野菜高騰対策で小瀬川へ行ってきました。
そう、去年「野生かぶ」を見つけたところです。(1月14日の記事です)
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四万十川みたいに「沈下橋」があります。
四万十川のは有名ですね。
なかなか風情がありますが、足元見ると怖いです。

あ、「ちんかばし」ですからね、下品な読み方しちゃダメですよ。
増水すると沈んでしまうので「沈下橋」です。
コレ結構怖いです。欄干ありませんからね。
「ご自由にお落ちください」です。
軽自動車でいっぱいいっぱいです。地元の人は平気で渡ってますけど・・・
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私はとても渡る勇気はありませんでした。

この辺りの中下流域にはアチコチに野生化した「カブ」が生えています。
「セリ」や「ノビル」や「フユイチゴ」もありました。

セリはたくさん固まって生えています。
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土手の桜の下には「ノビル」がたくさん生えていました。
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こんなにビッシリだと却って球根は小さいでしょうね。
もっとまばらに生えて、一つ一つが太いものを探さないといけません。

アチコチの斜面や石垣に「フユイチゴ」が実っていました。
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あまり美味しくありませんが、たくさん集めればジャムが出来るかも知れません。

「野生かぶ」は地下部はあまり期待できませんが、「カブ」は元々白菜やチンゲンサイと同じ種の植物ですから、菜っ葉として食べる事もできます。
一番良いのはトウ立ちした時の花芽です。コレはまだ早いですね。3月頃からです。

ところが、今年はイマイチ生育が思わしくありません。
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カブはたくさん生えていますが、小さなものばかりです。
やっぱり気候が良くないんですね。
去年は葉渡り50cmくらいのはザラでしたけどね。


まあ、栽培品の野菜の生育が不良なくらいですから、「野生かぶ」も調子良くないのでしょう。
小さなモノはたくさん生えていますが、去年のようなゲンコツほどの根のあるような大物は見当たりませんでした。

大きくてしっかりしたヤツに狙いを付けて、引っこ抜いてみました、が・・・
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食べる事しか考えていなかったので、無造作に掴んで引っこ抜いてしまいました。
地下部を見てビックリです。何故かダイコン型の長カブでした。
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なんじゃこりゃ~、ですよ。
まさかこんな所で長カブを見つけるとは思いませんでした。

コッチは葉柄が赤味を帯びています。
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もしかしたら赤カブか?と期待して抜いてみると・・・
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ゲッ、これも長カブ!
どうしたのでしょう、今年は?

去年は逆三角錐や丸型のものばかりでしたけど、どうしたのでしょう。
青首のモノと、赤味のあるもの2株、長いのを見つけました。
現在のカブの品種は殆ど丸カブで、長いのは「東京長カブ」や「あかねかぶ」「日野菜かぶ」など限られています。
今日見つけたものは「東京長カブ」に似ています。
他に見つけた小さなものは丸カブでした。
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葉っぱは少し硬いですが味はまずまずです。
他のは菜っ葉代わりにお雑煮にでも入れてみましょう。

たまたま今年の気候では根の深い長カブタイプが成長し易かったのかも知れませんね。
長いのは面白いので栽培してタネを取ってみようと思います。
この2本は面白いので、タネ採りしてみます。
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もしかしたら「小瀬川長かぶ」が出来るかも!!

野菜高いので「山菜採り」のノリで河川敷などへ食料集めに行って見られてはいかがでしょう?
「カブ」は比較的野生化しやすいので、各地の河川敷で少し探せば見つかると思います。


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