現在、秋田県仙北郡美郷町にございます六郷を訪れると・・・
このように色鮮やかな光景をご覧いただけます
このカラフルな紙は何なんだ？と思われた皆さん ご説明いたしましょう
こちらは 天筆（てんぴつ）です。
現在２月１１日～１５日まで行われている六郷の小正月行事「六郷のカマクラ」の期間中、
青竹に結んで吊されます。
カマクラ最終日の１５日。これらの天筆は願い事を神様に届ける為、「天筆焼き」といって、
神官がお祓いをした 松にお に火をつけた後、焼かれます。
焼いた天筆が空高く舞い上がれば、字が上手になり、願い事が叶うと言われているのです。
願い事が叶う？？？
ということで、２０１５年もどん欲な仙北調査員ピンクは早速、天筆書き体験に出掛けました～
（どこで行われているかはブログの最後に書きます）
「書き方」に沿って、筆＆墨で書きます。 筆を持つのは中学生ぶりです。
「奉納 鎌倉大明神 天筆和合楽 地福円満楽 ～～～～楽
新玉の年の始めに筆とりて 万の宝をかくぞ集むる 未年正月吉日 名前 敬白」
～～～～の部分には自分が叶えたい 願い事を書きます。
早速、仙北調査員ピンク、筆をとりましたよ～
色とりどりの紙が 緑、黄、赤、白、青の順番に
４ｍほどの長さで繋がっております。
「奉納」を緑の部分に書いた後は、だいたい２色に５文字を書くのが良いとアドバイスを
いただきました
さてさて、仙北調査員 「地福円満楽」まで書き終え、いよいよ 願いごとでございます。
ここからは真剣勝負です。気持ちを込めて、願いが届くように力を込めて書きます
良
縁
成
就
楽
「良縁成就楽」皆さまよろしくお願いいたします
力がもの凄くこもっている、躍動感ある感じに仕上がりました。
下手でも良いんです 気持ちがこもっていれば
気持ちがこもりすぎて逆に・・・なんて意見は全く耳に入りません。
そしてその続きを書いて・・・
しっかり自分の名前を書きましょうね。神様が誰のお願いかわからなくなっちゃいますから
そして、最後に「敬白」でしめます。
以上で私の天筆完成
真剣に丁寧に書いていたので、時間感覚が全くなくなっておりましたが・・・
約４０分以上 かかって書いたと思います。
非常にすがすがしい気持ちでございますよ～
そして、出来た天筆は、美郷町観光協会事務局長様の手によって・・・
上から吊していただきました～
仙北調査員ピンクのは１番左端ですが・・・
私の隣の人のがやたらうまいのが気になります。
でもね～下手でも良いんです 気持ちがこもっていれば
ちなみに、今、美郷町観光情報センターさんに行くと私が誰だかわかると思いますので・・・
良縁に心当たりのある皆さま、急いでください。
こちらの天筆２月１５日の六郷のカマクラ最終日「竹うち」行事の合間に天筆焼きが行われる
のですが、当日行けないという方の天筆も責任持って焼いて貰えるので、天筆書きだけでも
ＯＫです。
さてさて、おまちどおさまでした、どこで、いつ書けるんだ？という皆さまへ
天筆書き体験
～２月１４日 美郷町観光情報センター内
２月１５日 美郷町 國之譽ホール
※どちらも「湧太郎」の中にございます。
体験料は天筆１組につき２００円
その他、六郷のカマクラ等の最新情報については、美郷町観光情報センターさまの
Facebookでご確認ください。
ぜひ、皆さまも神様に届けたい願いがございましたら、美郷町にレッツゴー
以上、仙北調査員ピンクがお伝えいたしました