Ubuntu(12.10) で eclipse を導入し、fortran 開発環境を構築する | シロnのブログ

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趣味のパソコン関連の覚え書きに使います。

LINUX(Ubuntu12.10)でeclipse 4.2(juno)を導入して、fortran環境を構築しました。

(学生時代の卒論が見つかって、その資料にFortranのプログラムがあったので、流してみようかと・・・)

結構、試行錯誤したので、覚え書きです。



<おおまかな流れ>

1.Javaのインストール

2.eclipseのインストール

3.eclipseのプラグインをインストール

4.eclipse日本語化

5.g++のインストール

6.intel fortran composer XE 2013のインストール


<詳細>

1.javaのインストール

・まずはダウンロード → http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.html
 ダウンロードするディレクトリーは /home/xxx/tmp とする。
・インストール
  sudo mkdir /usr/java

  cd /usr/java

  sudo tar -xvzof /home/xxx/tmp/jdk-7-linux-i586.tar.gz

・~/.bashrc の変更

  export JAVA_HOME=/usr/java/jdk1.7.0_xx

  export PATH=/usr/java/jdk1.7.0_xx/bin:$PATH

  export CLASSPATH=.:/usr/java

2.eclipseのインストール

apt-get install を使うと古いバージョンがインストールされてしまうので、サイトからダウンロードする。
ここ → http://www.eclipse.org/index.php  を開く
ダウンロードするディレクトリーは /home/xxx/tmp とする。
・インストール
  cd /usr/local

  sudo tar -xvzof /home/xxx/tmp/eclipse-jee-juno-SR1-linux-gtk.tar.gz


3.プラグインのインストール
 Eclipseを起動
/usr/local/eclipse/eclipse

メニューから「Help」→「Install New Software」を開く。
 「Work With」ドロップダウン・リストにURLを入力し、インストール。

(1) http://download.eclipse.org/releases/juno
リストから「General Purpose Tools」を開き,「Remote System Explorer End-User Runtime」のみインストールする.

(2) http://download.eclipse.org/tools/cdt/releases/juno
 リストに表示されているプラグインをすべて選択してインストールする.

(3) http://download.eclipse.org/tools/ptp/updates/juno
 リストに表示されているもののうち,「Remote Development」以外をインストールする.
 (追記2014.9.3)
上記のURLは無効になっている。調査した結果下記ならOK。
http://archive.eclipse.org/tools/ptp/builds/6.0.4/

4.eclipse日本語化

 http://mergedoc.sourceforge.jp/ の「Pleiades プラグイン・ダウンロード」にある
 「安定版」をクリックしダウンロード&インストール

 cd /usr/local/eclipse
 sudo unzip /home/xxx/tmp/pleiades_x.x.x.zip

eclipse.ini(/usr/local/eclipse/eclipse.ini)の最後に,下記の1行を追加

 -javaagent:/usr/local/eclipse/plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar



5.g++のインストール
 sudo apt-get install g++  でインストール
 (追記)
   エラーになってインストールできないが最初から入っているようで問題なかった。

6.intel fortran composer XE 2013のインストール

下記のURLから、Fortranコンパイラを入手する。
  http://software.intel.com/en-us/non-commercial-software-development

「Compilers and Libraries」の上からひとつめをクリックし、次の画面のチェックボックスにチェックを入れ、「accept」を押す。
以降は、画面の指示に従って入力すると、ライセンスキー、ダウンロード先が送られてくる。

 ダウンロードしたファイルを適当なフォルダーに解凍する。

tar -xvzf /home/xxx/tmp/l_fcompxe_2013_xxxxxx.tgz

 install.sh というファイルをダブルクリックし、「端末内で実行」を選択するか、
または、ダウンロードディレクトリに移動し ./install.sh または ./install_GUI.sh
でインストール

 途中、
 「オプションの必要条件の不足
  -- サポートされていない OS」
 というメッセージが出るが、スキップする。
 それ以外の条件の不足があれば先に進められないので、手順を確認する。
 NQHX-BHFGTX-S
 アクティベーションのあと、
 「オプションの必要条件の不足
  -- サポートする Java*ランタイム環境(JRE)が見つかりません」
 というメッセージが出るが、これもスキップする。

 インストール終了後 .bashrcに下記の1行を追加
source /opt/intel/bin/compilervars.sh ia32

7. ソースの作成
 拡張子はf90で作成する。forだとうまくコンパイルできない。