遙かなる時空の中で Ultimate:永泉&鷹通&泰明ED | のろのろゲーム日記

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今度は永泉さん、鷹通さん、泰明さんのエンディング。

他にもキャラのエンディングを

同時に回収しようとしたら、失敗しました(笑)

ということで、今回は3人のエンディングを迎えました。

 

永泉さんは、通常の京・現代エンディング。

泰明さんも、通常の京・現代エンディング。

ちなみに、もうすでに

通常エンディングと八葉抄エンディングを回収しているので

イベント埋めがメインですが、鷹通さんの急発展エンディングを回収。

 

最初に、無印もプレイしていたのに

CVが保志総一朗さんだと気付かなかった永泉さん。

本当にこの声帯、BASARAの真田幸村と同じですか。

 

ストーリー最初の方、永泉さんは八葉に選ばれている以上、

確かな力があるはずなのに自分で自分の力を認められない描写がある方です。

 

恋愛第一段階。

永泉さんから音羽の滝が枯れている話、

永泉さんが音羽の滝を好きな話、兄の話が聞けるイベントです。

音羽の滝は永泉さん自身、兄と思い出がある場所で

特別な場所だけど自分には力がないから何もしてあげられない…と

消極的な様子がうかがえます。

 

恋愛第二段階。

永泉さんと神泉苑に行くイベント。

ここでは現在の帝は自分の兄であるという話、

過去に兄と自分のどちらを皇太子(皇位を継承すべき人)にするか

貴族たちの争いがあったが、

自分はそこから逃げ出してしまったという話をきけるイベント。

自分自身の弱さを認めながらも

主人公の言葉を受けてもっと強くなりたいと話してくれます。

 

恋愛第三段階。

深泥ヶ池に行くイベント。

昔、身分の低い男性に恋をした姫がかなわぬ恋を苦に

身を投げた、という話をして下さり、

主人公がその話に対して

「現代にもそういった話があった(ロミオとジュリエット)」や

「憧れちゃう」

「私も同じ立場だったら身を投げるかも」といった話をします。

このイベントでは、そんな話の後に永泉さんが今の自分を完全に無くして

兄の様な人間に変わりたいと自分の想いを話して下さります。

 

恋愛第四段階。

永泉さんが昨日の晩から屋敷に戻らない、ときいて探しに行くイベント。

永泉さんがいらっしゃるのは音羽の滝でした。

アクラムとの対決を前日に控えて告白イベントですね。

自分を変えたいけれど自分に力はない…と消極的な考えが多かった永泉さんでしたが、

自分を自分として見てくれて(帝の弟、等ではなく)

自分自身を信じるように助言してくれたり、

芯をしっかりと持っていて優しいながらもハッキリと言ってくれる主人公に

惹かれていったようです。

セフルと玄武との戦いでは、

「大切なものがある。それが誰のものでも…守りたいものなのです。」と言っており、

八葉として主人公と会って、主人公に惹かれるようになり

永泉さんが守りたいものを守っていく…と、

強くなっていく様子がかかれているストーリーだったと思います。

 

「たよりにも あらぬおもひの あやしきは 心を人に つくるなりけり」

第四段階で永泉さんが口にした和歌。

便り(手紙)のように確かにここにある訳ではないのに

不思議なのは私があの人に寄せる止めようのないこの恋心が

あの人に届いたことだ…といった感じなのかな?

意味を解説してくれるサイトを色々と拝見したのですが

なんせ高校の古典の時間は睡眠のお時間だったもので

知識と理解力が非常にないです。

恋の和歌のロマンティックさもいまだにわかりません(´・ω・`)

 

 

次、初代遙かの中でもかなりの人気がある陰陽師、安倍泰明さん。

ストーリー冒頭から他の八葉よりも不思議な雰囲気が出ている方ですね。

 

 

泰明さんは登場してから何回か

「八葉は道具だから、上手く使え」というような言葉を口にしています。

恋愛イベントの第一段階で

主人公が「もっと仲良くなるために誘ってくれたのかと思った」と発言すると、

「仲良く…というのがわからない。」と返答する等、

人間としては感情が欠落している部分があることがわかります。

他の八葉との絡みでも

冷静で思ったことしか口にしないのと必要最低限しか発言しないので、

冷たく見られることや誤解されることが多い方です。

 

天地の玄武同士の絡みでも、東西南北の札を取りにいく際も

泰明さんは(恐らく)最初から永泉さんの力を認めているのですが

泰明さんの言葉が足りないのと、

永泉さんの元々の繊細な性格によって少しすれ違いが生じていたコンビです。

天地の玄武同士で札を取りにいくというイベントを通して

お互いにお互いという人物について理解を深めたことで

よきパートナーになった、という感じでしょうか。

 

北の札をとりにいったときに泰明さんが最後に永泉さんに言った、

「お前はいつも自分で判断せず、人の言葉に惑わされている。

だが、お前がそのつど思うことも確かに真実だ。

私にはわからないが…。」

という言葉は、

泰明さん自身が人の言葉によって自分の感情を揺さぶられることや

惑わされることがないから永泉さんの考え方はわからないけれど、

ただ永泉さんが人の言葉を受けて感じ、考えているその時の感情は

確かに本物であり、永泉さん自身の考えには変わらないという

永泉さんの考え方とその性格を泰明さんが理解し、

認めた瞬間だったのだと思います。

 

長くなりましたが、泰明さんの恋愛イベントについて。

第一段階では泰明さんと仲良くなりたい、と望む主人公に対して

龍神の神子が道具である存在の八葉と仲良くなりたいと思う感情が

理解できない、と口にしており

恋愛というよりは、感情そのものが理解出来ていないことがわかるイベント。

 

第二段階では泰明さんの師匠(安倍晴明)の友人、天狗と会うイベント。

天狗から泰明さんは幸せを理解しようとしている、という話が

泰明さんからは

自分は人間ではない、そのため欠けているところがあるという話をされます。

「心のかけらは役に立たない?」「泰明さんは幸せじゃないの?」と

自分を気にかけてくれる主人公に対して

「私のことなどで、神子が気を散らす必要はない…」「人の心も幸せも必要ない」と

泰明さんが苦しむシーンがあります。

何かが欠けていて、幸せを感じることが出来ない不完全な自分に

イラつきを感じながらも

道具としてではなく、自分を自分として気にしてくれる主人公に対して

泰明さん自身の中にも何らかの感情や願いが生まれはじめていたのだと思います。

 

第三段階。

火之御子社に暇さえあれば通っていて、

悩んでいる様子の泰明さんの様子を見に行くイベント。

無印の時もいきなり「女は穢れだ」と言われたのでびっくりした記憶。

 

泰明さんが火之御子社に通っていた理由は

空になっていく五行の力を貯めるため。

このとき、泰明さんは「神子と同等の人になりたい」という願いを持ち、

それは主人公への想いから来ているといいます。

その想いと願いは泰明さん自身では止められなく、

どうしたらいいのかもわからずに苦しんでいる様子がかかれています。

 

第四段階。

安倍晴明の式神が泰明さんの元へ行くように仕向けるイベント。

泰明さんが主人公に対して”愛しい”と思っていると自覚し、認めるイベントです。

人ではない自分のことを気にかけ、歩み寄ろうとしてくれている主人公に

泰明さんも気に掛け、

同じ人間になって一緒に居たいという願いを持つようになり

そこから人を愛しいと思う感情がうまれた、ということですね。

 

 

ちょっと長くなってしまったので

鷹通さんの急発展エンディングについては次に。

ちなみにこの記事を書くのに

色々と回想しながら書いてたら二日かかりました。