイトアーク隊・シュラク隊のまとめ役を務めた。ホワイトアーク隊のリーダー格ではあるが、シュラク隊と作戦行動を共にする場面も多かった。

戦乱の後半に、自分の中にもう一つの命、すなわちオリファーとの子が宿っていることを感じるようになる。ファラ・グリフォンも、マーベットの中にもう一つの鼓動を感じ、戦闘中に一瞬油断をしてしまった。

多くのリガ・ミリティアのメンバーが激戦で死んでゆく中を最後まで生き残り、戦後はウッソ、シャクティらと共にオリファーの墓があるポイント・カサレリアに移り住んでおり、お腹も大きくなっていた。

主な搭乗機はVガンダム、Vガンダムヘキサ、ゾロアット(ホワイトアット)。また、ホワイトアークの事実上の艇長。」

 

<レオニード・アルモドバル(Leonid Almodovar)声 - 中田譲治(ナレーションも兼任)>
「カミオン隊メンバーの一人。70歳。医術の心得があるらしく、聴診器を首から提げている姿がよく見られた。エンジェル・ハイロゥ攻防戦にて若いクルーを脱出させた後、ロメロと共に損傷したガンイージに搭乗。リーンホースの甲板上に座り込んで援護射撃を行うも、アインラッド付きゾリディア隊の猛攻の前に対処できず、至近距離からコクピットに直撃を受けて戦死した。」

(出典:同上)

 

<ロメロ・マラバル(Romero Marvall)声 - 茶風林>
「カミオン隊のメカニック。カミオン隊最年長の85歳で、元はサナリィにいたらしい。エンジェル・ハイロゥ攻防戦にてリーンホースがズガン艦隊の中心へ特攻をかける際、レオニードと共に中破したガンイージに搭乗してアインラッド付きゾリディア隊を迎撃するも、敵の数と速さに対処できず、至近距離からコクピットにビームの直撃を受け戦死を遂げた。」

(出典:同上)

 

<ハンゲルグ・エヴィン(Hangerg Ewin)声 - 堀内賢雄>

「リガ・ミリティアの創設者ジン・ジャハナムの一人。また、ミューラ・ミゲルとは夫婦であり、主人公ウッソ・エヴィンの実の父親。

厳格な性格の現実主義者。息子のウッソがニュータイプであることを信じ、幼少の頃から徹底的に鍛え上げた。一方、実際にウッソがエースパイロットとなってしまったことには戸惑いがあり、少しぶっきらぼうに接してしまっていた。ウッソのハロは彼が拾って改造したものである。

最終決戦時にはリガ・ミリティア及び地球連邦軍の連合軍の指揮をムバラク・スターン提督と共に執っていたが、旗艦であるラー・カイラム級戦艦ジャンヌ・ダルクの特攻直前に姿を消し、それに気づいたムバラクから「はしっこい(狡猾な)男」と評される。ザンスカール帝国との戦いの後に次なる脅威と目される木星開発公団と戦うために退艦して行方をくらましたと言われている。

小説版ではリガ・ミリティア艦隊がエンジェル・ハイロゥに最後の攻撃を仕掛ける前に、ムバラクの諫言でジャンヌ・ダルクより退艦、木星公団の調査へ向かった。」

(出典:同上)

 

<ミューラ・ミゲル(Myra Miggell)声 - 兵藤まこ>
「元サナリィの研究者でリガ・ミリティアの主要人物のうちの一人。ハンゲルグ・エヴィンとは夫婦であり、主人公ウッソ・エヴィンの母親。

初期のリガ・ミリティアのモビルスーツ開発で重要な役割を果たす。当初は一家でカサレリアで暮らしていたが、リガ・ミリティアの作戦が本格化すると幼いウッソを残して宇宙へ行った。ウッソに対しては出産前に見た夢(本人は啓示として受け取っていたようである)により特別な存在と感じ取っており、幼いころからサバイバルや高等教育などを施しニュータイプとしての素養を育てていた。

月面のセント・ジョセフにてウッソと再会、しばらく行動を共にする。しかしシャクティの先行した行動をカバーするためにシャクティの代わりにザンスカールに囚われの身となってしまう。

地球浄化作戦の折、ピピニーデンにV2ガンダムのパイロットの母親であることを悟られ、人質としてモビルスーツの手に握られ盾にされる。ウッソはモビルスーツを行動不能にして救出を試みたが、地面の凹凸によって跳ね上がった戦艦リシテアの車輪に敵モビルスーツもろとも巻き込まれ首だけになるという最期を遂げた。その首は、劇中の展開でヘルメットを着用しており重いヘルメットとして描かれた。

苗字から、シャア・アズナブルとナナイ・ミゲルの間にできた子孫ではないか?という説があるが、後に富野監督から否定されている。また後にミゲルのスペルがNanai MiguelとMyra Miggellで違うことが公式な書籍に掲載される。」

(出典:同上)

 

なお、

 

シャクティの飼い犬

フランダース(Frandars)声 - こおろぎさとみ

 

被災地ラゲーン以降合流した

ウォレン・トレイス(Warren Trace)声 - 松本梨香
オデロ・ヘンリーク(Odelo Henrik)声 - 中田雅之 
スージィ・リレーン(Suzy Relane)声 - こおろぎさとみ
カルルマン・ドゥカートゥス(Karlmann Dukartuse)声 - こおろぎさとみ

リガミリティアエースパイロットの
オリファー・イノエ(Oliver Inoe)声 - 園部啓一

シュラク隊の
ジュンコ・ジェンコ(Junko Jenko)声 - 小林優子
など

太陽発電衛星ハイランド出身の
トマーシュ・マサリク(Tomache Massarik)声 - 関智一
カレル・マサリク(Karrel Massarik)声 - 小林優子
エリシャ・クランスキー(Elischa Kranskie)声 - 柳沢三千代
マルチナ・クランスキー(Martina Kranskie)声 - 吉田古奈美(現・吉田小南美)

 

等の登場人物については、スペースの関係上、割愛させて戴きます。

 

 

<<地球連邦軍主要人物>>

 

<ロベルト・ゴメス(Robert Gomez)声 - 加藤治>
「地球連邦軍の大尉。55歳。旧ベチエンの飛行場からカミオン隊の輸送を請け負い、そのままリガ・ミリティアと行動を共にする。かつては連邦軍の中でも「給料泥棒」と揶揄されていたほどの軍人の一人で、初登場時はまったくやる気の無いダメ親父だった。しかしウッソ達に出会って真面目な性格になり、リガ・ミリティアの中心となって大いに活躍した。やや口調は厳しいが、指揮官として優れた才能を発揮し、リーンホース(Jr)の艦長として各地を転戦。幾多の苦境を切り抜けてきたが、最後の戦いで老人クルーらと共にビームラムでモトラッド艦隊の旗艦アドラステアへ特攻、艦隊を巻き込んで壮絶な戦死を遂げた。尚、V-MSVによると以前はアフリカ戦線のAAAA隊に所属し、ジェムズガンを駆っていたといわれている。」

(出典:同上)

 

<ムバラク・スターン(Mubarac Starn)声 - 藤城裕士>
「地球連邦宇宙軍の提督。階級は大将。容姿・性格ともに『機動戦士ガンダム』のレビル将軍を髣髴させる人物。統制と指揮能力も弱体化した当時の地球連邦軍の中では有能な人物で、地球連邦軍主力艦隊の一つであるムバラク艦隊を旗艦のラー・カイラム級機動戦艦ジャンヌ・ダルクで指揮をとる。

彼は、ザンスカール帝国の勃興以来何の対抗策も採ろうとしなかった連邦政府に見切りを付け、連邦の将軍の権限で可能な範囲の裁量で法的に問題のない手続きを踏んで独自の行動を起こした。しかしこれが連邦軍の主流派から疎まれる事となり彼は事実上左遷されたも同然の状態に陥った、つまり彼の指揮する旗艦ジャンヌ・ダルクのもとに集結した連邦軍の艦隊も実質的に連邦軍の主流派から外されていた勢力だった。リガ・ミリティアに合流した後の作戦に際して必要な情報収集も連邦軍の上層部によって意図的に阻害されており、エンジェル・ハイロゥの建造に関しては連邦軍の諜報機関が事前に情報を入手していたにも関わらず、連邦とザンスカールとの裏取引によってその情報は隠蔽されていたらしい。

ザンスカール戦争の終期、ハンゲルグ・エヴィンの要求を受け、リガ・ミリティアに合流。以降、リガ・ミリティア艦隊の総司令官となる。彼の指揮するムバラク艦隊は兵器系統こそ旧世代だが、精強な実力を持つ艦隊であり、エンジェル・ハイロゥ会戦においては優れた指揮能力を発揮、善戦する。帝国第一陣であるピピニーデンのラステオ艦隊、エンジェル・ハイロゥから離脱したタシロ艦隊を全滅させ、ザンスカール最強のズガン艦隊とも互角以上の戦闘を演じた。最後はジャンヌ・ダルクによる特攻を敢行するため、乗員の退艦作業を行っているさなかリグ・コンティオにブリッジを破壊され、死亡する。しかしジャンヌ・ダルクは戦場を突き進み、ザンスカールの総旗艦であるスクイード級戦艦ダルマシアンを巻き込んで轟沈した。

上記の活躍の通り、ムバラクの擁する連邦軍主力艦隊の物量はザンスカール帝国にとって脅威であることには変わりなく、リガ・ミリティアが勝利に至ったのは旗艦ジャンヌ・ダルクを始めとする戦力の充実がなければ不可能だったであったとされる。

小説版ではウッソに祖父のように接し、ウッソもハンゲルグよりムバラクに好意を寄せている節がある。エンジェル・ハイロゥ宙域での最終決戦に臨む前には、木星公団を探ろうとするハンゲルグの意図に気づき、ハンゲルグのジャンヌ・ダルク退艦を許可するなど、アニメ版以上にハンゲルグとの接点も描かれた。最後は、ザンスカール艦隊の主力に特攻し、壮絶な戦死を遂げた。」

(出典:同上)

 

 

<<ザンスカール帝国>>

 

<カテジナ・ルース>

「アニメ『機動戦士Vガンダム』に登場する架空の人物。17歳。担当声優は渡辺久美子。

ポイント・カサレリア近くの街ウーイッグで商店を営むテングラシー・ルースの娘。家庭を顧みず他に女を作る父、それにかこつけて自身も愛人を作っていた母に幻滅していた。ウッソ・エヴィンとは元々ペンフレンドの間柄であったが、ウッソから一方的にメールを送りつけられることには時に疎ましくも感じていた。戦災を逃れるためにリガ・ミリティアとなしくずしに行動を共にするが、年少の子供たちが戦争に巻き込まれていく中、ウッソをモビルスーツパイロットとして駆り出すリガ・ミリティアの大人たちに、次第に嫌悪感を抱くようになる。

その後、しばらくリガ・ミリティアに身を寄せるが、ザンスカール帝国の王弟クロノクル・アシャーによってオイ・ニュング伯爵とともに捕えられ人質となる。

しかしクロノクルの人柄に触れて彼に惹かれはじめ、行動を共にするようになった。マリア主義に洗脳され、クロノクルの秘書官として働くようになる。この頃はまだ良心が残っており、カイラス・ギリー攻略戦の混乱のさなか、簡易ボートでシュラク隊のペギー機に接触しシャクティが無事であるというウッソ宛の伝言を残している。

やがて、ザンスカール帝国が実際はフォンセ・カガチによる傀儡政権であり、真の母系社会を確立しようとするクロノクルを助けるために自らもザンスカールの軍人として戦場に赴くようになる。

精神的に弱く、粗忽さも目立つクロノクルに苛立ち、ことごとく邪魔をしてくるウッソの能力に嫉妬しながら次第に憎しむようになる。また、シャクティ・カリンに対してもやがて憎しみの感情を持つようになる。

新兵の頃はルペ・シノ隊に配属されていたが、徐々にその才能を開花させルペ・シノを配下に置くようになり、終盤に差し掛かるとベスパのエースも次々に戦死し、カテジナ自身がエースとして戦場に出るようになる。エンジェル・ハイロゥ攻防戦時には女王の近衛兵に命令していることから、かなり階級が上がっていることがうかがえる。

当初はマリア主義への帰依心やクロノクルを助けたいという気持ちから戦闘を行っていたカテジナであったが、クロノクルに失望し、殺し合いを続けることにより狂気に取り憑かれるようになり、やがてクロノクルが敗れ死んだあと、彼の仇を取るためウッソをだまし討ちするなど、彼女の戦いはウッソやシャクティへの偏執的なまでの敵愾心による、私闘とも呼べるものへと変質していった。

エンジェル・ハイロゥ攻防戦では実質的に専用機であるゴトラタンを与えられ、シュラク隊を単機で全滅させ、オデロ・ヘンリーク機を撃墜するなど、まさしく鬼神の如き強さをみせた。

またウッソを動揺させるため、捨て駒として部下であるネネカ・ニブロー率いる部隊に水着姿でモビルスーツに白兵戦を挑ませたこともある。そのやり方にウッソは激怒し、ビームサーベルでカテジナごとコクピットを貫こうとするなど、明確な殺意をみせるほどであった。その後、最後の敵としてウッソの前に立ち塞がるが、既にカテジナの精神は戦争の狂気によって徹底的に破壊されていた。キールームにいるシャクティを盾にウッソに迫るが、ウッソと共にある戦死した者たちの思念を感じ取り発狂。錯乱しつつV2ガンダムに対し砲撃を仕掛けるが、光の翼を利用した防御によって防がれる。

戦争終結後、全ての立場を失い、視力と記憶もほとんど失われた状態でウーイッグに戻ろうとする途中、シャクティ・カリンと再会する場面が描かれる。廃墟と化した故郷ウーイッグへの帰途へつくカテジナを描きつつ、物語は幕を閉じる。」

(出典:ウィキペディアカテジナ・ルース

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%86%E3%82%B8%E3%83%8A%E3%83%BB%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%B9

 

<クロノクル・アシャー>

「アニメ『機動戦士Vガンダム』に登場する架空の人物。担当声優は檀臣幸。

ザンスカール帝国の将校。初登場時の階級は中尉だったが、物語序盤で大尉に昇進。その後順調に出世していき、終盤では中佐以上の階級に上り詰めている。

女王マリア・ピァ・アーモニアの実の弟であり、シャクティ・カリンの叔父でもある。後に彼の指揮下に入ることになるアルベオ・ピピニーデンは士官学校時代の先輩にあたる。

生粋のスペースノイドであり、地球のホコリを嫌って地上では白いマスクをつけていることが多い。自らのトレードマークにすべく宇宙でも着用している。女王の弟という扱いづらい立場から周囲には疎んじられ、最前線であるヨーロッパのラゲーン基地に配属される。

性格は、物語序盤ではリガ・ミリティア潜入中に寝ぼけたスージィをトイレへ誘導する、人質作戦を取ったピピニーデンを激しく嫌悪するなど心優しく良心的な面が描かれていたが、中盤以降は出世してきた影響もあり、非人道的な作戦にも躊躇無く積極的に参加していくなど冷酷に変わっていった。

ザンスカール帝国の中でもトップクラスのモビルスーツ操縦技術を誇り、最終決戦ではリグ・コンティオを駆り、恋人のカテジナ・ルースが乗るゴトラタンと共にウッソ・エヴィンにとって最後の強敵として立ちはだかる。その戦闘では、敵の助太刀がなければウッソのV2ガンダムを撃破という所まで追い込んだ。

劇中での活躍
1話より登場。物語の序盤、ポイント・カサレリアでMSシャッコーのテスト中、コア・ファイターと接触し交戦状態に入る。その際に付近を飛行していたウッソに機体を強奪されるという醜態を演じてしまう。それ以来、彼とは浅からぬ因縁を持つことになる。奪われたシャッコーは専用のゾロを駆って自らの手で撃墜し取り戻すも、次戦ではウッソのVガンダムにゾロを撃墜され、カサレリアの森に不時着する。しかしそのままリガ・ミリティアのアジトに潜入し、中心的メンバーの一人であったオイ・ニュング伯爵を拉致するという功績も挙げている。そのとき共に拉致したカテジナとは後に恋人の関係になる。劇中9話ではVガンダムを拿捕して搭乗するが、慣れない機体のためオリファー・イノエのボトムファイターと交戦した際に脚部を破壊されたため、そのまま放棄している。

その後ファラ・グリフォンの宇宙行きに同伴するため、ピピニーデン隊とともにアーティー・ジブラルタルに進駐する。ジブラルタルの戦闘ではトムリアットに搭乗しファラの護衛を務め、そのままシャトルで宇宙へと上がる。宇宙に上がった直後にカイラスギリーにとりついていたバグレ隊と遭遇したため、トムリアットで旗艦であるクラップ級のブリッジを破壊し、降伏に追い込んでいる。

カイラスギリー防衛戦ではアマルテアの戦闘指揮を任され、ゾロアットで陣頭指揮を執りウッソのVガンダムと交戦するも撃退される。リガ・ミリティアのカイラスギリー侵攻が行われる直前に新型機のコンティオを受領するが、調整が間に合わず防衛戦には直接参加できず、指揮官のタシロ・ヴァゴを連れて脱出する。

ザンスカール本国帰還後はカテジナをパイロットに仕立てる一方でコンティオ戦隊を組織し、追撃をかけてきたリガ・ミリティアを圧倒。コンティオでシュラク隊のペギー機を撃破している。その後乗機のコンティオは27話でシュラク隊ジュンコのガンイージに攻撃を受け中破し、その後カイラスギリーの射線をズガン艦隊から逸らすために爆破させ喪失している。

中盤では女王の実子と判明したシャクティをザンスカール帝国側に連れ戻すなどの働きもあり、パイロットから離れモトラッド艦隊の司令官に抜擢され、地球浄化作戦のを指揮を執る。月面からリガ・ミリティアと幾度も交戦を繰り返し、途中オリファーの特攻などを受けつつも艦隊を無事に地球に降下させ、メキシコ湾から上陸して地上施設に甚大な被害を与えた。地球浄化作戦ではピピニーデンの卑劣な作戦に嫌悪を感じ人質の回収をカテジナに命じている。直後に締結された地球連邦との停戦協定を機に艦隊ごと宇宙へと上がり、エンジェル・ハイロゥの防衛に就く。

リガ・ミリティアとの最終決戦、エンジェル・ハイロゥ攻防戦では、リグ・コンティオに搭乗し、特攻を仕掛けようとしたジャンヌ・ダルクのブリッジを破壊し、さらにリーンホースJr.に接近し左エンジンを破壊するも、オデロ・ヘンリークとトマーシュ・マサリクに撃沈を阻止される。その後、カテジナが操縦するゴトラタンと共に最後の強敵として、V2ガンダムに乗るウッソの前に立ち塞がった。激闘の末、V2ガンダムの光の翼でリグ・コンティオで両足を失い、更にビームサーベルを2本併せることで刀身の出力を上げた攻撃を胴体を受け、乗機のコントロールを失ってエンジェル・ハイロゥを転げ落ちる最中にコクピットハッチから投げ出されて、姉の名前を心の中で叫びながらエンジェル・ハイロゥに頭から叩き付けられ死亡した。

コンティオ搭乗時までは一般兵と同じ黄色のノーマルスーツを着用していたが、リグ・コンティオに搭乗した最終決戦のみ、専用のグレーのノーマルスーツを着用した。」

(出典:ウィキペディアクロノクル・アシャー

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%8E%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%BC

 

<マリア・ピァ・アーモニア(Maria Pure Armonia)声 - 篠原恵美>
「ザンスカール帝国の女王。29歳。
もとはサイド1〈アルバニアン〉において娼婦として糊口をしのいでいたが、宇宙世紀0141年に娘(シャクティ)を懐妊したことを機とするかのようにサイキッカーとしての能力に目覚め、以降は心霊療法を交えた“相談所”を開設することで生活水準は上がっていった。さらに宇宙世紀0144年には一定の信奉者が集まり、『マリア光の教団』として〈アルバニアン〉政庁に団体結成を申請……ここまでは“占い師”の域を出るものではなかった。しかし宇宙世紀0145年にカガチが接触、マリアをサイド2〈アメリア〉政庁ーー後のザンスカール帝国ーーの女王として見いだし、母なるものを大切にするという「マリア主義」を掲げ女王として君臨“させられる”こととなる。前述の通りシャクティ・カリンの母でもあるが、安全のため(24話のクロノクルの説明による)に地球に下ろされており、生き別れていた。

本人の性格は弟のクロノクルをして「なぜそうも寛容なのか」と言わしめるほど寛容かつ慈愛に満ちている。女王として強い意志を持って人々を正しい方向へ導こうとしていたが、カガチによるエンジェル・ハイロゥの真の目的に落胆し、さらに終盤では造反したタシロに囚われてしまう。囚われの身となった際にタシロを止めるため、強い思念でタシロ艦隊へウッソを呼び寄せる。ウッソにカガチやタシロの野望を挫く様に伝えるが、逆上したタシロによって射殺された。」

(出典:ウィキペディア機動戦士Vガンダムの登場人物

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A9%9F%E5%8B%95%E6%88%A6%E5%A3%ABV%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%A0%E3%81%AE%E7%99%BB%E5%A0%B4%E4%BA%BA%E7%89%A9

 

<フォンセ・カガチ(Fonse Kagatie)声 - 大矢兼臣>
「ザンスカール帝国の宰相。65歳。片眼は義眼。肩書きでは女王マリア・ピァ・アーモニアに仕える身だが、軍務組織ベスパの指揮や、ギロチンによる制裁を行うなど、実質的には帝国のトップに君臨している。ただの占い師(娼婦)であったマリアを、女王の座に祭り上げた張本人。木星船団公社に長く勤める中で、地球圏で絶えず争乱を続ける人類に嫌気が差し、その粛清を図る。

宇宙世紀0151年に「木星帰り」としてサイド2へと舞い戻ると、政党「ガチ党」を結成する。当時の政権与党の贈収賄被告をギロチンによって公開処刑、数世代にわたって“血の饗宴”から遠ざかっていたスペースノイドの感性に強く訴えかけ、短期間でガチ党を政権与党へ押し上げた。同時に“女王”をたてる事で、自身の行為を文化として演出し、短期間で数基のスペースコロニーをザンスカール帝国として、地球連邦政府から独立させるに至る。

ビッグ・キャノン作戦、地球クリーン作戦を隠れ蓑にして、木星の伝手を利用しエンジェル・ハイロゥをパーツ毎に建造させ、密かに地球圏に運び込むことで、本懐であるエンジェル・ハイロゥ作戦を展開する。二万人のサイキッカーという“新たな種”をコールドスリープで保存しつつ、サイコミュのセレブレイト・ウェーブによって争いにまみれた現行人類を、自身を含めて全て消し去ろうとするカガチ。その姿は、ウッソ・エヴィンに「頭でっかちの老人の絶望で、人類が全滅するなんて!」と叫ばせた。

最期は混戦の中、ジャンヌ・ダルクの特攻を受けるダルマシアンから間一髪で脱出した後、爆風の中エンジェル・ハイロゥ内部のマリアの玉座へと辿り着く。玉座に浮かぶマリアの幻影に向かって発砲するなど錯乱状態に陥り、エンジェル・ハイロゥの崩壊に巻き込まれて吹き飛ばされる。」

(出典:同上)

 

<ムッターマ・ズガン(Mutterma Sugan)声 - 中博史>
「木星帰りのザンスカール帝国の第一艦隊を率いる将校で階級は中将。ザンスカール帝国の実質のNo2で、カガチとは木星船団以来の盟友でもある。

開戦当初から新鋭MSを擁する艦隊で周囲のコロニーを次々と制圧し、またサイド2連合艦隊を破るなど敗北が殆どなかった事からその指揮能力を恐れられ、連邦軍やリガ・ミリティアに「無敵のズガン艦隊」とまで言わしめるほどであった。しかし本国付近でリガ・ミリティアに奪われたビッグ・キャノンの直撃を受け、多数の艦艇が轟沈。艦隊の再編を余儀なくされる。地球浄化作戦には参加せず、その裏でカガチの意向を受け、秘密裏に木星圏よりエンジェル・ハイロゥを運ぶ任に当たっていた。

エンジェル・ハイロゥ攻防戦の際にはスクイード級旗艦ダルマシアンに座乗、最後方でエンジェル・ハイロゥの護衛に就いていた。エンジェル・ハイロゥが崩壊を始めた混乱の隙を突かれてジャンヌ・ダルクの接近を許し、自爆特攻を受けて避けきれずそのまま艦と運命を共にして爆死した。」

(出典:同上)

 

<タシロ・ヴァゴ(Tassilo Wago)声 - 中村秀利>
「ザンスカール帝国の高級将校で階級は大佐。カガチの腹心。高い指揮能力を持つ有能な軍人だが、性格は傲慢不遜で、部下に意見されるのを極端に嫌う。作中ではクロノクルに意見される度に激昂していた。

独断でギロチンを使い失態を犯したファラを宇宙漂流の刑に処す、クロノクルの昇進を伝えるなど、帝国軍の中ではNo3の実権者であった。カイラスギリーの敗北とウッソを匿った責任を押し付けられ、彼自身ギロチンにかかる(これはカガチ曰く「国民へのカモフラージュ」であったとされるが、タシロはこれは本気だったのではと考えており、真相は不明)。混乱の際に辛うじて刑を免れたが、カガチに対して疑心が芽生えた。宇宙漂流刑に処されたファラを助けて自身の艦に配属させた(これは宇宙漂流刑自体が偽装であったとされる)。それは自分が真の実権を握るための準備であった。

終盤でザンスカール主流派のカガチに対して反乱を起こし、女王マリアを盾に自分の旗艦・シュバッテンに戻る。マリア捕縛の前後あたりから、言動と行動に錯乱の気がみられ、部下にも八つ当たり気味の命令を連発し、リガ・ミリティアと連邦軍が接近すると既に戦死が確認されたファラに助けを求めるなど完全に気が動転していた。ウッソのV2ガンダムがシュバッテンのブリッジに最接近した際マリアを盾にするも、マリアはウッソに自分ごとタシロを討てと諭す。それに逆上しマリアを銃殺、嘲笑うが、マリアを殺された事に逆上したウッソによって、ビームサーベルでブリッジごと焼かれて絶命する。」

(出典:同上)

 

<ファラ・グリフォン(Fuala Glifon)声 - 折笠愛>
「ラゲーン基地の司令官で階級は中佐。22歳。ギロチン執行人の家系出身で、自らもギロチンによる処刑を行っていた。常に鞭を持っている。スージィの死亡した姉は彼女に似ていたらしく、たまたま街で姉と間違えて寄ってきたスージィにパフェを買い与える優しい一面を見せている。また、その時にはウッソ達にも街から逃げるように警告するなど、子供を戦禍に巻き込むことを嫌がっていた節もある。

オイ・ニュングを捕え尋問後、無断でギロチンを掛けたことから宇宙漂流刑に処され、タシロに救出されたものの極度に性格が変容してしまった(刑はタシロが仕組んだもので、元から救出する予定だった)。復帰後はタシロ直属の部下となり、全身に処刑人の家系であることを示す鈴を付けるようになった。復帰後は錯乱状態ともいえるほど終始エキセントリックであり、部下も平気で殺した。エンジェル・ハイロゥ攻防戦でウッソとの交戦中、援護に来たマーベットのお腹にオリファーの子供がいることを察知し、これに動揺したところをウッソに撃墜されてしまう。」

(出典:同上)

 

<アルベオ・ピピニーデン(Arbeo Pippiniden)声 - 北島淳司>
「ベスパ(ザンスカール帝国軍)の士官で、階級は大尉。クロノクルの士官学校時代の先輩。気取り屋だが、指揮能力・パイロットとしての腕ともに中々の実力を持っていた。

登場初期はトムリアットで編成されたピピニーデン隊を率いて、その見事なフォーメーションでウッソ・エヴィンらリガ・ミリティアを苦しめる。

また、宇宙戦では上官に出世したクロノクルに対し、部下の前では呼び捨てにするよう促したり、自身はサポートに回って的確な指示を出すなど、中盤までは気取り屋だが中々の人物として描かれていた。

しかし後の地球浄化作戦にクロノクル・アシャーの部下として参戦した際、配下のゴズ・バールを使い、直前に捕虜としていたウッソの母ミューラ・ミゲルを人質として盾にする作戦を行わせ、後輩のクロノクルの怒りを買い、愛想を尽かされてしまう。

最終戦のエンジェル・ハイロゥ攻防戦においてアドラステア級戦艦「ラステオ」を中心に編成されたラステオ艦隊の司令として前衛を任される。 第42話において士気向上のためヘルメットも被らずモビルアーマー・ビルケナウで出撃しようとするが、その直前にウッソに撃破され帰還してきたルペ・シノのブルッケングに取り付かれ、道連れにされる形で諸共に爆死。旗艦ラステオも巻き添えで吹き飛ばされ、艦隊も壊滅した。ルペには道連れにされる間際に「つまらない男」と評された。 出世願望があったようで、出撃時には「椅子を尻で磨くだけの男で終わるものかよ」と発言している。」

(出典:同上)

 

<ルペ・シノ(Lupe Cineau)声 - 伊藤美紀>
「ピピニーデン隊の副隊長。登場当初から聡明な判断を見せており、リガ・ミリティアのベチエン集結を見破っている。また、幾度か乗機を撃墜されても直前に脱出し、いずれも生還している。

美人ではあるがその裏に秘めた獣性があり、部下と共に立ち寄った酒場の主人と常連客を口封じのために問答無用で射殺するなど、かなり残忍な性格をしている。

その後転籍となり、クロノクルの配下となりカテジナのパイロット教育などを担当していた。だがクロノクルやカテジナのことは余り快くは思っていなかったようである(カテジナからは「おばさん」と陰口を叩かれたこともある)。

マケドニアでウッソを捕虜にし拷問して以来因縁ができ、執拗に彼を狙う。軍の中でのし上がろうとする自分の野心を心の片隅で嫌悪している部分があり、ニュータイプであるウッソに自身の理想を重ね、彼の母親になろうというある種の歪んだ欲望があったようである。ウッソを捕虜にした際には、手錠をかけたウッソと共に風呂に入って味方になるように裸で密着して説得を行うも、胸を噛まれて怯んだ隙に取り逃がす一幕もあった。予告編のシャクティのナレーションではこのシーンを「恐ろしい拷問」と表現しているが、監督である富野由悠季はその理由を「あれは、嫌いな女にセックスを強要されたようなもの。男性にとってこれ以上の拷問はないでしょう」とコメントしている。

パイロットとしての腕前はエース級で、連邦軍/リガ・ミリティア連合艦隊の防壁をただ1機突破してジャンヌ・ダルクへ肉薄したり、地球浄化作戦ではモビルアーマー・ドッゴーラに搭乗し、リガ・ミリティアが補給を受けていた海底都市アンダーフックを壊滅に追い込んでいる。地球浄化作戦の後に再びピピニーデンの配下となるが、この頃には上官であるピピニーデンを手玉に取るようになり、また彼のその不甲斐なさを裏でなじっていた。

エンジェル・ハイロゥ攻防戦でラステオ艦隊がリガ・ミリティア連合艦隊と交戦に入った際、モビルスーツ・ブルッケングで出撃しウッソとの最後の一騎討ちを挑み敗れ去る。その後、ウッソにつまらない男を相手にする事はないと言い残し、発進しようとするピピニーデンと彼の乗機であるモビルアーマー・ビルケナウを道連れに、モビルスーツもろとも爆死した。」

(出典:同上)

 

なお、この他にも

 

ラゲーン基地所属

副司令官のゲトル・デプレ(Gettle Dupre)声 - 石野竜三
騎士道精神のワタリー・ギラ(Wattary Gilla)声 - 立木文彦
ゲリラ狩りのライオール・サバト(Liole Sabat)声 - 子安武人
ウッソを目の仇にしたガリー・タン(Garry Tunn)声 - 山崎たくみ

 

や、ピピニーデン隊、ルペシノ隊、近衛隊など、多くのキャストにつきましても、スペースの関係上、割愛させて戴きます。

 

 

 

・・・・・以上・・・・・

 

人物紹介だけでも、とてつもない情報量が、サイバースペースの中に眠って居りました。

 

サイバースペースといいましても、所詮は電磁記録ですから、強力な電波障害などが生じれば、一瞬にして消し去られる危険性があります。

 

しかしながら、知りたい情報を検索すれば、一瞬にして入手できてしまう、21世紀の地球社会は、

 

やはり、人類史上、目下のところ、最も文化レベルの進んだ時代であると、いえましょう。

 

コメ国の誇るスタートレックワールドのように、いずれは、貨幣も、国家も、宗教からも解放された人類社会が到来することも、可能性が高くなってきたような気がしています。

 

いずれにしましても、

 

主要モビルスーツ、モビルアーマー、艦船などについてのサルベージが未だですので、次回も引き続き、サルベージを継続させて下さい。

 

思った以上に、設定が詳細で、前後関係が意外にも連綿と続いていることが分かりましたので、情報整理の一環として、次回も同様の構成となりますが、悪しからず。

 

次回も、お楽しみに。

 

日産自動車から登場した新車「キックス」という社名から連想するシリーズ、もう、暫く続きます。

 

エコノミライ研究所

所長 楊田芳樹

 

番外編初回

「キックス」という言葉から3(番外)_Vガンダム考察1_「宇宙世紀」から歴史関係を整理 2020-10-02 07:00:00

 

前の記事

「キックス」という言葉から3(番外)_Vガンダム考察1_「宇宙世紀」から歴史関係を整理 2020-10-02 07:00:00

 

次の記事

「キックス」という言葉から3(番外)_Vガンダム考察3_リガミリティアのMS、艦船関係 2020-10-16 07:00:00

 

<追記>

wiki記事掲載に字数を割り当て過ぎ、6万文字を超える事態となっています。大変な長文で読むことが難しくなっていると思いますが、どうか、ご容赦下さい。

(言い訳となりますが、wiki記事は、更に、内容が詳しくなります。従いまして、その原典となる各種書籍の文書量は、更に多いのです。)

 

第1回目として

 

味覚糖さんから発売されている「シゲキックス」の紹介をさせて戴きました。

 

UHA味覚糖様公式HP

https://www.uha-mikakuto.co.jp/index.html

 

シゲキックス公式HP

 

 

 

 

「シゲキックスは1992年より味覚糖から発売しているグミである。強い酸味が特徴。当時の若手女性開発者によって、酸味・食感が出来上がった。初めは社内・社外の関係者から、批判や苦言が多かったが、刺激的な酸味は必ずやみつきになると周囲を説得し、発売に至った。
種類によって円錐形のものや楕円形のものがあり、酸っぱさのレベルも変わってくる。 酸っぱさは凄まじいものから弱いものまで様々で、酸味は全くなく弾力に特化した派生商品もある。 」

(出典:ウィキペディアhttps://ja.wikipedia.org/wiki/シゲキックス

 

グミで有りながら、「シュワー」っとした強い炭酸風味の口解(くちど)け感が、まるで、サイダーを飲んでいるような気持ちにさせてくれる、

 

お得感満載のお菓子

 

それが、「シゲキックス」なのではなかろうか、などと一人、盛り上がっております。

 

UHA味覚糖(味覚糖グループ)様へ記事掲載と会社トップページ、並びに「シゲキックス」公式ページのリンク許可を申請しておりましたところ、

早期にご許可賜り、誠にありがとうございました。
 
 
第2回目としてお届けしたのは、「KIX(関西国際空港」についてでありました。
 

 

「関西国際空港(かんさいこくさいくうこう、英: Kansai International Airport)は、大阪府大阪市の南西35 kmに位置する空港。西日本の国際的な玄関口であり、また関西三空港の一つとして大阪国際空港(伊丹空港)、神戸空港とともに関西エアポート株式会社によって一体運営が行われている。


2018年度(2018年4月 - 2019年3月)の発着回数、旅客数、貨物取扱量は日本の空港の中では、旅客数と着陸回数は第3位、国際線だけで見ると成田国際空港に次ぐ第2位で、国際線の旅客数・着陸回数が国内線より多い空港は、当空港と成田国際空港だけとなっている。

2012年以降、LCC(格安航空会社)の拡大と大阪や京都への訪日外国人客の増加に伴って、発着回数・旅客数ともに拡大している。

2020年に流行した新型コロナウイルスの影響により国内線・国際線ともに大幅に減便され、同年5月の総旅客数は前年同月比99%減の3万6,113人だった。」

 

<出典:ウィキペディア関西国際空港https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%96%A2%E8%A5%BF%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E7%A9%BA%E6%B8%AF

 

家の者とは、未だ、1回しか利用したことがありませんけれども、それでも、取って置きの、素晴らしい、思い出です。

 

海上空港を建設することだけでも、様々なドラマがあったことでしょうし、

近隣に伊丹、八尾、神戸、徳島と空港が密集していることも、掘り下げますと様々な「ネタ」がございます。

関空は、一時期、深刻な経営難に見舞われたことは、有名な話題でしたから、ここから「関西エアポート株式会社」へ運営権を委ねる前後のお話を知ることも、色々な意味で有意義なことだと思います。

 

また、機会があれば、クローズアップしたいと思います。

 

続きまして

 

第3回目では、1990年代のバンド「KIX-S編」をお届けしました。

 

「KIX-S(キックス)は、1990年代に活躍した日本の音楽グループ。1991年8月21日にアルバム『KIX-S』でデビュー。1999年活動休止。」

(出典:ウィキペディアKIX-Shttps://ja.wikipedia.org/wiki/KIX-S


「・渡辺プロダクション(ナベプロ)とビーイングの共同プロデュースによって原盤制作やプロモートをしていたが、1995年以降は渡辺音楽出版が全てを仕切るようになった。
・グループ名の由来について、ボーカルの浜口は「KIXは“KICK”で、時代をキックするという意味。C(K)をXにしたのは永遠とか無限大といった意味を持たせるため。Sは二人でやっているので複数形の-S」と、テレビ朝日『ミュージックステーション』に初出演した際に語っているが、実際は事務所社長の渡辺ミキと音楽プロデューサーの長戸大幸が、打ち合わせに利用していた渡辺プロダクションが当時西武渋谷店内で経営していた喫茶店サイドキックスから拝借され命名されている。
・ファースト・シングル「また逢える…」がテレビドラマ『君のためにできること』の挿入歌となり、60万枚の売り上げとなり大ヒットする。
・ボーカルの浜口が全作詞を、ギタリストの安宅が一部楽曲を除き作曲を担当している。」

(出典:ウィキペディアKIX-Shttps://ja.wikipedia.org/wiki/KIX-S

 

何故、「KIX-S」の存在を知るに至ったのかは、簡単です。楊田がアニオタの端くれであるからです。

 

すなわち

 

1994(平成6)年3月から放映開始した機動戦士Vガンダムの後期エンディング(ED)テーマソングを担当したのが、KIX-Sだったからです。

 

「エンディングテーマ
「もう一度TENDERNESS」(第32話 - 第51話)
作詞 - 浜口司 / 作曲 - 安宅美春 / 編曲 - 葉山たけし / 歌 - KIX-S」

(出典:ウィキペディア機動戦士Vガンダムhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A9%9F%E5%8B%95%E6%88%A6%E5%A3%ABV%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%A0

 

♪〇色の海に 〇い波が 押し〇せてぇ~ 〇まづくぅ~ 〇みぃが 〇ぃえたぁー

 

日産自動車の「キックス」から、音楽業界で20世紀末に活躍した「KIX-S」の紹介をするつもりが、サンライズ代表作に関わった音楽アーティストに関する話題となって居りました。

 

「音楽は世界だ」

 

良い得て妙な言葉ですね。

 

日産自動車の関係者様で、このような思考回路にまで行き付いている方が居られましたら、是非、ご連絡下さい。

 

<おまけ>

 

日産新型「キックス」試乗記

 

 

<パイオニアランに関する基本情報>

 

片山様が居られたからこそ、日本自動車史でも大変貴重なイベントが、5年に1度、開催されています。

 

1.開催日時:2019年4月27日(土)8:00~15:00
2.走行コース:岡山プラザホテル~江並(往復)
3.会場:岡山プラザホテル
4.参加者:旧き佳き時代の車
5.行事内容:記念走行・展示・撮影会・会食
6.参加登録料 1名:10,000円(税込)(食事・記念品)
7.振込先:(割愛)
8.主催:パイオニアラン2019実行委員会
9.事務局 倉敷市児島小川4丁目3-8レストランワーゲン内
10.主管:三菱500オーナーズクラブ
 
 
 

岡山県という地理的環境は、様々な幸運に恵まれています。

 

乗り物関係で申し上げるならば

 

日本で初めて飛行機を製作し、飛ばそうとしたのが、浮田幸吉という、岡山県人でしたし

 

日本で初めて(蒸気)自動車を製作し、旭川沿いをドライブしたのが、山羽虎夫やまばとらお、という岡山県人でした。

 

そして、クルマ好きの方なら、「嗚呼、此処か」と直ぐにご理解頂けるかもしれない、この場所「WAGEN」も、「聖地」の一つ、であるかもしれません。

ゼッケン1番は、もちろん、三菱500です。

 

 

ゼッケン2 ダットサン14型ロードスターです。

 

 

続きまして、ゼッケン3、マツダのR360クーペです。

 

 

詳しくは、5年に1度開催しているパイオニアラン9__参加車両の紹介1

からの記事をご覧下さると、参考になると思います。