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ダイ・ポップ・マァムの3人がネイルの村を出発した頃、クロコダインは自らの根城へ戻っていた。体力の回復を待ちながら、ダイのような子供に片目を奪われたことを悔しがる。
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そこへ、キヒヒヒヒッ・・と奇妙な笑い声をあげて、妖魔司教ザボエラが姿を現す。そして、たかが数人のガキにやられるとは、荒れるのも無理はないヒヒヒ・・と、笑う。クロコダインはザボエラをにらみつけながら、どうやってそのことを知った?と問う。ザボエラは、妖魔士団の一員である悪魔の目玉を戦場の見張り役として派遣しているので、ワシに知らぬことはないと説明した。そして、ここへ来たのは、お前の危機を知ったので助力をしようと駆けつけたんじゃよぉ~、とニヤニヤしながら言った。クロコダインは、あまり信用していないザボエラからの申し出に、怪訝そうな顔をしていた。
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ダイパートへ戻る。ロモスを目指す3人だが、少し道中が長いので準備は入念にしておく。新加入のマァムの防具は布の服なので、旅人の服とヘアバンドに新調しておこう。魔法の弾丸は10発あるので、すべて呪文を詰めておく。攻撃ならポップのメラミやヒャダルコ、回復ならマァムのべホイミあたりが良い。MPがなくなったときの保険にもなる。詰めた後はMPが減っているので、宿屋に必ず泊まっておく。薬草も安い上にたくさん持てるので、多めに買っておこう。
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マァムはリミット技がないかわりに、戦闘中魔法の弾丸を使うことが出来る。事前に詰めておけば、仲間の呪文でも使えるのが特徴。メラ系のみ(なぜか)カットインが入る。また、狙うモンスターの位置で、カットインの位置も少し変わる。左端のモンスターを狙うと、マァムの顔が半分隠れてしまったり(・c_,・ ;)
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魔の森の進み方は、十字路が2回出てくるのでどちらも北へ向かえばよい。水辺の奥に階段を発見する。
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階段の先は、洞窟が続いていた。構造は、某3のいざないの洞窟にそっくり。アリアハン大陸からロマリア地方へ続く、懐かしの洞窟だ。もちろん、爆弾で壊すイベントなどはなく素通りできる。地下2階が広いのもお馴染みで、先への階段は近くにあるが落とし穴に阻まれている。北から東を大きく迂回することで辿りつける。
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洞窟内で登場する魔物は、キラーエイプ・キラービー(攻撃に麻痺)・キャットフライ(マホトーン)・マッドオックス(ギラ)・ごうけつぐま。豪傑熊は最もHPと攻撃力が高いが、1体でのみ登場。他は徒党を組むこともあるので、ヒャダルコの呪文や魔弾銃(ヒャダルコ)で一掃しよう。リミット技も、発動次第活用していく。最後にボス戦があるので、MPの消耗のしすぎに気をつけよう。
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最後のフロアは、左が正解。出口に向かえる階段の前で、あのライオンヘッドがまたも眠っていた。寝すぎ・・(;-,_っ-)
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ライオンヘッド HP500? 経験値551 ゴールド98 ベギラマ

ベギラマは全体に30弱くらいのダメージだが、そう連発はしてこない。薬草をたくさん持っているなら、回復は薬草でも十分だ。しかし意外に素早く、ダイの次に素早いマァムより先に攻撃してくることがあるので、回復は早めに行う。攻撃は、大地斬とヒャドが良い。メラミは消費MPの割に、ダメージ効率が悪い。マァムは魔弾銃か通常攻撃。なお、イベントのように海波斬でベギラマに反撃することはできない。それにしてもライオン君、ビビっていたわりには、クロコダインよりも強いような(・c_,・ ;)
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ボスを倒して、ようやく魔の森を出た。新たなフィールドに出たが、辺りはすっかり夜になっていた。近くにお城があるので、入ってみよう。フィールドでは、魔物は出現しない。また、北西に向かうとポルトスの街があるが、入り口で通路を塞ぐように兵士が寝ており、入ることは出来ない。フィールドでセーブし、リセットして再開すると昼になったりするが、城や街に入ると夜に戻る。
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ロモス王国へ到着。すっかり夜になっているが、まずはお城に行ってみよう。道具屋と武器屋は夜でも利用できるが、品揃えに特に目新しいものはない。ルイーダの酒場の建物は、店じまいということで入れない。脇の通路は、酔っ払いが塞いでいる。小さなメダルは、いつ交換できるんだ(´・,_っ・)-3
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お城へ行ってみるが、警備兵が2人立っている。夜はお城へ入れないのは、ドラクエのお約束。当然断られるが、ポップは、俺たちは王様の知り合いだから(通さないと)後で叱られても知らないぞ~っと上から目線で交渉。しかし、通用せず追い出される。
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民家の男と話すと、私はイケメス。こうして夜が明けるのを待っています。ああ・・このセリフを言ってみたかった。というセリフがある。教会の神父にも、似たようなセリフがある。しかし何のネタかわからない(・c_,・ ;)
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宿屋に勇者さま御一行が泊まっていると情報が聞けるので、2階へ上がってみる。一室で、でろりんたちがカードゲームに興じていた。話しかけても、サインなら明日するから・・と取り合ってくれないが、構わず3回連続で話す。すると、あの時の怪物小僧~!とダイの事に気づき、でろりんたちは急に怯え出す。あれから逃がしてあげたんだね(´・c_,・`)
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なおも話そうとすると、でろりんたちは捕まえられると思ったのか、今では罪を清算して真の勇者を目指すべく頑張っているんだ!過去のことは水に流そうじゃないか・・!と慌てて弁解してくる。何を頑張っているのか聞くと、弱い魔物と戦って褒美をもらうとか、魔王軍にやられたお城から宝箱を頂戴してくる、といったもの。
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それでも勇者か・・と呆れるダイたちだが、構っていてもしょうがないので、ひとまず許すことにする。でろりんは宿賃15ゴールドをくれ、今日は仲良く泊まろう!と他の仲間たちも急に愛想よくしてきた。話が終わると、宿屋に泊まれるので一晩明かす。
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夜が明けると、突然多数の魔物の咆哮が辺りに響き渡った。そして、あのクロコダインの声。出てこいダイ!さもないとロモス王国は今日で壊滅だ!と。飛び起きたダイたちが窓の外を覗くと、城へ向かっていくクロコダインたち魔物の集団の姿が見えた。ビビるでろりんたちをよそに、ダイたちは急ぐことにする。本作では別室だったが、原作でのマァムはダイたちと同じ部屋で泊まった上に、寝起き姿もかなり大胆であった・・(*´c_,`*)
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しかしポップが、何故かついて来ようとしない。何をふざけてるの?とマァムが引っ張ろうとするが、行っても殺されるだけだ・・とポップは尻込みする。急に怖気づくポップに、マァムは胸ぐらをつかみながら、仲間がどうなってもいいの?と激しく揺さぶる。しかしポップは、好きで戦ってきたんじゃない、ダイがいるから敵に次々と襲われるんだ・・巻き添え食って死にたかない!と弱音を吐く。
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たまりかねたマァムは、怒りのあまりポップを(グーで)殴り倒す。壁まで吹っ飛んだポップが、何するんだ!と起き上がると、マァムの目には涙が浮かんでいた。そして、あなたアバン先生から何を習ってきたの?先生の仇をを討つために命をかけて戦うと思ったから仲間になったのに・・と、言った。呆然とするポップに、二度と顔も見たくない!と吐き捨てると、そのまま外へ走って行ってしまった。
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その頃、王城も魔物に襲われはじめ、あわただしくなっていた。このままでは城が陥落すると見た兵士たちは、王様に逃げるように促す。しかし王様は、国を見捨てて逃げる訳にはいかない、希望を捨てずに最後まで戦うのだ!と主らしく気丈にふるまった。
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そこへガルーダにつかまったクロコダインが、空から王の間へと侵入した。警護の兵士たちが押さえようとするが、一撃でたちまち倒されてしまう。クロコダインは王様の方へ向き直ると、お前の命に興味はないが、俺のターゲットをおびき出すために死んでもらう!と歩み寄る。
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ロモス王国を救うため、宿屋を飛び出したダイとマァム。街はすでにあちこちで戦火が上がっており、魔物のシンボルに触れると戦闘になる。キラーエイプ・マッドオックス・豪傑熊がそれぞれ単体で出現するので、2人でも問題ないだろう。全部倒す必要はなく、強制戦闘は宿屋の前とルイーダの酒場の脇の2戦だけ。こんな時でも、お店は商売魂で営業している。宿屋も使えるので、魔弾丸の補充もできる(ポップの魔法以外)。
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お城へ行こうとしても、炎が上がっていて通れない。ルイーダの酒場も相変わらず入れないが、脇の魔物を倒して先に行くと、神田太郎たちの掘った隠し階段を見つけることが出来る。
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以前にも通った通路だが、最初のエリアではランダムエンカウント+シンボルエンカウントの2本立て。シンボルの方はかなり素早く、捕まると逃げることが出来ない。魔物は街と同じなので、蹴散らして行こう。階段を上がれば、シンボルは居なくなる。
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途中の牢獄で、神田太郎たちを見かける。あのあと、結局捕まっていたようだ。例のすっとこどっこいな部下は、地下の同じ場所にうろついたまま。
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王様は傷つき倒れていたが、間一髪間に合った。待ちかねたぞ!と叫ぶクロコダイン。ロモス王国を救うべく、クロコダインとの決戦が始まった。
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クロコダイン(1回目) 真空の斧 獣王痛恨撃(イベント技)
ブラス メラミ メダパニ(効果は無し)

負けイベントだが、あまり早く全滅するとイベントが省略される(★まで進む)。攻撃する意味は特にないので、戦闘中は回復や防御でやり過ごしておく。4ターン目、クロコダインは以前戦った時よりも明らかに強くなっているダイに危機感を感じ、このままでは魔王軍にとって最大の脅威になってしまう、と思った。
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5ターン目、不本意ではあるが、やむを得まい・・と、クロコダインは懐から魔法の筒を取り出した。そして、出でよ!デルパッ!!魔法の筒から出てきたのは、何とブラスであった。しかし悪魔のような表情をした、魔王軍時代の姿に変わってしまっていた。そして、ダイ・・死ね!とクロコダインと共に襲い掛かってくる。
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6ターン目、狂ったブラスが襲い掛かってくる・・というあまりの衝撃に、ダイはパニック状態に陥る。動揺という状態異常にかかり、操作ができなくなる。同時に、天井に張り付いた悪魔の目玉を通してザボエラの声が聞こえてきた。子供が絶対逆らえないのは親・・育ての親には手出しは出来まい!まさに最高の刺客!と高笑いする(ブラスはデルムリン島で捕えられ操られたようだ)。
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7ターン目、あまりに卑劣なやり方に、マァムはクロコダインに叫ぶ。あなたそれでも戦士?誇りだの何だの言っていたから正々堂々とした男だと思ったけど、何が獣王よ!痛いところを突かれ、クロコダインも焦りを見せる。しかし、武勲の無い武人など張り子の虎も同然!誇りなどとうに捨てたわ!と言い返す。
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8ターン目、マァムの叫びも空しく、一思いに葬ってやる・・とクロコダインは力をため始める。そして、最強の秘技・獣王痛恨撃を放った。ダイとマァムは、ひとたまりもなく倒されてしまう。勝った・・とつぶやくクロコダイン。これで終わりなのか・・。
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(★)一方、宿屋に残っていたポップは、この時の激しい轟音を聞いていた。まさかやられてしまったのか・・と想像するが、すぐに首を振り、いや・・あいつらが死のうと関係ない、それに俺が行ったところで殺されるだけ・・とつぶやく。
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そこへ、おじゃまするよ・・とニセ勇者一行の魔法使いまぞっほが入ってきた。まぞっほはポップに、ワシらの仲間に入らんか?お前には見どころがある、と誘う。しかしポップはアバンの印を見せながら、俺は勇者アバンの弟子だ、お前ら小悪党と一緒にするな!と拒否。するとまぞっほは、ほお~仲間を見捨てるような者でもアバンの使徒なのかね?と突っ込んだ。言葉に詰まってしまうポップ。
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そこでまぞっほは懐から水晶玉を取り出し、ダイ達の様子を見せてくれた。水晶玉には、ダイとマァムがクロコダインに打ちのめされた姿が映っていた。仲間のピンチに、何とかしたいけど・・俺一人ではどうにもならない・・とポップは嘆く。
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そこに、まぞっほの大きな声が響く。勇者とは勇気ある者!真の勇気とは打算なきもの!相手が強くてもひっこめたりしない!と。まぞっほ曰く、魔法を習った師匠の言葉らしい。まぞっほも若いころは正義の魔法使いを目指していたが、強い魔物が出てくると逃げたり仲間を見捨てたりしてしまった。今ではこんな悪党になってしまったが、ポップが昔の自分のように思えて放っておけず、おせっかいをしてみた・・と言った。そして、胸に勇気のかけらが残っているうちに、早く行ってやれ!とポップの背中を押した。この言葉に奮い立ったポップは黙ってうなずくと、外へ向かって走り出して行った。
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あれじゃ無駄死にするだけだろう・・とへろへろやずるぼんがつぶやく。しかしまぞっほは、あの子はアバンの使徒だから大丈夫!と胸を張る。そりゃ本物の勇者じゃないか!と驚くでろりん。わしらとはモノが違うホッホッホ!とまぞっほは高笑いすると、さあワシらは(小悪党らしく)仕事を続けよう!と仲間たちに号令をかけた。
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俺は最低だ・・自分のことしか考えずに逃げ回ってばかりで・・。アバン先生もダイも勝てそうにない相手でも命がけで戦ってきたのに、俺は・・。ようやく目の覚めたポップは、急いでロモスの街を駆け抜けていく。正面の炎をヒャドで打ち消し、城の中へ飛び込んでいった。
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ダイたちにとどめを刺そうとするクロコダイン。そこに間一髪ポップの待て!の声がかかる。今更お前程度が出てきたところで何が出来る?失せろ!と追い払おうとするクロコダイン。しかしポップは、今度は勇気を振り絞ってクロコダインに一喝。仲間を傷つける奴は絶対に許さない!俺とサシで勝負しろ!とクロコダインに挑んでいった。表情がいまいち決まってないところが、3枚目のポップらしい・・(*´c_,`*)
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クロコダイン(2回目) HP600? 経験値612 ゴールド26
真空の斧 ヒートブレス 獣王痛恨撃(イベント技)
ブラス メラミ メダパニ(効果は無し)

ダイとマァムは気絶状態のまま戦闘開始。クロコダインはポップの1対1の挑戦を受け、ブラスに手を出さないように命じる。ポップの作戦は、(自称)最強の攻撃呪文メラゾーマ。1ターン目、攻撃を受けると同時にリミットブレイク。その技が俺に通じなければ、貴様の最後だ・・!とクロコダインは自信満々で受けて立つ。
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2ターン目、ポップがメラゾーマを放つ。強力な呪文に驚くクロコダインだが、真空の斧でバリヤーをはり呪文を防いだ。打つ手の無くなったポップに、クロコダインの一撃が決まる。瀕死に陥ってしまうポップだが、ダイはこんなのを何発も食らって戦い続けてきた・・と仲間の事を思い根性で立ち上がる(HPは2)。アバン先生のように相打ちまでいかなくても何とかならないか・・と考えるうちに、マホカトールの作戦を思いつく。しかしポップの魔法力でどこまで出来るのか?
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3ターン目、マホカトールを選ぶと、ポップはクロコダインに向かって杖で殴り掛かる。だが、武器は粉々に砕け散ってしまう。魔法力が尽きて血迷ったか?とクロコダインから言われる。しかしこれは作戦だった。杖のかけらでブラスの足元に五芒星が描かれ、ポップはそのままマホカトールを唱える。
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ブラスの周りが大きく輝いたかと思うと、小さな魔法陣に包まれブラスは何と正気に戻った。魔法力を使い切ったポップは、床にへたり込んでしまう。クロコダインは我に返ったブラスをみて、今更ブラスを救ったところで何になる?と問う。
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ポップは朦朧としながらも、ブラスじいさんさえ無事ならダイは本気で戦えるんだ!それに、仲間を見捨てて自分だけぬくぬくと生きるなんて、死ぬよりかっこ悪いと思っただけさ・・と答えた。クロコダインは、こんな未熟な少年までが命を張って戦っているのに、俺は一体何をしているんだ・・と迷いだす。
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そこへザボエラが、早くそのガキを殺してしまえ!と急かす。クロコダインはためらいながらも、それに従いポップにとどめを刺しに行く。絶体絶命の状況で、ゴメちゃんがピイ~~ピイ~~ッと泣き出した。すると、同時にその涙に反応して、突然あたりが黄金に光り始める。ザボエラの通信をしていた悪魔の目玉は、その光で溶けてしまう。これは一体・・?
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すると何と、ダイとマァムは意識が戻り立ち上がった(ここからダイのテーマ)。奇跡が起きた・・3人は今一度クロコダインに対峙する。今度こそ勝つ!
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4ターン目からは真剣勝負。起き上がったとはいえ、全員のHPが減っているのでまずは回復優先。クロコダインはHPが少し増えているが、以前と同じ戦い方で問題ない。全滅すると★まで戻されるので気をつけよう。クロコダインのHPが0になると、ダイのリミットブレイクが発動する。仲間の合図があるので、アバンストラッシュを放とう。クロコダインも獣王痛恨撃で応戦するが、威力にまさるアバンストラッシュがクロコダインの体を貫き、勝負が決する。
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クロコダインは倒れる間際、どうせ負けるなら正々堂々と戦って負ければ良かったよ・・とつぶやく。またポップの方を向き、お前には男の誇りの尊さを教わった、と言った。最後に、お前たちに負けたのなら悔いはない・・さらばだ、勇者よ常に強くあれ・・!と言い残すと、クロコダインは息絶えた。
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獣王クロコダインの断末魔の叫びを耳にした百獣魔団のモンスターたちは、さながらリーダーを失った獣の群れが四散するように、戦意をなくし森へと逃げていった。
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それから後、魔王軍を撃退したロモス王国は歓喜に沸いていた。ダイたちも王様から祝福を受ける。そして王様は、このたびの勝利はダイのおかげ・・晴れて今日から勇者ダイを名乗るがよい!とダイに勧める。ダイは、みんなの力があったからこそ・・とこれを断る(OKしても良く、その場合仲間から祝福を受ける)。王様からは、さらに大きな成長を期待している!と言葉をかけられる。最後に王様から、英雄にふさわしいという衣装をもらえる。
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城の外では、国民がみな勇者たちを一目見ようと集まっていた。新しい衣装に着替えて、バルコニーからその勇姿を披露するダイ達。人々は、みな口々に3人を称えた。
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でろりんたちニセ勇者一行も、遠目に眺めていた。本当の勇者はやっぱりかっこいいとへろへろが言えば、今戦ったらあんた勝てないよ、うるせぇ~と言い合うずるぼんとでろりん。わしらにはわしらの生き方がある・・と皆をまとめて引き上げるまぞっほ。去り際にまぞっほはポップの方を見ると、お前は本物だったみたいだな、頑張れよ!と心の底で応援していた。
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ぼーっとしてどうしたの?とポップに声をかけるマァム。頑張って人から感謝されるっていうのも悪くないな・・とポップは答える。その姿をマァムが褒めるとポップは調子に乗って、イエーイ!ご声援あっりがとー~!と民衆に向かって叫んでいた。ちなみにポップの顔は変わらず・・マァムびいきだよな(´・,_っ・)-3
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バルコニーの3人の姿を、城の屋上から見守る王様はつぶやく。ダイよ聞きなさいこの声援を・・たとえお前が望まずとも人々はお前をこう呼ぶだろう・・小さな勇者ダイと・・!
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ということで、第二章 激闘!百獣魔団編 完(*´c_,`*)

第3章は鋭意製作中ということだが、ブログとしては一先ずここでおしまい。

原作であるダイの大冒険が週刊少年ジャンプで連載を開始したのは、平成元年・・何と今から27年も前。当時はFC版ドラクエ3の全盛期だったので、ダイの世界もドラクエ3までのものを基本としていた。モンスターやでろりんたちが一例。ドラクエ4が翌年発売ということで、ダイの世界では4のモンスターは異世界の魔物として描かれていた。

本作の素晴らしいところは、何といっても原作の再現率の高さ。ダイを知っていれば、懐かしみながらゲームを楽しむことが出来るだろう。さらに、RPGとして遊べるようにストーリーやシステムにオリジナル要素を加えている。ダイファンとしては夢のような作品ではなかろうか。

ただ、ストーリーは一本道で強制的に進み、シンプルなシステムも昔のRPGといった印象。特にダイを知らないと、RPGとしては物足りないかもしれない。というより本作は、ダイを知っている人向けの作品である。もし、ドラクエは知っているがダイは知らない・・という人がいたら、数少ないドラクエ漫画の名作でもあるダイの大冒険の原作漫画をおすすめする。

現在制作中の3章からは、自由度が増したり強力なボスが出てきたりと、RPGとしてもやり応えを出す予定のようなので楽しみにしたい。今回も素晴らしい作品をありがとう(*´c_,`*)

(追記)3章が完成したので、来月辺りから続けていきます(`・c_,・´)

次回は「完全無欠の戦士(`・c_,・´)」つづく(`・c_,・´)

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