真島ヒロ先生新連載『DEAD ROCK』 現在判明してる情報から内容を妄想!! | ルーメン・イストワール

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EDENS ZERO/Mashima HERO'S/FAIRY TAIL/RAVE

概要

ついに発表された真島ヒロ先生の新連載『DEAD ROCK(デッドロック)』

兼ねてより真島先生がTwitterでされているスペースでその存在が匂わされていました。

新連載といってもEDENSZEROの連載が終わるわけではなく(最終章ですが)、同時に描かれる短期集中連載だそうです。

夏頃に開始予定なのも分かっており、まだかまだかとその時を待ち侘びていた…!

そして明かされたのが学園ダークファンタジー『DEAD ROCK』です。

一体どんな内容になるのか!?

今回は現在判明している情報からこんな物語なんじゃないかと想像膨らませてみまーす!


DEAD ROCK

まずはタイトルの『DEAD ROCK』


相変わらず真島作品らしい英語のタイトル。

『FAIRY TAIL』『EDENS ZERO』のような英単語二つが繋がった形式です。

これは作中に出てくる魔界の深淵にそびえたつ魔王養成機関の名前のようです。

「DEAD ROCKの門戸をたたくため、過酷な入学試験に挑む!!」とあらすじに書かれている事から、そこは「学校」だとも思われる。

「学校」にしてはやけに物騒な名前をしてるけど、それは魔王になる為に試験や勉強がそれだけ過酷だからなんだろうか。

タイトルの示す言葉の意味は以下の通り。

  • 「DEAD」…「死」
  • 「ROCK」…「岩」「揺れる」「ロック(音楽)」
「ROCK」という言葉は『ブルーロック』という漫画がある事から「監獄」とかそういった意味かと思ったけど、そうではないみたい。
色々調べて分かったのがブルーロックに使われているロックは「LOCK」という綴りで意味が違うようだ。
そちらは「錠」という意味で「鍵がかけられ外に出られない」事を意味してるみたい。
DEAD ROCKの方は「岩」を意味する「ROCK」の方を使ったのは、ブルーロックと差別化する意味もあったのかな?
別に関係ないとは言え、普段連載しているEDENSZEROはブルーロックと同じ週刊少年マガジン。
読者層も被っている事から似たタイトルでも英語を微妙に変える事で違いを意識していそう。
個人的に最初はブルーロックを意識した事からデスゲームモノのような側面もあるんじゃないかと考えたのだけど、使われてる英語は「岩」で「錠」ではないなら、その可能性は低くなったかな。
「ロック」という英語を「岩」の方にした特別な意味があるなら、その魔王養成機関は岩石の中にあるとか、岩山のてっぺんにあるとか、そういった意味合いを持っていそう

舞台が「魔界」なので「岩」という言葉からその場が禍々しいイメージに繋がる

魔界学園

ジャンルは「魔界学園ダークファンタジー」だと銘打たれている。
入る為には「過酷な入学試験に挑む」必要性がある魔王養成機関・DEAD ROCKは「魔界にある学校」なのだろう。
その学園に通い、切磋琢磨して一歩ずつ成長していくと思われる。
DEAD ROCKは「学園モノ」!!

自分もその一人ですが、真島先生の描く学園モノの漫画読みたい!って声はずっとあった気がします。

ハリーポッターとか僕のヒーローアカデミアとか桃源暗鬼とか学園モノにしかないロマンってある!

こういう風になるじゃないかってモデルケースは既にたくさんあるので、学園モノらしい要素を真島先生はどう扱ってくるか楽しみです。

「学園モノ」に関しては「漫画家の同業者の方から読んでみたいってよく言われる」とRAVE最終巻のあとがきで言っていました。


RAVEの単行本最終巻が出たのは2005年9月で、まさかそれから20年近く経って実現されるとは…!

真島先生本人が1番想定外だっただろうな(笑)

同時に短編集『ましまえん』2巻に収録されている『MP』という作品も読み切りですが「学園モノ」となっています。

この作品は元々RAVE連載時の次回作予定だった話で「魔法使い学校の落ちこぼれがどんどん成長していく物語」だったそうです。

しかし、当時映画『ハリーポッター』シリーズの大ヒットにより「魔法使い学校モノ」は自主規制。

ましまえんでの作品説明では「オレの方が先に考えてたんだあー!!!」と虚しい叫び声をあげていました(笑)

一応連載案のアイデアとして描かれたキャラクター設定画も収録されていて、これの連載も読んでみたかったなと思わされるワクワク感が凄いです。

校長先生や教頭先生はめちゃくちゃ強いし「魔道十傑」という最も優れた魔導士に選べれていたり(その一人にジークハルトいる)するし、大魔導士を夢見る生徒は個性豊か、運動会あり学園祭あり修学旅行ありのドタバタストーリーだったんだとか。

これらの要素がDEAD ROCKで活かされてると良いな〜!


ダークファンタジー

総合して「ダークファンタジー」という触れ込みになっています。

この「ダークファンタジー」というのも「いつかやりたいなとアイデア自体は温めている」と以前対談で話していました。

このアイデアが何を指しているのか分かりませんが、もしかしたらそのアイデアの一部がDEAD ROCKで使われるかもしれません

「ダークファンタジー」という言葉の持つ意味も、解釈の仕方によって変わってくる気がします。

Wikipediaを調べると出てくる意味はこちら。

ダーク・ファンタジーは、ファンタジー作品のジャンルの1つで、重苦しい雰囲気や悲劇的展開、過酷な描写や過激な性描写など、主人公をはじめとする登場人物にとって不条理な世界観などに重きを置いているものを指す。あるいは、幻想文学作品で、幻想・怪奇・ホラーの色合いが濃いものを指す。

作品としては、進撃の巨人、鬼滅の刃、炎炎ノ消防隊、呪術廻戦、チェンソーマン、ファイアパンチ、HUNTER×HUNTER等が挙げられました。

「人がすぐに死ぬような過酷な世界観」というところが共通点でしょうか。

果たしてDEAD ROCKはどういう物語になるんでしょうか。

個人的に感じているのは、DEAD ROCKにおける「ダークファンタジー」は「魔界」という人間界とは異なる世界が舞台であるのと「ダークヒーローが主人公」というところにあるんじゃないかと思っています。

先日Twitterで真島先生がされていたスペースでは、DEAD ROCKの主人公について「今までの僕の作品知ってる人からすると全然タイプが違う」「今回の作品のテーマって全然友情とか正義とかじゃないんです」と言っていて、主人公が従来の真島作品の王道主人公とは異なるタイプだと思われます

いつもの真島作品であれば「友情」や「正義」が行動の動機になるのに対して、DEAD ROCKの主人公はそうではないんじゃないでしょうか。

人との繋がりが戦う目的になるというよりもっと利己的で悪い思想を持ってるんじゃないでしょうか。

そうすると作品全体の雰囲気も従来の真島作品とは異なり、結果的に「ダークファンタジー」というキャッチコピーになったんじゃないかと思います。

人がすぐ死ぬような過酷な世界観か…というと、自分はそういう印象は抱きませんでした

そもそも主人公は「魔界人」で人間ではないし、魔界が舞台となると基本的には人間は出てこなさそうです。

登場人物が死なないとは言いませんが、人間じゃない種族が簡単に死ぬような世界観にしてもそこまでシビアに感じられないというか、人間以外の種族がメインでいる世界を選んだ事から、上記で挙げたような残酷な世界の物語にはしない気がします。

あくまで主人公の思想や行末が少し従来の真島作品から反してるだけで、世界観自体は魔界が舞台のだけの、他の真島作品とそう変わらない死生観になってそうな気がします。

実際真島先生も「ダークファンタジー」というキャッチコピーに関しては「『ダークファンタジー』って書いてあったけどダークファンタジーなのかな?」と懐疑的で「学園ファンタジーモノです」と言い、それに付け加えるかたちで「まぁちょっとはダークなのかな」と言っていました。

真島先生自身もこれを「ダークファンタジー」と言うのかはよく分からないようで、一般的にイメージされるダークファンタジーとはちょっと違うんじゃないかと思います。


魔界

物語の舞台となる世界は「魔界」

意味合いをインターネットで調べてみるとざっと出てきたのは、こういったもの。

悪魔の世界。ファンタジー・伝記を中心とするフィクションにおいては、多くの場合、悪魔や妖怪、怪物、魔物などが住む異世界として描かれる。定義や設定は作品によって異なるが「人間界」「天界」「霊界」といった別の世界との対立構造を描いた作品がいくつも存在する。

「魔界」を扱うフィクションはいくつもあるけど、その概要にそこまで一貫性はない。

どの作品もそれぞれ自由に「魔界」という世界を作っている。

真島先生の作品でも過去作の『RAVE』で魔界が出てきた。


RAVEにおける「魔界」の概要は以下の通り。

人間界とは別の次元でこの星に存在する世界。主に魔人や亜人と言われる、人間と動植物の組み合わさったような人種が居住している。四天魔王と呼ばれる4人の魔王によって支配され、その下にも何人かの魔王がいる。

「人間界」というものが存在するかは分からないけど「人間ではない種族が生きる世界」として描かれそうだ。

元々この作品は「いつもの真島さんっぽくないものをやってほしい」という要望がキッカケが生まれたらしく、そこからいつもとは違うテーマ→いつもとは違う主人公→魔王になる事を目指している→舞台は魔界という順番で構想されていったんじゃないだろうか。

だから「魔界」が舞台といっても、そこ自体にはそこまで特別な意味はなさそう

人間とは違う種族が住んでるぐらいで。

ただ、何となくの言葉の印象、真島先生の過去作『モンスターソウル』に出てくるような「魔物」が大きなコンセプトになっていそうな予感。


真島先生は、その言葉のニュアンスからイメージされる真っ直ぐさを大切にされてるようなところもある気がするので、ある種イメージしやすい魔界が出てくるんじゃないかな。


魔王養成機関

タイトルとなっているDEAD ROCKとは「魔界の深淵にそびえたつ魔王養成機関」だと、あらすじから判明している。

「魔王養成機関」と言うからには「魔王になる為の技能を身につける組織」なのだろう。

気になる「魔王」というワード。


この「魔王」も「魔界」に続いて、いくつものフィクションに出てくる一方で定義が曖昧な言葉。

ざっと調べて出てきた意味はこう。

悪魔や魔物たちの王。ファンタジー作品、伝記小説の類では、人間などに害を与える種族・勢力の頂点に立つ者が魔王と呼ばれる作品が多く存在する。

魔界には「魔界人」という種族が住んでいるようなので、その魔界人の頂点に君臨するのが「魔王」という存在でしょうか。

そうは言ってもそれでも抽象的なので「魔王」になるとどうなるか、どんな事ができるのかが重要になってきそうです。

魔界人の頂点に君臨するとなるとできない事は何もないように思いますが、そこに主人公が求める何かがあるんでしょうか。

他の何かじゃできない、魔王にならないと実現できない夢がある

何故主人公は「魔王」を目指しているのか、その理由が物語の進む方向性を決めると思います

その「魔王」ですが、なれるのは「1人」と考えて良いですかね。

RAVEにおける「魔王」は四天魔王以外にも何人かの魔王はいるようで、特別な称号であるのは間違いないものの、唯一無二の称号ではなさそうでした。

RAVEにおいては最終的にラスボスの配下となった存在なのでそういう扱いも分かりますが、DEAD ROCKにおける「魔王」は主人公の目指す夢なので、それは何より達成するのが難しい、他の誰かとは同じ存在に含まれない、1人だけの称号になりそうな気がします。

じゃないと、主人公が「魔王」になった時、達成感が弱いですから。

にしても「養成」という言葉からは、比較的教える側が好意的に導いてくれそうな気もしますが、自分はどうも親切な学園ではないんじゃないかという予感がしています。

魔王になれるのがただ1人だけなら、全員に優しくする意味がないですし、あらすじにて「入学試験からもう過酷」だと分かっていて、どんどん生徒の数を減らしていく、ある種の生き残りサバイバルを強いるような世界なんじゃないでしょうか。

魔王が1人だとしたら、それになれる為の技能を身につける「養成機関」という言葉のイメージは本来のものと食い違う気がします。

誰しもは無理でも、ある程度の数が魔王になれないなら「養成機関」とは言わない気がするんですよね。

教えられる事はあっても、最終的に実力者同士でただ1人の席を奪い合う。

「養成機関」とは名ばかりでもっと殺伐としたライバルを蹴落として勝ち上がっていくハングリー精神の強い強者しか生き残れない学園じゃないかと思います。


主人公

連載される月刊少年マガジンと真島ヒロ先生のTwitterで主人公の名前とキャラデザが公開。

グッと前に拳を構えた褐色肌で赤い目をした金髪でツンツン頭の少年。

男の名は「ヤクト」

あらすじから「魔界人の若者」である分かっています。

魔界に多くいる種族の若者。

「魔王養成機関」の入学試験に挑むという事は「魔王」を目指しているんでしょうね。

前述した通り、この「魔王」を目指す理由が人間性を知る上で重要なヒントになってくると思う。

コンセプトとして大きそうなのは、真島先生がTwitterのスペースで言っていた「主人公も今までの僕の作品からすると全然タイプが違う」という話。

何でもそれはビジュアルじゃなく性格やキャラ設定が全然違うらしい

ビジュアルもこれまでの真島作品主人公にはあまりいなかったタイプだと思いますがw

真島先生は「そこも楽しみにしていただきつつ『はぁ!?』って思われるかもしれない恐怖もある」「今回はえっ真島って今まで友情とか勝利とか愛とか描いてなかった?みたいな感じのお話なんでね」「今回のテーマって全然友情と正義とかじゃないんです」と言っていた。

つまりこれまでの真島作品の主人公からするとどちらかというと「真逆」に近い人間性をしているんじゃないだろうか。

「今回のテーマって全然友情とか正義とかじゃないんです」と言っていた事から、別に「友情」も「正義」も大切にしていなさそう

RAVEのハルもFAIRYTAILのナツもEDENSZEROのシキも全員共通して「友情」や「正義」を大切にしているが(それぞれ考え方は微妙に違っていても)、今回の主人公はそうではないんじゃないかな。

例えば、EDENSZEROに出てくるドラッケンはシキの大切にしている友情を「この世で最も価値がない存在」と吐き捨てお金こそ「宇宙で一番大事な存在」だと言っていたが、このヤクトも友情を直接否定するかはともかくとして友情以上に大切にしてる価値観がありそうそれを優先する為なら簡単に友情を蔑ろにできそう

「正義」の反対が「悪」だとするなら、自分の利益の為なら簡単に人の道を外れたりするんじゃないだろうか。

これまで真島作品の主人公は多くの人々を救ってきたけどヤクトは人を救わない、何なら人々から何かを奪うような事だってあるかもしれない

そもそも「魔王」を目指してる時点でDEAD ROCKに来る者は皆性格が悪い…って可能性も考えてみたんだけど、それだとヤクトの真っ直ぐな人間性から反したキャラクター性が際立たないから、周りにいるキャラクター自体は従来の真島作品と変わらない善悪感になってるんじゃないかな。


全何巻くらいになる?

気になるのは、この作品が全何巻になるのか

「短期集中連載」と言っているのでそう長くはならない事は予想できます。

真島先生が過去に作った短期集中連載作品は二つあります。

  • モンスターソウル(全2巻)
  • モンスターハンターオラージュ(全4巻)

これらがどれだけの期間連載するのか考える上で目安になる気がします
こうやって改めて確認するとどちらも僅かな巻数でどれだけ広げた話にするのか疑問です。
「魔王養成機関」のDEAD ROCKに入る為に過酷な入学試験に挑むという事は、学園を卒業して魔王になる事が物語のゴールだと思いますけど、果たして僅かな巻数でそこまでの話を描けるんでしょうか。
何となく少なくとも上記で挙げた作品の巻数は超える気がします
元々モンスターソウルは前後編の読み切りを描くつもりが3話分描かせてもらい、その後編集部に頼まれ2巻目まで描いたようです。
モンスターハンターオラージュに関してもゲーム『モンスターハンター』シリーズのタイアップとして作られた作品なので、ある程度連載期間は決まっていたものと思います。
しかし、今回の作品は真島先生完全オリジナルの作品でありながら、前後編とか数話で終わる話とは言われていない
真島先生のこれまでの発言からEDENSZEROと並行してある程度の期間描く予定だと受け取っています。
話の規模も思っていた以上に大きそうだし、これまでの真島先生の短期集中連載作品を超えた長さになるのではないでしょうか。
少なくとも「5巻」以上…??
何だかんだ10巻ぐらい続けてほしいと思ったちゃったりするけど、流石にそれは希望的観測過ぎるかな。


DEAD ROCKが発表されたちょうどその日、Twitterでは真島先生がスペース機能を使って新連載の話をされました。

その内容の一部興味深かったものをピックアップし考えてみます。


メインヒロイン不在

1番興味深く驚いたのが、なんと今回の作品にはメインヒロインがいない事。


「新連載は僕の作品では結構珍しいんですけどメインヒロインがいないんですよ」と真島先生が言っていた。

かと言ってハーレムモノじゃないそもそも女性キャラがあまりいない結構野郎がいっぱい出てくる漫画との事。

女性キャラが少ないというのも含めて意外な情報。

これは確かに従来の真島作品らしくない。

真島作品と言えば気がつけば女性キャラの比率が増えてるのが様式美だった。

しかし今回は女性キャラが少なく、メインヒロインに至っては「いない」

女性より男性が多いのはイメージできるし良いと思うけど、メインヒロインがいないのはやっぱり個人的に残念に感じたな〜。

RAVEもFAIRYTAILもEDENSZEROも主人公とヒロインの関係性が作品の大きな魅力の一つだと思っていたから、それが見れないのは一気にイメージがし難くなった。

真島先生はスペースで「重度の真島作品ファンほどこんなの真島作品じゃないと感じるかもしれない」と言っていたけど、その言葉の通り自分は今これを真島作品として受け入れられるか不安な気持ちを少し抱いている。

メインヒロインが不在となると、ヤクトの周りにいる主要人物はどんな構成になるのだろう。

真島作品で例えるなら『モンスターソウル』?

あれは仲間3人が全員平等な仲間で、特別なメインヒロインというのはいない。

あのようにメインヒロインはいないものの、同価値の仲間が複数人いるのかもしれない

そもそも学園モノなので入学してクラスに入ると、クラスメイトそれぞれが同等に関わる登場人物になるのかもしれない

状況次第で行動するメンバーが変わるとなると、メインヒロインを必要としない意味もあるのかな?


ヤクトの名前に意味がある

発表された主人公の名前

これまで真島作品の主人公は「季節」が由来となっているものばかりだった。

RAVEの「ハル(春)」を始め、FAIRYTAILの「ナツ(夏)」、モンスターソウルの「アキ(秋)」、EDENSZEROの「シキ(四季)」等、全部がそうではないが多くが毎度お約束のように季節の名前になっている。


しかし、今回の作品はそうではない。

「ヤクト」という言葉を色々調べてみたが、どこにも「季節」に関連する言葉はヒットしなかった。

これについてファンが触れ、それを真島先生が言及した。

「全然春夏秋冬関係ないよね」と言い切り「短期集中連載だからってのもあるし(季節関係ないけど)名前にも意味があるっちゃある」と言っていた。

続けて「でも物語に関わってはこないかもしれない」とも言っており、その理由に関して「結構初期段階で決まった設定なんで」と言っていた。

結構初期段階に決まったなら、それこそヤクトのコンセプトを担うような重要な由来になっていそうな予感もする

キャラクターを作る最初の段階ってまだ設定やデザインも決まっていないから、関連する言葉も少ないと思う。

その中で名前の由来に使ったなら、それはかなりヤクトの本質的な部分に迫ったものなんじゃないかな

ああまで言われると、名前の意味は気になってしまう。

もし作中で出てくる事がなかったら、単行本のあとがきやTwitterのスペースで明かしてほしいな〜!


以上、新連載『DEAD ROCK』について考えてみました。

EDENSZEROが始まる前もそうでしたが、新しい真島ワールドがどんなものになっているか想像するのって楽しいですねー!

他にももっと想像できる余地がありそうです。

いくつか他に書きたい予定の記事もあるので、連載が始まるまであと1ヶ月の間妄想を楽しみたいと思います♪