今日13日(火)は、朝から曇り☁ 朝は比較的涼しい
昨日12日(月)は、一日、晴れて🌞暑かった!!

昨日12日(月)の午後は、「予告犯」を見た。
『ジャンプ改』(集英社)にて、2011年から2013年まで連載された漫画が原作。2015年公開されたサスペンス映画

Netflix「今観られている映画第1位」だった。

 

主演は、予告犯の主犯格の奥田宏明(生田斗真)、警視庁サイバー犯罪課の吉野絵里香(戸田恵梨香)の他、予告犯グループの加西朋彦(鈴木亮平)、木村浩一(濱田岳)、寺原慎一(荒川良々)インターネットカフェ店員青山祐一(窪田正孝)など。

ある日、動画サイトYOURTUBE新聞紙製の頭巾で顔を隠した謎の男が現われ、集団食中毒を起こした挙句に開き直った食品加工会社に火を放つと予告する。
警視庁サイバー犯罪対策課のキャリア捜査官吉野絵里香(戸田恵梨香)は、その謎に包まれた予告犯「シンブンシ」の捜査を開始する。


「シンブンシ」が単独犯ではなく複数犯であることを見抜く。
やがて予告通り、食品加工会社の工場が放火される事件が発生。
その後も「シンブンシ」は、警察や法律で罰することのできない犯罪者たちへの制裁を次々と予告しては実行に移す。
ついには政治家の殺人予告にまで至り、「シンブンシ」の存在は社会現象を巻きおこしていく。


「虐げられた者が、社会に声を挙げる!!」
復讐とかテロなどの過激な行動を、ネットを使って拡散するセンセーショナルな手法で描いている。

派遣労働者やパートと、正規雇用の社員との格差も、相変わらず改まらず、日本人の貧しさは年々酷くなるばかりで、人を思いやるゆとりがない社会・・・
そんなワーキングプアだけでなく、ネット犯罪、政治家の売名、ネトウヨなどの現代社会の闇を、実写映画でまとめた作品。

予告犯の身代わりで捕まった青山祐一(窪田正孝)が、吉野絵里香(戸田恵梨香)へ言った「小さな事でも人は動く」という言葉がこの作品の全て。


「誰かのためなら何でもできる」ということが、この作品の強いメッセージである。

実際に人を殺めたりする事は絶対にやってはいけないことだが、
ニュースで見る犯罪を犯す人の環境、境遇を知ると、「そんことがあったのか・・・」「それは辛い・・・」「それは仕方ない・・・」と、少し思ってしまうことがたまにあるが、
この映画もそんな気持ちにさせる部分がある。

 

現代社会に存在する様々な問題・・・ 

問題が大きすぎて、解決など難しいと多くの人は諦める。 
「誰かのために」、「小さなことでも動いた」結果、訪れた最後は、あまりにもやりきれず哀れで悲しい・・・