天下一品 仙台バイパス店 | およ@仙台ラーメン

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仙台市とその近郊でよくラーメンを食しているのでそれらの紹介ブログ。テーマから地域のソートができます。皆様のラーメン選びに役立てれば幸いです。

仙台エリアの天下一品は餃子の天ぱりを運営する「株式会社こむらさき」が担当。全国に展開する天下一品で唯一黄色い細ちぢれ麺を使用しているのが特徴だった。現在は他の店舗と統一されストレート麺となったがこってりを激熱で楽しむことが出来る「土鍋チーズ」という仙台オリジナルメニューが存在する。

 

 

仙台の天下一品限定メニュー「土鍋チーズ」。写真の通りグツグツと沸いた激熱のこってりを楽しむことが出来る一杯。取り分け皿が準備されるので最初は麺を取り分けて食して冷めてきたら土鍋ごと食すのが吉。熱々が嬉しいが通常のこってりより量は少ないので沢山食べたい人は大盛にしたりライスを付けると良。こってりスープとチーズは唐揚げにマヨネーズの様な悪魔的組み合わせ…滅茶苦茶合うけど後の事が色々と心配になるくらい良。

 

 

麺は他の地域の天下一品と同じ中太ストレート麺。意外と伸びづらい麺なので土鍋との相性がいい。他地域の天一好きはぜひ押さえてほしい一杯。

 

 

麺変更後の「こってり・ネギトッピング」。ネギは升に入って提供されるのは珍しいが麺が変わった後のこってりは他の地域と同じものが提供されるようになった。餃子や唐揚げはあるが他の地域で見受けられる定食メニューはないので結構割高感がある。

 

 

他のエリアの天下一品でも食せる中太ストレート麺。間違いはないけど…

 

 

天下一品こむらさきという屋号だった昭和の時代から仙台エリアの天下一品だけ地元の製麺所「千鳥屋(ちどりや)製麺所」の黄色いちぢれ麺だった。写真のこってりは昔の麺のもの。ちどりやは現在閉業し「宮城シマダヤ」に麺事業を譲渡したので天下一品の麺もシマダヤが引き継いでいたが2020年10月~11月に天下一品本部からの命令で仙台エリアの天下一品も他の地域の店舗と同じストレート麺に足並みを揃える事となった。

 

 

提供されていた黄色くてちぢれているふにゃふにゃ食感の細麺。ちどりやからシマダヤに変わった時若干の変化はあったものの昔からこういう麺のこってりに慣れ親しんでいただけに今仙台エリアの天下一品で食すと違和感を覚えてしまう。有料でもいいので黄色くてちぢれた細麺もあればいいのになと思う今日この頃。

 

 

店舗外観。

 

 

天下一品 仙台バイパス店

Google情報【営業時間・定休日・メニュー等】

 

 

 

・仙台エリアの天下一品はこむらさきグループとして公式サイトとは別にサイトを掲げている。




・こむらさき誕生物語



仙台エリアの天下一品がなぜ「天下一品こむらさき」と言う名称だったのかは、


株式会社こむらさきの創設者である千田会長が全国のラーメンを食べ歩き京都の天一の味が好きで暖簾分けを希望→しかし当時の天一は屋台ラーメンで暖簾分けをしていなかった→もう一つ好みだった熊本のこむらさきに暖簾分けしてもらう→1981年に国分町に「こむらさき」というお店を出す→京都の天一も立派な店舗を構えたのでまた暖簾分けを希望する→天一の木村社長(現・会長)に暖簾分けを承諾され1985年国分町のお店が「天下一品こむらさき」になる


という2店から暖簾分けされるという特殊な経緯があり仙台エリアの天下一品だけちょっと変わっていたそうです。