おはようございます!
phonebraver01で〜す♪
少し前の作業になりますが〜·····
前回の補強作業に引き続き、今回もボディ補強で溶接補強の1つ、左右ドア開口部のスポット増し作業になります
車のボディとは·····
色々な形をした薄い鉄板を組み合わせ、溶接して作られていますね!
スポット溶接とは、鉄板の重なった部分をスポット溶接機と言う道具を使い鉄板を溶着させる溶接方法です
今回行うスポット増しとは❓
本来スポット溶接されているスポットとスポットの間に、さらにスポットの数を増やして剛性を上げる手法です
簡単に説明すると、箱を接合してる接合部分を増やす事!
例えば四角い箱を角のみで接合するのと、接合した角と角の間に何ヶ所も接合部分を増やすのでは箱の剛性が違ってきますよね〜!
※スポット増しはその様な感じです!
これらは拾った参考画像です!
コチラがスポット溶接機の構造!
この様に鉄板同士を溶着します!
今回の作業メニューですが·····
AZ-1のボディの中ではもっとも大きな開口部である、左右のドア開口部の溶接部の数を増やすスポット増しです
スポット溶接では·····
この画像の様に凄い火花が飛ぶので!
内装がある場合には·····
それからスポット溶接を施します
スポット溶接を含め、ボディの溶接補強時の注意点ですが·····
一気に溶接していくと熱によりボディに歪みが生じる為、ボディに歪みが生じない様に冷ましながら少しづつ溶接していきましょう
今回の作業はスポット溶接機と言った特殊工具が必要となります·····
その為、今回のドア開口部のスポット増し補強作業は、前回の板金&修理に引き続いてユーロ·ガレージさんに依頼しました
スポット溶接機が入らない場所とか今回の場合等にはこの様に溶接する方法もありますよ
ダッシュボードを外すとなったら作業の手間も工賃も本当に大変ですからね〜
なかなか良い感じに仕上がってます
実際に走ってみると·····
結構ボディがしっかりした感じです♪
AZ-1の場合·····
普通の車はルーフ部全体が鉄板になってますがガルウィングドアの構造上、ドア開口部がルーフ部分にまで及び、普通の車に比べるとルーフ部分の剛性が低いのでドア開口部の補強は結構効きます
ルーフ部分が残ってるのは画像で分かる様に真ん中の僅かな部分だけ
同様の事が言えるのは、同じ様に真ん中だけ残し左右に開口部を設け、その開口部に脱着式ガラスルーフをはめ込むMR2にフェアレディZとか、カマロにトランザムの様なTバールーフタイプの車両もそうですね
その為·····
ルーフ部分の剛性面で不利なAZ-1の場合、今回の補強は結構効いてますよ
と言う事で····
しばらくの間、このまま様子を見てみる事にしましょう