監督 松尾衛
シリーズ構成 大河内一楼
キャラクターデザイン 星野桂(原案)・鈴木達也
メカニカルデザイン 石渡マコト・鷲尾直広・寺岡賢司・宮本崇・柳瀬敬之・大河原邦男
脚本 大河内一楼、熊谷純
音楽 千住明
原作・アニーメーション制作 サンライズ
 
CAST
時縞ハルト 逢坂良太
エルエルフ 木村良平
流木野サキ 戸松遥
指南ショーコ 瀬戸麻沙美
犬塚キューマ 小野友樹
山田ライゾウ 中村悠一
連坊小路アキラ 悠木碧
ピノ 茅野愛衣
プルー 代永翼
リーゼロッテ・W・ドルシア 豊崎愛生
野火マリエ 福圓マリエ
櫻井アイナ 茅野愛衣
霊屋ユウスケ 吉野裕行
連坊小路サトミ 浪川大輔
二宮タカヒ 寿美菜子
七海リオン 堀江由衣
アードライ 福山潤
ハーノイン 宮野真守
イクスアイン 細谷佳正
クーフィア 梶裕貴
カイン・ドレッセル 小野大輔
クリムヒルト 水樹奈々
 
主題歌
一期オープニング曲
 T.M.Revolution×水樹奈々Preserved Roses
一期エンディング曲
 ①angela 「僕じゃない」②ELISA 「そばにいるよ」
二期オープニング曲
 T.M.Revolution×水樹奈々「革命デュアリズム」
二期エンディング
 ①ELISA 「REALISM」②かなでももこ 「赤いメモリーズをあなたに」
 
あらすじ
このアニメの作中では西暦じゃなくて真歴っていう歴号で、その真歴71年の事。
その世界では人口の半分以上が宇宙で暮らしているっていう時代なの。
そこに、ジオールっていう中立国があるんだけど、その中にモジュール77っていう地帯があるの。
ある日、ジオールはドルシア軍事盟約連邦ってとこから一方的に攻撃されちゃうの。
早々に降伏するジオール政府。
その最中、モジュール77の咲森学園に通ってる時縞ハルトが学園の地下から巨大ロボット〝ヴァルヴレイブ″を発見するの。
そのヴァルヴレヴはコックピットに乗り込んだハルトに「人間やめますか?」と問いかける。
 
ヴァルヴレイヴに乗り込んだハルトによって、ドルシア軍の撃退に成功するモジュール77。
咲森学園の生徒たちは新生ジオールという独立国家を設立し、中立地帯である月を目指すことになる。
 
ていう感じで始まります~
 
 
 
 
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ヴァルヴレイヴを見る前の心構えは、アニメというものを見ていくうちに出てくる こうなったらいいなぁ〜なんていう希望や、理想を抱かないことです。
ただ、淡々とあるがままのストーリーを彼らの人生の傍観者として受け入れるのです。
 
以下の文にはネタバレ含まれますので、ご注意下さい。
でも、見た後に閲覧して頂けたら幸いです。
私の吐き出しを聞いてください・・・
 
私…、一目でエルエルフにノックアウトされております。容姿がバチ好みでした。
キャラデザもすごくいい(°∀°)b 星野先生って素晴らしい!
ハルトにジャックされる時に、自分から襟をくつろげる仕草と、首すじにめろめろです(///∇//)
 
1話からエルエルフが画面に出るだけで無駄にテンションが上がるという。
 

そして やばすぎる2期6話最後。キュン死にするかと思った・・・

かっこよすぎでしょ!エルエルフ!いや、ミハエル!
飾り気のない告白が胸にズギュンですよ!私の!!
「俺に さらわれてくれ」
ぐちゃっ 
心臓が潰れました。私の。 
 
 
 
そして7話に続き、エルエルフの有能さに やばいくらい興奮させて頂きました!
なに、エルエルフ、元々いい男だと思ってたけど、ハイスペック過ぎでしょー
普段は冷静な鉄壁な男なのに、実際は愛に生きてる男だなんてo(^^o)(o^^)o
 
興奮しすぎて咳が止まらなくなり、そのまま吐くというおまけ付き。ぐぇぇぇ〜
 
どこを見なくてもヴァルヴレイヴを1話でも見たならば ここは見るべき!( ̄ー☆
 
それだけにリーゼロッテを失ってしまうっていう展開が切なすぎる・・・
しかも結局、まともに会えてないという・・・
エルエルフに酷展開過ぎる・・・
 
とはいえ、最後まで生き残りましたね。
最後には表情も柔らかくなってて、彼のその後の人生が幸多からんことを祈るのみです。
 
で、悲劇の主人公、ハルト。
父はあんなんで、好きになった女の子もあんなんで、人間もやめさせられた上に無意識とはいえ好きなわけじゃない女子に性的暴行までしてしまう…
最後には記憶まで奪われ死んでいく・・・
 
報われないとは言わない。言いたくない。
 
が、どんだけ、主人公に酷な話ですかー! 
 
下世話な話で大変申し訳ないですが、戦争ものに登場する少年が亡くなったりすると、性的経験も無かったんだろうな・・・とやりきれない思いになったりもします。
ハルトさん・・・せめて意識があったら良かったのに・・・
いや、それはそれで大問題だけども。
 
一期の10話でハルトとサキがいたしてしまったあと、11話でハルトがサキに結婚してくだい!って言ったのは、ちょっと良かったなぁ。僕じゃないって言わなかったね。サキさんいい女だなぁ。
二人の株が上がった11話だったと思います。ん、サキさんだけ?
 
サキさんがいい女だけに、ヒロイン ショウコがいただけない・・・。
 
そう、サキさん。
 
2期の10話でアードライに解放されたサキが ハルトに会えて感涙してるところでサキのハルトへの想いが胸に詰まりした。
そんなに好きなのに、あの行為をハルトに責任感じさせないようにしてるんだね!ハルトのショウコへの気持ちを尊重してるんだね!出来ることじゃない!
ハルトのルーンの消費によって ショウコの記憶が無くなったらショウコと対等になれるかもと期待して罪悪感持ってたけど、それはしょうがないよ!
 
もー、最終的には ずっと先の未来までハルトとの約束守ってるんだよ!どうして、ハルトの心変わりエンドが存在しなかったのか!
 
 
最後にハルトはエルエルフに友達だと言われて笑って逝ったけど、目に光が戻ったのは、エルエルフの事だけ思い出したからなのか。それとも記憶ではなくて、感情の部分が嬉しかったからなのか。
エルエルフにとって友達というのは特別な意味合いを持つと思うんです。別にBL的な事ではなくて 私が言うのも信用なりませんが。 敵か味方か愛する人かの人生を送って来た彼にとって それ以外の存在が唯一ハルトであると認めた瞬間だったと思うんです。だからエルエルフはいいけど、ハルトは?裏切られても否定されても好きだと言い続けたショウコと一言も話も出来ないまま逝くのは救いがなさすぎませんか?
ハルト・・・最後まで切なくさせてくれる主人公だった・・・。
 
 
そして、ショーコ・・・
1話で死んでくれてても良かった・・・と後半になるにつれて皆様思ったのではないでしょうか?え、私だけ?
泣けばいいと思ってんのかー!涙で全てがおさまればば戦争なんて存在せんわ!
何清々しい顔で未来まで生き残って銅像紹介しとるんじゃ〜!
まぁ、ハルトからしたらショウコが笑ってくれてなきゃ死んでも浮かばれないでしょうが、わしは納得がいきませぬ(-_-メ
 
と、まあ、キャラ感想です。それにしても・・・が多い文章だ。
 
アニメとしては、作画も綺麗だしタイアップ曲も勢いがあり、オープニング、エンディングフェチの私は 毎回釘づけで見てました。
が、しかし、脚本が悪いのか?そうなのか?何が悪いのかわからない。言うなればエンドが悪い。いや、テンポは悪く無いから、1話1話は楽しく見れるし、見せ場も挟んでくるから悲しい展開も乗り越えられる。
がしかし、最終的に遺恨を残す終わり方なのです。
言うなればバッドエンド?
言わなくてもバッドエンド?
どう言ってもバッドエンド?
生き残りキャラがどんなに笑顔を作ろうと、エルエルフの表情が柔らかくなっていようとも、バッドエンド!
バッドエンドくらい作中頑張った主人公に救いの無い話ってありませんよね!
そもそも、主人公、ヒロインのどちらかが死んでしまったら、残された方は逝ってしまった方の意思を継ぐにせよ、ずっと相手を想っているにせよ、他の幸せを見つけて笑っているにせよ、バッドエンドなんです!
どうしたって笑顔で取り繕ってる幸せなんです!
 
そして、風呂敷を畳んでくれ〜〜〜!!
未来を描いてくれたのはいいけど、それがまた謎を呼びモヤッと、いや、モヤモヤモヤモヤモヤモヤモーっとするのです。
視聴者は、「ご想像にお任せします!」を望んで無いのです!お任せしていいのは、主人公、ヒロイン共に揃った未来のハッピーエンド後の想像だけなのです!!と声を大にして言いたい。
無粋でもなんでもキャラ一人一人にそうなった経緯と感情を吐露して頂きたい!
 
ところで、この子(↓)は誰なんだろう・・・?
外見はエルエルフの髪質にハルトの目の色だよね。
 
冒頭でもいいましたが、こうなったらいいなぁーとか、希望や理想をもたず、淡々とみていけば、楽しめる作品なのではないでしょうか。
 
 
という、まさに言いたい事言ってる吐き出し感想でした。
それでは、また!