なんで苑田を受けるべきか | つみれパパの医学生日記

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私はtwitter見てる人はよく知ってると思いますが苑田物理信者です。





えぇもう信者って言っていいと思います。





この記事は


苑田ってなに?
物理の苑田ってすごいらしいけどなにが違うの?
どんなこと教えてくれるの?


ってところに関して書きます。








他の記事でも紹介してますが、苑田先生は河合塾の講師であり、東進の映像授業にも登場します。



私は今期

東大物理
熱力学発展
電磁気発展
トップレベル医進物理

を受けてますが(コンプリートしてんなおい)、受けた価値あると思ってますよ。





トップレベル医進物理の力学分野でおっしゃってたんですが、難関大レベル(苑田のいう難関大は東大京大です)までいくと常識になってないと試験時間中に終わらない。



と言います。





えー、翻訳すると(この記事は基本的に苑田のセリフそのまんまを翻訳するスタイルでいきます)





物理現象として当たり前なことは一言で〜は〜なので〜である。

と書いて良い、と言います。






例えば、

半円に速度のある球を入れて駆け上がって離れずにてっぺんから飛び出してくる条件は

いちいち運動方程式を書いて、θ=180°の時に離れなければいいのでN≧0だからウンヌンカンヌン〜


ではなく


最高点で離れずに射出されれば良いので、

入射するときの速度が◯◯であれば良い。


と書けばそれで良いと。






↑なるべく授業中のセリフをまんま書いてるんですが、こんな感じです。





ド定番のわかりきっている現象(苑田はよく現象って言います)は一言で書いちゃってよいと。





そうしないと試験時間中に終わることはまぁ不可能なんだそうです。





で、こういうのが


学んだことを常識化すること


なんて言います。





なんて言ったらいいかな、

数学でいう〜の定理より〜

みたいな書き方だと思ってくれたらわかりやすいかな。






私はそんな気がしました。





〜の時、◯◯の定理が使えるので、x=〜である。




みたいな書き方で物理もできるんだと。









例えば波動のところの強め合う条件も



|位相差|= mλ (m=0.1.2……)



も、距離の差=みたいなことだと思ってるけど違うからね!?みたいなこと言うんですよね。



さっきみたいな話で、色々わかったその後位相差が=距離の差(初期位相の差)ってことになるだけだからね?みたいなこと言います。



だからこの式になるだけでその本質を理解してなければなんの意味もないと。









そしてさらにそんな流れで暗算の利用や、なるべく式を単純化させることにも触れてくれます。







あと苑田は電磁気が有名とか言いますけどただ単に外部生でも受けられる電磁気発展が夏期講習にあるからだと思いますよ。






ぶっちゃけ似たような効果(さっきから話す時間短縮の話やら常識化する話)は力学においても話してくれるので、一回まとめて受けておくことをオススメします。






さてその電磁気ですが(思い立ったら書く人なのでこの記事書いてる時点でまだ電磁気発展受け終わってません)とにかく概念を変えてくれるのかなと思います。




苑田がやってくれる物理が難しいって言われる所以は大学の範囲までかじってやる(もう境目わかんなくなってきたのでそうなのかすらわかりませんが)ので難しく感じるから、苦手な人はやめておけ、みたいなこと言われますが。



初心者、苦手な人ほど苑田ですよ。



数学や物理化学を含めた高校学問の全ては、学べる範囲が狭いからその範囲でなにかをしようってことが多い、


だからそれだけでは説明がおっつかないものがあると。


だから不十分な説明になって、余計にわけわかんなくなるから、じゃあちゃんとわかるようになるように情報を補填してやりましょうと。





つまり高校生にもわかりやすいように噛み砕いて、
理解しやすいように難しいところは省いて、


なんてやるからわかりにくくなるんだと。






物理をそのまま物理として理解すれば、なんて事のないことだと。






そんな風に言います。








予備校講師がやたらめったら参考書批判するのはコレがあるような気がします。


苑田はあんまり批判しないけど、他の人のやり方で〜って言うけどそれ違うからね。


とはよく言っててまぁそれに該当するのかなと。








とにかく物理がなにしてるのか、そのまま理解すると。


そのためにはちょっと高校物理ではやらないところや、言い方が違うことがあるんだと、苑田はそれをそのまま授業します。







電磁気発展を受けると、平行板コンデンサーの問題は満点じゃなきゃ罪人みたいな気分になるし、

熱力学発展受けたら熱力学は超短時間で満点取って他に回さなきゃって気分になります。






もちろん受けただけでは、気分です。






好きな語録に







 勉強したことを常識化しましょう。





というのがあります。

先から言ってることを、早く自分のものにしましょうってことです。







一部の人を除いて常識化させるには訓練が必要である。






とこんなことも言います。

この常識化が受験生にとっては  できるようになること  であり

訓練  が問題集やったりすること(ではないんだけどまぁそういう風に思う人がたくさんいる)なんだと思います。





この辺の考え方の相違というかなんというかは受けてみてください、私の日本語力では伝えきれません笑笑









一部の超天才以外は、人から学ばないとわからない。









と、これも心に響きました。


大学生になり、専門分野を学ぶようになり、師事する先生って大事なんじゃいかなって。


苑田に触れていると、学ぶことが楽しくなります。








私は駿台に通って、一部の有名講師の授業を受けることで大学0年生になったかのような気持ちになれましたが、苑田にも同じような気持ちを持ちます。

↑これだけで1記事書けそうだからいつか書こうかな。







この記事読んで、少しでも迷ってたけど受けてみよう!ってなる人が増えたらいいなと思います。





ではでは。