屋上。



これはひどい。


[追記]

後述しますが自分はうみねこの前のひぐらしを

3話の時にネット上で選択肢の無いノベルゲーとして知り、

体験版で強い衝撃を受けて以来夏冬の新作として最後まで通してプレイした口


ただ途中から、校舎の上でバトルしたり、小此木が魅音に3拍子揃ってるぜと吐いたり

超常現象のあうあうが出たりと、大きく期待を裏切られて

やはりネット上でも自分と同じような意見でアレだけ叩かれてました


ただ個人的には

粗いが味のあるエンターテイメントとして受け止められました
というのもその後余り間を空けずに新作うみねこの発表があったから


その時の気持ちは間違いなく、ひぐらし&うみねこに嵌ってた

数年間で最高潮に達してました。


「ひぐらしであれだけ叩かれた竜騎士がナニクソという気概でもって

推理モノに挑んだに違いない。その為の煽り文だろう。

もう一回だけ購買してチャンスをあげてもいいかな?


おそらくこれを読まれる皆さんの中にも同じ動機や心情で

ひぐらしで懲りず、うみねこに手を出した方、中には自分のように

最後まで読み通した方がいらっしゃると思います。


そして

[追記終わり]

ep1発売時からプレイしてきて、正直ep5から次第に冷めてきた僕が

このep8を受けてかなり批判的に言いたいこと言うので、

純粋なファンで読みたくない方、何にせよ批判は好ましくないと思う方は

読まないことをおススメします。













「ゲームではなく読者同士が議論できるコミュニケーションツールだから

具体的な答えは自分たちで考えてね^^」ってことですね以前から強調されてたのでわかります。


一癖あるけど自分の嗜好にはピタッとはまったキャラ・世界観・絵・文章、

西洋風な雰囲気をさらに盛り上げる素敵なBGMと相まって

推理小説とは違った面白さがあると思わされたうみねこ、

の最後のエピソードがこれかと思うと……


正直、この話ならep4、せいぜいプラス1作くらいで完結出来たんじゃね???


ファンには申し訳ないけど、一部の幻想キャラ出さずに

必要なキャラと設定を詰め込めば。

少なくとも8話まで引っ張る話じゃない。

ああ~そりゃ水増しして冗長なバトルとか恋愛描写してりゃこう薄い内容なるわ。


自分としてはep3が最高だった。今から考えても本当にいろいろ詰まってた。

味のある新キャラが一気に増え、ベアトらにすっかり騙されたのもいい思い出。

エヴァとの赤字ラッシュには心が震え、銃をこちらに構える絵羽さんの黒目が本気で怖かった。

次回からもこんな意外なドキドキが続くのか楽しみすぎる!っと思った。

さらに、縁寿とベルンの出会い、active painが掛かりながら

飛び降り→ブラックアウトしてエンドロールのシーンは何回見ても鳥肌もの。

ep3、ユーアーザベスト。ユーアーザプリンスオブエピス(エピソード的な意味で)


ep1とep4も同じくらいに高評価。

ep4では、98年描いてるから結果論だけどep8への布石となるし

「私はだあれ?」は問題編から解答編(結果的には展開編、

解答どころかなおも風呂敷が広げられるのでお腹一杯になったわけだけど)

へ繋がる溜まらない演出だった。


ep1、あれは良い掴みだった。幻想が極力控えめにされてたのが

自分の興味を引く絶妙なバランスで、ミステリーで解けそうな雰囲気を

醸し出してたのがよかった。西洋屋敷の世界観をとてもよく演出してたと思う。

早く次が読みたいと思わされるためにいい働きをした1番バッターだった。


ところがep5からは個人的には冷めていく一方。

まあ、ヱリカの熱いアホキャラ(もちろん褒め言葉)は楽しめた。


プレイ時間が問題編よりも確実に減ったと思った。

問題編は新作が出る度に20時間くらいずつ掛けてゆっくり堪能したが

散になってからは15時間も掛からなかった。


明らかに、いや実際に文章量が減ってた。内容がかなり希薄になっていった。

喫茶店でジュース頼んだら、慌てて作って出された薄いコーヒーしかなく

仕方なくそれで我慢してきたような感じ。


演出としては画面が揺れる演出、

ピョコン!っていう間抜けなSEを聞くだけで腹が立つようになってきたり。


冗長で不要、あるいはもっと短く単刀直入にして欲しいと感じるようになった例え話やバトルシーン、

恋愛シーン、読者への説教シーン、作者の思想シーン、繰り返される同じ説明などは

よっぽど飛ばし読みしようかと思うくらいだった。

こんなので文章を埋めて、さらに全体的な文章量が減ってる癖に

満足がいく作品、楽しんでもらえると思う作品などと言ってるんだがらもう駄目だと思った。


それが作中のメタ発言が段々と読者への毒のあるメッセージだと気付き始めたきっかけ。


今までは、まあ次回があるから何だかんだ言っても

最終的に何とかまとまった話にしてくれるから我慢しようと思って

呆れるくらいで済んだけど、最終話のep8でも、相変わらずさすがですで苛立ちに変わった。


読者に投げ放しになってる数々のこと(キリがないので省略)に具体的な解を示してくれなかったのは

まあ最悪ep7裏お茶会まで読めば推理は可能なのかも?だし

以前から作者がそういう意図があると発言してたのでしょうがない。


そういう意味で最終のep8では、読者が求めて止まないものか

あるいは逆に作者としてどうしてもこれは譲れない!って「一貫性のある」ものを用意してくれれば

そりゃ時間や労力をうやむやにしたままでもいいですよ。


今まで広げた風呂敷は畳まないけど、これを伝えかかったんだ!というような

熱くて意外性があるもの、何より「後出しじゃんけんじゃない一貫性のある」話を

書くのに使ってもらえれば。


それがどうしてこうなった…… 

過去は変えられないが未来は変えられる。だからプラス思考(魔法)で頑張って生き抜こう、が

結局のテーマですか。


バトラとベアトが夫妻って。まあ確かに式は挙げましたよね。

公式に「夫妻」とか書かれると冷めてしまう自分は捻くれてるんでしょうか。


そもそもうみねこに僕が求めたのは、いつか果たされるであろう謎の解明であって

恋愛描写に事件の動機や背景以上のものを求めていなかった訳です。

そんなのより1つでも答えを示せよ!ってのが正直な気持ちでした。


読者視線の探偵役だったバトラが、次第に作者の都合に合わせたキャラになり

あれだけ憎んでたベアトに同情→恋愛という流れには本当に辟易。


GMになった戦人の自分一人はベアトの真相を理解した、だから俺はベアトを守る!……

という雰囲気なのに、結局戦人の口から読者に理由を語られないもどかしさ。


たとえep7で説明があったにせよ、ポリシーがふらふらしてるキャラの恋愛を

お涙ちょうだいな演出でep8は締めくくられた感が否めません。


そしてあれだけカッコいい去り方をしたヱリカをまた出すのは反則でしょ。

ってかヱリカが浮かばれない。ヱリカの顔を潰してるよ完全に。

人気キャラだから出したんですねわかります。

オールキャスト出演は本編のep8ではなくて、その後の「礼」のようなファンディスクで

やればよかったのではと思います。


読者から謎の解明を指摘されるのをこの最後のエピソードにおいてさえも避けるため、

思い人や家族との悲しい愛情、無理やり全キャラを出すことに重きを置いて、

熱いBGM・泣けるBGMを付けときゃ誤魔化せるだろうとというのが見え見えのどうしようもない内容でした。

実際ep7の時(ここの日記に書いてるように)PCから音で出ないことがあって

最初から裏お茶会まで全く音が聞こえない状況でプレイしたんですが…… 

冷静に読み進めるうちに、良質なBGMのお陰でプレイ出来たんだな~と痛感しました。


さてep8でもまたまた登場キャラの台詞使っての読者批判がありましたね。

いや、あれは作中作だから現実の僕たちには関係ない、深読みしすぎという

意見もあるかもですが、読者を揶揄したことには変わらないと思ってます。


そりゃ~、文章を書く体も出来上がってくるわ。

固かったギアが温まっていい感じにトップギアに入り非常にいいペースで筆も進んでますってなるわ。


メタ文章で好き勝手に書きすぎなんじゃね?

いや、分かってるよ。単なる台詞だって。

だけどアンチになる人の気持ちが本当に分かった気がする。


好きな作家の推理小説買って読んでたらお馴染みの登場人物が

「この作品を考察せず読む人は思考停止してる豚です。

考察しながら立ち向かってくるのは山羊です」って言ってるのと同じだぜ。


いや、商業とか同人とか関係なく、金払ってまで読んでくれる読者を

雑魚扱いして登場キャラにバタバタと倒される演出っていうのは

製作側はしちゃいけないでしょ。読者が自虐的ギャグとしてやるのはありにしても。

こんなの読者が喜ぶと思ってるのだろうか?


ep8で本当にアンチになろうと思った2つの発言

・人気投票5位以上にしなさいよ的発言

・次の作品、何かのなく頃にで会おう的な発言


作者は逃げ出し自己弁護、読者を揶揄するという糞な内容のep8な上これですか…… 

どこまで調子に乗ってんのかと。

本当に常識がない、人と神経回路が違うサークルになってしまったと思う。

6~7年前の、謙虚で力の限り読者を楽しませようとする姿勢が全くなくなってしまった……


黙っててもファンは気に入ればラムダに投票するんじゃないですか???

黙っててもファンは気に入れば次回の新作を楽しみにするんじゃないですか???


そこまでキャラ人気が、二次創作が気になりますか?

そこまで次回も答えがないかもしれない文章に金を払って欲しいのですか?


穿った見方をすればこういう事です。

さんざん繰り返された「愛がなければ見えない」とか宗教じみた安っぽいテーマなんかいりません。

私には愛がないので竜騎士やスタッフがこの作品を通じて

金儲け以外にどんな事を盛り込みたかったのかがサッパリ分かりません。


最後の良心でep8で少しだけマシだった点を。

自分は問題編の時から縁寿ファンだったのと

後出しジャンケンだけど、縁寿が家族や真相を追究する話が

最終話になると思ってたのでep8もそれなりに楽しめた。


そして今までに無い試み。

ミニゲームや読者参加型のヱリカと推理勝負はかなり真剣に

面白く紙にメモ取りながらやりました。


6歳縁寿がジト目っぽくて天真爛漫で可愛いと思ってたら

そもそも中の人(18歳)が冷めてるので、急に元の性格が出てきてワロタ。
けど好きなキャラが空気だったファンの人達にはつらいだろうな。


誤解ないように繰り返しますが、うみねこ自体には興味あったのです。

音楽、キャラや世界観、崩れてるけど熱さを持った文章。

怪しげでせつない、触れたら壊れてしまいそうな脆くて危険な世界。


ただ作者さんの何というか……

悪い意味での煽り発言やメタ発言をやめてもらいたい。


1つ1つの謎の解答や細かな演出の意味を事細かに提示できないのか、

できるけど意図的にしないのか知りませんが(前者だろうけど)

読者に思わせぶりな文章を見せておいてそれを無かったことにするのは

やめてもらいたい、これだけはマジで勘弁。


その典型がep7であれだけ重要視されたクレルとヤス。


その他、絵羽の日記の内容、真里亞の薔薇、金蔵が真里亞という名前を嫌がった訳、赤字の信頼性

霧江が戦人から預かった手紙は本物?、07151129の意味、魔方陣を瞬時に扉に描く方法、

南條や熊沢の家族に届いた現金トランクケース用の鍵が同封された手紙の差出人……


「気が変わった、設定が変わった」というのが作者やキャラの発言から

多々見受けられて本当に萎えました。


当然のことながらあれだけミステリーに喧嘩売った挙句、解説せずに逃げ出したんだから

書けなくなりましたよね~^^


あ、そうだ!!!

広大なスケールで描くサスペンスものでも書けば買う人は買うんじゃないですか~^^

次の作品もお楽しみになんてよく言えるなと思いますが^^

もうこんな糞サークルのもの買うことはないです。

文章すら読みたくもないので今夜ep1から8、翼まで全部アンインスコしました。


自分はひぐらしを3話から、うみねこをep1から

夏冬の新作として毎回購読してきた中途半端なファンでした。


総合して思うのは、せめて今後竜騎士には生死を扱ったテーマや

まして殺人を扱った内容で書いて欲しくありません。

いくら作中の人物たちとは言え、生死の尊厳を全く意識してないとしか思えません。


「こんな殺し方インパクトあっていいな、みんな驚くだろうなひゃひゃひゃひゃひゃ」

「大丈夫、駒なんだから何度でも殺せるし生き返らせれるさ~」。

まさに問題編のベアトとは彼自身。

人を食って掛かった、非常に下品で幼稚なやり方に怒りを覚えてます。


登場人物の生死が自分の手中にあり、それ使い捨て駒に過ぎないと

GMキャラが語ったのは、作者自身の物語創作方法と正にダブる気がします。

ep8で幻想キャラが自分は駒だからと喋ってるメタなシーンは噴飯物。


一番のガンは、1話1話ブツ切りにして○○編と名打つシステム。

これはコミケの数ヶ月の間、読者に議論してもらうためのシステムではなくて

チェス盤を引っくり返せば、俯瞰的に作品全体を見下ろしながら

構成・計画する力がまるでない作者にはこういうシステムでしか書けないからじゃないかと邪推してしまいます。


次の話になったら1から登場人物の生死さえリセットして作り直すための

作者自身にとって非常に便利でごまかしの効くシステムを採り続けているということ。

上に書いたように登場人物を駒としてしか見てないこと。

先見性がなく、行き当たりばったりなものしか書けないこと。

それらを勘違いしたらいけないと思ってずっときました。


一なる真実を明かされなくて、猫箱が閉じられたままなら

読者としてはその中の無限の可能性の中からお互いに紡いでいくしかないですね。


原作がこれなので、用意されたボードと駒で自分がGMを

やってみようという方も多いのではないでしょうか。


でも気をつけて…… きっと……それが作者たちの本当の狙い、かも。


結局解答を曖昧にしたのは、

原作終わっても、なお読者たちが喧々諤々しながら、多くの推理をネット上で議論しあい

「うみねこ」という作品を少しでも長く忘れられないようにするため。


現実的に考えると、

読者に自分で考えた真相を創作や漫画などにして作り手・買い手として

二次創などお金が動く媒体で盛り上がりを続けさせて

本家は商業で儲けてウハウハするための戦略だと思ってます。

アニメもCSもこけたので挽回するためとも考えていいんでしょうか。


ep8まで通して読んできて、その時その時自分なりに考察メモを作ったりしたのですが水の泡。

よかったと心に残ったのは、BGMだけ。

キャラ造詣もと思ったけど、epごとに取って付けたように設定・キャラ付けがコロコロと変わり

プッシュされるキャラと空気キャラの格差が目立った挙句、結局猫箱オチなので

何のことかよく分かりません。


是非お金の掛からない媒体で「皆さんが」GMとして

練りに練ったゲーム盤、一なる真実を味わってみたいです。


[追記]

この糞作品(作品と呼ぶのも憚られますが)自体よりも

最終話ep8を発表した直後からの糞竜騎士とサークルの言い訳がましく

厚かましく詐欺まがいな言動をヲチする方がより面白いです。


ここで紹介するのはアレですので是非ネット上に探して読んで見て下さい。


うみねこがまだ価値を持っていた時期、つまり

ep7辺りまでの某掲示板の該当部分を読んでみると

キャラprprや楼座無双とか多くの単発が突然現れて

一斉に騒ぎ立ててほとんど宗教+とてもステマで大変興味深く読めます。


自分と同じように某掲示板にも毎日のように通ってた現在もうみねこアンチの方

是非過去スレを読んでどのレスがステマ、信者、アンチあるいはそれを装ったものなのか

文章から読み取って妄想するのも一興かと思われます


どうせこんな作品に不満を尽くすのは時間の無駄なら

答えのないうみねこ、全てがOSSなのですから

一挙にステマが減った辺りを探してみてはいかがでしょうか?