多摩地域にある全160の駅について、筆者が業務・プライベートを問わず訪れた駅の記録をつけていく企画。題して「多摩駅めぐり」です。記事のボリュームも駅によってまちまちという限りなく自由にマイペースに更新していきたいと思います。
第20回目は「西武立川」駅です。
【西武立川駅 基本データ】
駅名:西武立川(せいぶたちかわ)
路線:西武拝島線(SS35)
所在地:東京都立川市
停車する種別:拝島ライナー〇、急行〇、準急〇、各駅停車〇
立川といえば多摩を代表する繁華街を有する街。その中心といえばJR立川駅です。
しかし、立川にはもう一つ「西武立川」という駅があります。
複数の路線が乗り入れている駅では、このような駅名をつける例は珍しくありません、
「八王子」と「京王八王子」
「京王多摩センター」と「小田急多摩センター」など・・・
しかし、どの駅においてもさほど離れておらず、せいぜい徒歩10分圏内にあります。
しかし「JR立川駅」と「西武立川駅」はそんな近い駅ではありません。その距離は
約5km
しかも、
両駅を直で結ぶ公共交通手段(バスとか)は無し
立川駅から西武立川駅に行くには、多摩モノレールで玉川上水に行って、西武拝島線に乗り換える必要があります。
そんな「アナザー立川」ともいうべき西武立川駅はいったいどんな駅なのか?気になっていってみました!
駅のホーム。普段は静かな駅。平日の昼間だとおよそ10分おきに列車がやってきます。
駅の改札。シンプルな造りです。
駅舎はこんな感じ。比較的新しい駅舎。電車が来る時以外は基本的に人通りは少なくないです。
北口のロータリーには立川市のコミュニティバスが停まりますが、近所をグルグルするだけ。
立川駅に行くつもりで間違えて西武立川に来てしまった人のために(?)タクシーも待機
南口に出ると西武立川の台所、ヤオコーがお出迎え
南口はマンションが何棟か建っています。ちなみに西武立川という駅名にもかかわらず、南口はほぼ昭島市です。
南口から少し歩くと大きな通りにでます。コンビニの向こうに見えるネットは昭和の森ゴルフコース。こんな東京の住宅地の真ん中にゴルフコースがあるのです。
そしてゴルフコースの向こうには、ホテルやショッピングモールが建ち並ぶ昭和の森が広がっていて、買い物やレジャーに便利です。(ただし、西武立川から昭和の森まではけっこう歩くので、JR青梅線の昭島駅の方が便利です。)
いかがでしたか。JR立川駅周辺とは全く違う雰囲気ですが、非常に静かで西武立川の住みやすさが伝わったでしょうか。
いつも立川にお買い物に来る人もそうじゃない人にも、アナザー立川「西武立川」の存在をもっと多くの人に知ってほしいと願うばかりです。