コラム:ROの防御力・除算DEFと減算DEF、実DEFについて | たぬたぬ日記

コラム:ROの防御力・除算DEFと減算DEF、実DEFについて

え~、毎度更新が遅くなってしまって申し訳ありません。

今日はROの防御力:DEF(物理防御力)とMDEF(魔法防御力)について解説したいと思います。

この情報は対人戦に限らない非常に重要な情報なので、知らない人は是非知って欲しいです~。


ROのステータス画面を開くとDEFとMDEFの項目がありますね。

例えば、凪の場合だと


DEF  44 + 70

MDEF  5 + 81


とか書かれてます。これは一体どのくらいの防御力なのでしょうか。

はぃ、ここで確認。このDEFを DEFは44+70で114、MDEFは5+81で86と計算した人~。

それはぢつは大間違いなのです!


DEFには除算DEFと減算DEFの2種類があって、+の左側(凪の場合だとDEFは44、MDEFは5)が除算

DEFで、+の右側(凪の場合だとDEFは70、MDEFは81)は減算DEFと呼ばれるもので、それぞれ違う

防御計算を行っています。


ダメージ計算式

 ROでのダメージの計算式は、除算(M)DEFと減算(M)DEFを使って計算されてます。

 どんな計算式でダメージが来ているかというと


 敵(M)ATK(攻撃力数値)×[(100-除算(M)DEF)÷100]-減算(M)DEF=ダメージ


 ※実際には他にCや装備品の効果等が載って更にダメージが変化します


 という式になっています。

 いきなりややこしい計算式が出てきましたが要は…。


除算(M)DEF=ダメージカット率:装備(M)DEF

 +の左側の除算DEF数値はぢつはダメージのカット率で、数字の%分だけ敵のATK(攻撃力)を減らし

 てダメージを抑える働きをします。凪の場合のDEFは44が除算ですので44%ダメージを減らしてます。

 DEF80の人がいたとしたら、敵のATKが1000あっても200しか食らわないという事になるのですね。

 DEF・MDEFは装備品と精錬以外で上げる事はできません。


減算(M)DEF=ダメージ減少数値:VITorINTステ

 +の右側の減算DEFは、DEF(物理防御力)の場合はVIT、MDEF(魔法防御力)の場合はINTの数値

 がそのまま来ています。そして、この数字は装備の除算DEFがカットした残りのダメ数字からそのまま

 -してダメージを減らしてくれるのです。

 減算DEFは物理攻撃はVIT、魔法攻撃はINTの数字分、ダメージを減らしてくれます。


具体的な例として、凪がATK1000のレイドさんに攻撃されたと仮定すると…。


1000×[(100-44)÷100] - 70 = 490 ダメ

     ↑ここが44%ダメカット式 ↑VIT数字をそのままダメから引いてます


実際には更にこれからCの効果等で更にダメージが減少します。(盾CやレイドC等)

ですが、基本としてはこんな感じでダメージが計算されているのです。


こうして見てみると、減算DEF(装備DEF)の方がダメージを大きく減らしている事がわかると思います。


精錬・実DEFについて

 装備品を精錬するとDEFが向上する事は皆さんよくご存知だと思いますが、ぢつは精錬は以下の様

 な制限があります。


 1.精錬による+数値はDEFのみに加算される(MDEFは増加しない)

 2.精錬可能な品は基本的には兜、鎧、肩、靴のみである

 3.精錬による+数値は、1あたり0.7のDEF向上効果がある


 まず、精錬ではMDEFは一切上がりません。これはステータス画面を見てもわかると思います。

 また、3の精錬の+は0.7しか上がらないという問題は、ステータス上では確認できません。

 見た目上は+1あたりDEFが1上がっている様に見えます。ところが、過去に以下の様な背景があり


 ・精錬チートによって、DEF100を達成した=ダメージ100%カット=無敵になった不正者がいた

 ・大金持ちのプレイヤーがDEF80とかを達成して、他プレイヤーに対して大幅に有利になった

 ・コモドパッチで一般プレイヤーにも精錬ができる様、エルの産出量と精錬成功率を上げる調整が

  された結果、過剰精錬が一般的になった


 という事情から高いDEFを持つ人が増えたため、精錬分のDEFは効果を下げるバランス調整が実施

 されています。そのため、ステータス画面のDEFは実際のDEFより若干多めに表示されている事に

 なってしまっています。

 例えば、防具の精錬の+数値合計が30だったとしても、実際のDEFとしては+21しかないという事に

 なってしまっているのです。この実際のDEFの事を実DEFと呼び、廃プレイヤーや臨時なんかでは

 気にする人もいる様です。


 精錬分のDEFは1あたり0.7しか上がりませんが、そうとは言っても+7や+8の過剰精錬で装備を固め

 ると実DEFも相当上がります。(最大80程度まで)

 ですから、精錬成功率の低さもあって過剰精錬装備の値段はものすごく高いのですね~。(^^;



除算DEFと減算DEFの対比

 上に書いた様に、除算DEFの方が減算DEFよりダメージの減らし方が大きいのがわかると思います。

 「ならVITとか上げてもあんまり被ダメ下がらないじゃん?VIT100が限界だからそんくらいしか減らないし」

 と思う人もいるかとは思います。

 例えばATK500の敵がいたとして、DEF60の人だと除算DEF(装備)で200ダメまで減らすことができま

 す。ですが、VIT1だと199にしかなりませんが、VIT100なら100ダメまで抑えられますね。

 これがMHだったらどうでしょう?一匹あたり100ダメ違う訳で、それが何匹も折り重なって連続攻撃され

 ると、秒間の被ダメ数字はVITのあるなしで全く変わってきます。それに、VIT型の人はアスム・エンジェラ

 ス等のスキルがあったりすると、更にダメを押さえ込む事ができますね。


 そもそも、VITは

 ・MAX HPの増強  ・回復剤の効果UP  ・状態異常への耐性

 がメインのステータスですし、AGIは

 ・Fleeの増強による回避率の維持 ・ASPDの増強による秒間攻撃力のUP

 が特徴のステータスです。

 どちらが良い・悪いはありませんが、特にVITの方は高精錬防具があると特色が更に生きてきます。

 もちろん、AGIの方も食らってしまうダメを減らす精錬は大事ですが、

 「当たらなければどうという事はない!」

 とどこかの偉い人も言ってますしね~(^^;