みなさん こんにちは
梅雨の季節、真っ直ぐに茎を伸ばし、次々と花を咲かせる「ゼニアオイ(銭葵)」
きょう、7月12日の誕生花のひとつ
南ヨーロッパ、地中海沿岸地方、西アジアが原産地のアオイ科の越年草
日本へは江戸時代に観賞用として渡来
現在では野生化し、河川敷や荒れ地などに自生しています
分類上は、「ウスベニアオイ(薄紅葵)」の変種とされているそう
基本種に比べると葉の切れ込みが浅く、花の色が濃い
草丈は60~120cm。葉は円形で、互生
葉には皺があって波打ち、5~7つくらいに浅く裂けます
葉縁には鋭い鋸歯があります
開花時期は6月~8月。葉脇に淡い紅紫色の5弁花をつけます
花径は3cmくらいで、花弁には濃い色の縦筋が入ります
花は下から上へ咲きあがります
和名の由来は、花の大きさを一文銭に見立てたものだといいます
英名は「コモン・マロウ‘Common mallow’」
花びらを使ったお茶は、レモン汁などの酸を加えると
青からピンクに色を変えることで知られています
写真は2021年6月に自宅周辺で撮ったもの
i.s