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多摩地域にある全160の駅について、訪れた駅の記録をつけていく「多摩駅めぐり」。
83駅目となる今回は、日の出町の新市街「武蔵引田」駅です。
この「多摩駅めぐり」のコーナーでJR五日市線の駅を取り上げるのは、実に第3回(武蔵五日市駅)以来約1年ぶりです!
JR五日市線といえばあきる野市を横断する形で走るローカル線風情いっぱいの路線。
それゆえ、あまり行く機会に恵まれなかったのですが、久しぶりにお散歩してみました!
そんな五日市線6駅のうち、拝島から4駅目の武蔵引田駅が今回のお散歩の舞台。
果たして、どんな街なのでしょうか。
【武蔵引田駅 基本データ】
駅名:武蔵引田(むさしひきだ)
路線:JR五日市線(JC84)
所在地:東京都あきる野市
停車する種別:ホリデー快速○、青梅特快○、快速○、各駅停車○
駅のホーム。
単線のホームなので、武蔵五日市行きも拝島方面もどちらも同じホームに停車します。
この通り、電光掲示も逆方向の行き先が同時に表示されています。
一瞬、時刻表示が逆転しているように見えますが、「拝島方面の下に武蔵五日市方面を表示する」という順番が決まっているようです。
駅を出ると、ロータリーなどもなくひっそりとした雰囲気。
ご覧の通り、駅前の地図も一面建物らしき表示はありません。
まさにローカルな雰囲気満載の駅です。
駅から北方向に歩いてみましょう。
あきる野市郊外の住宅地が広がります。
この先、日の出町の新名所「鹿野(ろくや)大仏」につながっています。
ただし、歩いていくと20分くらいかかるのでご注意を。
「公立阿伎留(あきる)医療センター」です。
JR五日市線沿線で最も大きい病院なので、あきる野市・日の出町・檜原町のあたりにお住まいの皆さんが頼りにしているのでしょうね。
この医療センターの先の交差点までがあきる野市。
この道路を挟んで向こう側は日の出町になります。
鉄道駅のない日の出町ですが、この辺りは駅から徒歩10分ほどなので、案外交通の便は悪くなさそうです。
そして、この街境の道路沿いにどでかくそびえるのが、イオンモール日の出。
こちらも駅から徒歩10分くらいで到着します。
映画館やフードコートなど、大型SCではおなじみの施設が日の出町に集結!
遠く八王子や青梅から車で来る人も多くいるようです。
このイオンのおかげで、日の出町は多摩地区有数の豊かな財政状況の町となりました。
日の出町のイオン周辺は新興住宅地になっていて、新しい住宅がたくさん!
さらに亜細亜大学のキャンパスもあります。
数々のプロ野球選手を輩出している大学野球の名門・亜細亜大学野球部のグラウンドもこのキャンパス内にあります。
というわけで、北口は日の出町を中心に新興住宅地が広がっていました。
続いて、踏切を渡って南口に行ってみましょう。
こちらはあきる野市になります。
北口とは打って変わって、駅前から一面牧草地が広がるのどかな街です。
そんな武蔵引田駅の近くにも建設中の建物が。
広大な敷地を利用して研究所が造られているようです。
この辺りも様変わりしていくのでしょうか。
というわけで、イオンを中心とした「日の出町エリア」とのどかな風景が広がる「あきる野市エリア」で、全く異なる2つの顔が共存するユニークな駅「武蔵引田駅」をご紹介しました。普段まず降りることのないであろうこの駅ですが、イオンに行くついでにちょっとお散歩してみるのもいいかもしれませんね。
≪今回のお散歩コース≫