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総務省の技術基準適合証明又は工事設計認証を2011年11月に通過した端末が公示された。

HTC製のW-CDMA/GSM端末「PD29100」が2011年11月25日付けでTUVを通過していることが判明した。

PD29100は下記の無線種別で通過している。

第2条第11号の3に規定する特定無線設備
第2条第11号の7に規定する特定無線設備
第2条第19号に規定する特定無線設備

モバイルネットワークはW-CDMA(HSDPA) 2100(I) MHzのみで通過している。

Bluetoothや無線LANの周波数でも通過している。

無線LAN通信は2.4GHz帯のみに対応している。

PD29100はHTC HD7のメーカー型番である。

HTC HD7はOSにWindows Phone 7を採用したスマートフォンである。

日本の認証機関を通過させたということは、日本向けへの投入を考えているのかもしれない。

通信方式や対応周波数より、NTT docomoやKDDIやEMOBILE向けに投入されるとは考えにくい。

総務省の技術基準適合証明や工事設計認証を通過しても一般向けに販売されない端末もあるので、期待し過ぎない程度に期待しておきたいところだ。





・総務省電波利用ホームページ
http://www.tele.soumu.go.jp/index.htm