舛光理 引退
11月場所をもちまして舛光理が引退となりました。
千賀ノ浦部屋創設以来、2人目の引退力士です。
お父様が千賀ノ浦親方と同じ拓殖大学相撲部という縁もあり
平成17年の秋、中央大学を中退して千賀ノ浦部屋に入門。
わんぱく相撲からの相撲経験と、177cm-180kgの恵まれた体格で
デビューの九州場所では一番相撲を落としたものの、6連勝。
次の初場所では7戦全勝で序二段優勝。
(夏場所二番相撲で負けるまで14連勝)
19年初場所でも7戦全勝。加賀谷(現栃翼)との決定戦に進み
残念ながら敗れたものの、春場所は幕下に昇進。
思うように星が上がらない中で秋場所後には膝の手術の為に全休。
その後も三段目で番付を上下させながら幕下に返り咲くも
部屋で大流行してしまったインフルエンザで連日39度の発熱で全敗。
奮起を期待しましたが、このたび引退となりました。
明るいキャラクターで歌がうまく、見かけによらず機敏だそうで
お父様曰く「子供の頃はいつも徒競争で1着だったんですよ」とのこと。
体重で自転車を真っ二つに破壊した話には、みんなで大笑いしたものです。
先日本人からメールをもらいました。第二の人生、持ち前の明るさを忘れずに。
舛光理、お疲れ様でした。そして光理君、お元気で。
またラーメンでも食べに行きましょう。
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生涯戦績:99勝83敗14休/勝率:54.40%(28場所)
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