数学が好きな人なら楽しいかなぁ〜、いやあまり関係なく観れるかも知れません。
・・です。
第一次世界大戦頃の数学者の話です。
インドの数学者でラマヌジャンて人がいますが、この人は寝ていると女神が自分の舌に新たな定理を書いて行くと言います。要するに神様の思し召しという考えなんですね。
インドの数学者?って、違和感ありますか?
実はインドは日本の九九に当たる計算が20×20まであって、アメリカのシリコンバレーではインド系のアメリカ人が最も望まれていて、インド人の数学は正直言ってハンパねぇ〜ですw。そう言えば産業だって「石鹸箱から核兵器まで」と言われるほど、なんでも自国で準備できる。
他にもラマヌジャンは最も多くの定理を発見した数学者の一人などとも言われます。
さてストーリーですが、彼はインドのマドラスで自力で数学を勉強していたが、イギリスの大学教授に目をかけてもらい、差別されながらも努力してフェローに登り詰める。
支援してくれた教授陣のおかげや、体を壊して苦労してインドと行き来する話など、全てが「事実」だからと思うと重いです。
話はここまでにしておきますが・・
一方で数学が得意じゃなくても楽しめる「数学者の本」を紹介します。
タイトル通り「フェルマーの最終定理」って本です。コレはそこそこ有名だと思うのですが、「フェルマーの最終定理」って言う割にはフェルマーが書いたのではなく、「フェルマーが残した定理の中で最後まで証明出来なかったもの」を解く話です。
解いた人はアンドリュー・ワイルズって言いますが、解かれるまでに掛かった年月はなんと360年!。当然一人じゃないですよw。
多くの人がチャレンジして、フェルマーが死んでから360年掛かったって事。
「・・真に驚くべき証明を持っているが、余白が狭すぎて・・」って書き残して死んだフェルマーは性格が悪いね〜。私はきっと解けて無かったと思っていますw。
この本は苦労しながら、奥さんの協力など生活面も描きながら、ドラマチックに「その日」までを書いてあります。
全く数学が苦手な知り合いのオバちゃんも「面白かった〜、感動しました!」って言ってました。
その定理は・・
中学3年生で習う「三平方の定理」に似てるでしょ?。あれが3次元以上になると、成り立たせる自然数の組み合わせがないって言うだけなんですが・・そのことに360年ですw。
ブルゾンちえみの「35億」よりずっと心に滲みますw
ではまた・・