アメフクラガエル
 南アフリカ付近に生息する変わり者のカエル。
 カエルなのに泳げないし、地中性でオタマを経ずに直接仔ガエルとなる直接発生型。前回のイボヨルにも劣らない変態生物。でも人気は高い。流通量が多いしテレビとかにも出てるからだろうけど。えっ、可愛いから?確かにそうだけどイボヨルも可愛いじゃない?まあ、イボヨルは外観的な特徴には欠けるか…
 アメフクの飼い方もデータが少ないが若干クセはあるものの全然難しい種では無い。必要なのは環境と小さな餌の確保くらい。
 まずは我が家での飼育環境
 プラケのサイズはsサイズとか言われる小さいやつ。我が家では温度管理がエアコンや温室なのでこんな感じで大体23〜26度。
 パネルヒーターを使った管理や2匹以上なら余裕のあるものプラケのLサイズとか水槽とか。蓋は必須。多頭での飼育だと仲間を踏み台にして出ようとすることもあり得る。短足に見えるけど意外と彼ら足は伸びる(まあカエルだしね。跳べないけど…)
 意外と伸びる足。縁に手をかけて登ることがある。
 床材はGEXのデザートソイルとZicraのJOJOサンドのミックスに水捌けをよくするための荒めのヤシガラを撒く。時間が経つと混ざるがまあ気にしない。
 最初はゾーン分け。最終的に混ざったが
 中央に突っ込んでいるパイプは水を差すため。底付近まで突っ込んでいるのでここから水を入れれば底の方だけが湿る。パルダとかでの簡易排水システムの逆。パイプの高さはアメフクが登れない高さにしてるが、塩ビパイプはエンドキャップ?みたいな蓋になるものがあるのでそれを使うのも良い。
 餌は我が家の定番トリニドショウジョウバエ。たまにコオロギのsサイズだったりワラジムシ。給餌間隔としては週に一回餌を撒く。量に関しては餌の無くなるスピードに合わせて。何回言ったか分からんがトリニドをよく使うのはまあ簡単に死なないし、殖やすのも簡単だから。
 捕食がヤドクみたいに舌で巻きとる感じなのであまり大きい餌だと舌を傷めると思う。

 満腹だったり明るいと潜る。結構器用に潜る。
 生存確認は月1回するかどうか。大抵は餌を撒いたときに出てくる。多頭飼育では餌の取り方の上手い下手があるので餌のタイミングで取り出したりして痩せ具合を判断する必要もある。痩せ具合に関しては膨らむのでしばらく見ないと確実では無い。自分は手足の肉付きで何となく判断している。頻繁に掘り出すとストレスになりかねない。
 土が湿りすぎたり、空腹だと出てきてることがあるが、気まぐれか出てきてることもあるので自分は様子を見て何もないなら放っている。
 繁殖云々は分からない。ただ抱卵個体が入荷されることもあるみたい。繁殖ケージとか考えたことはあるがそれはかなり憶測を含むし何よりもしもそれが上手くいったら先を越されたくない(笑)
 というわけで今回はここまで!
※当ブログの内容はあくまでも筆者の経験や知見に基づくものなので流石にデタラメなことは書きませんが、自己責任で、一つの参考程度に。