無事に大学院も決まりましたので、久々に更新。

さて、EP7を読み終えてだいぶ経ちます。いろいろな考察ができて楽しいデス!



ネタばれ注意!!!!!!!!









とりあえず、本編ラストのウィルVSクレルにおける戦いの考察をしてみます。

*本考察ではクレル(ヤス)=紗音=嘉音前提で話を進めさせて頂きます。

  また、幻は幻に=嘘・幻想、土は土に=真実と考えます。


○「第1のゲーム、第一の晩。園芸倉庫に、6人の死体。」 「幻は幻に。……土には帰れぬ骸が、幻に帰る。」

本編でウィルが「それでも死に顔が見たいと言った時はどうするつもりだったんだ?」的なことを言っていたことから、紗音は死んだフリをしていたと予測。他5名は紗音による殺害。土には帰れぬ~、とは死んでいない紗音のことを暗示している。


○「第1のゲーム、第二の晩。寄り添いし二人の骸は鎖で守られし密室に。」 「幻は幻に。……幻の鎖は、幻しか閉じ込めない。」

絵羽夫妻の部屋はそもそも密室ではなかった。つまり、源次&嘉音または熊沢&嘉音が扉前に到着した際、部屋のチェーンを切断し、生きていた二人を嘉音が殺害した。源次・熊沢・南條はヤスが碑文を解いた際に、今の主はあなただ、的なことを言っていたので、殺害には及ばないものの共犯者にさせることは可能だと思います。


○「第1のゲーム、第四の晩。密室書斎の老当主は灼熱の窯の中に。」 「幻は幻に。……幻の男は、あるべきところへ。」

ここはいまいち意味がわからないんですよね。金蔵は既に死亡しているので、金蔵が居るように振舞っていたのが幻は幻に、の意味なんでしょうかね。焼死体は金蔵本人のものであっても不審点はないと思います。


○「第1のゲーム、第五の晩。杭に胸を捧げし少年の最後。」 「幻は幻に。……幻想の魔女と杭は、幻想しか貫けない。」

嘉音は死んでいなかったということ。つまり、使用人による茶番劇でしたということ。熊沢・南條の共犯により可能。嘉音の看病に行った朱志香に対しては、南條が「嘉音は死んだ。」的なことを言えばうまく誤魔化せるでしょう。


○「第1のゲーム、第六、第七、第八の晩。歌う少女の密室に横たわる3人の骸。」 「幻は幻に。……盲目なる少女が歌うは幻。密室幻想。」

難しいですね。おそらく、金蔵部屋宛てへの電話は客間外からかけられていて、真里亜の歌はテープによる録音(朱志香の回想での真里亜の電話はこの伏線?)。閉められていた客間にマスターキーを使って入り、三人を殺害後、再び鍵を閉める。


○「続けましょう。第2のゲーム、第一の晩。腹を割かれし6人は密室礼拝堂に。」 「幻は幻に。……黄金の真実が、幻の錠を閉ざす。」

礼拝堂は施錠されていないまま、真里亜に鍵を渡した。第二のゲームは楼座が共犯者?10月4日深夜~5日朝にかけて楼座と共同で殺害、もしくはクレルによる単独殺害。


○「第2のゲーム、第二の晩。寄り添いし二人は、死体さえも寄り添えない。」 「幻は幻に。……役目を終えたる幻は、骸さえも残せない。」

ヤスによる嘉音という人格を消す=嘉音の殺害。うーん、苦しいですね…。朱志香はヤス=紗音により殺害される。


○「第2のゲーム、第四、第五、第六の晩。夏妃の密室にて生き残りし者はなし。」 「土は土に。……棺桶が密室であることに、疑問を挟む者はいない。」

紗音が譲治・郷田を殺害後に自殺。


○「第2のゲーム、第七、第八の晩。赤き目の幻想に斬り殺されし二人。」 「土は土に。幻は幻に。……幻に生み出せる骸はなし。」

紗音による南條・熊沢殺害。源次は共犯者(殺害に関わったかは不明)で、赤目嘉音は彼らによるでたらめ。郷田は口裏を合わせないと殺すよ、的なことを言って脅していた?


○「第3のゲーム、第一の晩。連鎖密室が繋ぎし、6人の骸。」 「幻は幻に。……輪になる密室、終わりと始まりが、重なる。」

紗音は生きていたという考察。連鎖の始まりはたしか紗音からであったので、紗音の死体がある、と親達に思わせた後、嘉音に変装して死んだ振りをしていた。


○「第3のゲーム、第二の晩。薔薇庭園にて親子は骸を重ねる。」 「土は土に。……語られし最期に、何の偽りもなし。」

絵羽による殺害、が妥当なところでしょうか。


○「第3のゲーム、第四、第五、第六の晩。屋敷にて倒れし3人の骸。」 「土は土に。……語られし最期に、何の偽りもなし。」

ここはあくまで予想ですが、絵羽も密かに屋敷へつけていき、そこで今回のお茶会のようないざこざ(銃の暴発など)に発展。次男一家の誰かの銃で秀吉が死に、逆上した絵羽が次男一家を殺害した?


○「第3のゲーム、第七、第八の晩。夫婦二人は東屋にて骸を晒す。」 「土は土に。……明白なる犯人は、無常の刃を振るいたり。」

絵羽もしくは譲治による長男一家殺害。


○「第4のゲーム、第一の晩。食堂にて吹き荒れる虐殺の嵐。」 「幻は幻に。……黄金の真実が紡ぎ出す物語は、幻に帰る。」

○「第4のゲーム、第二の晩。二人の若者は試練に挑み、共に果てる。」 「幻は幻に。……黄金の真実が紡ぎ出す物語は、幻に帰る。」

正直、よくわからないですw碑文を解いたヤスが頭首=金蔵宣言をし、銃を乱射したということ?ただ、これだと幻は幻に、の意味がよくわからいのです。語られていた金蔵の描写は幻想ですよ、という意味?

第二の晩に関しては譲治・朱志香ともにヤスによる殺害だと思います。ただ、朱志香の戦人宛てへの電話が謎。脅迫により無理矢理させた?


○「第4のゲーム、第四、第五、第六、第七、第八の晩。逃亡者は誰も生き残れはしない。」 「土は土に。幻は幻に。……虚構に彩られし、物言わぬ骸。」

紗音=嘉音による蔵臼・霧江・南條の殺害。霧江から戦人への電話は脅して行わせた?


○「私は、だぁれ……?」 「幻は、幻に。……約束された死神は、魔女の意思を問わずに、物語に幕を下ろす。」

難しいです…。既に島には戦人一人しかいないと宣言されていますし…。苦し紛れですが、時計仕掛けの爆弾にヤスの最後の想いが込められているから、ヤス=ベアトの存在が残っている、ということでしょうか。



と、無茶苦茶な推理が多かったですが、一応考えてみましたw

また良い考えが思いついたら書きたいと思います!