笹瀬橋 (京都府相楽郡南山城村田山~北大河原殿田平尾) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

 
2014年11月23日、嫁さんと月ヶ瀬温泉に行った帰りに通りかかった橋をご紹介。
 
 
一見して
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ストライーーク!
 
不覚や~ここにこんな橋があったのを見逃してたとは~。さっそく嫁さんを車に待たせて、詳細チェック。そう、ひんやりと見られながらのヤツ(笑)。
 
 
 
 
南側より正対。
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三連ポニートラス。いい塗装色だ。
 
トラス上弦をつなぐ横構がないのがポニートラス。重厚さと軽やかさを兼ね備えているところが、実に好みだ。道路橋としてはレアでもないけど、決してありふれているわけでもない…って、中身すっからかんな文章やな(笑)。
 
 
 
お名前は、
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「さヽせばし」。
 
 
 
お誕生日は

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「昭和三十一年三月竣工」。
 
 
 
 
トラスに付いていた銘板によると、
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トラス自体は昭和30年に組み上がったみたい。
 
ちなみに飯野重工(紆余曲折を経て、現・ジャパンマリンユナイテッド舞鶴事業所)は、あの舞鶴海軍工廠を前身とする造船の雄。飯野重工製のトラスって他では見たことない気がする。実際にどの程度のレアものなのかは不明だが。
 
 
 
さっそく渡り始めたのだが、わたくし気づいてしまった。
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下流側に、旧橋の橋台。
 
石積みの立派そうな橋台だったが、大部分が植生に覆われてよくわからなかった。
 
 
 
で、橋上からその下流側を。
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そうそう、申し遅れたが、川の名は伊賀川。
 
ここで気になったのは、左岸の細道。実のところ、「けっこう」気になったが、嫁さんを待たせてるので深入りは論外(笑)。ぜひいつかは再訪したいと思った。
 
 
…と、前フリしときます(謎)。
 
 
 
コチラは上流側。
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けっこう水が少なかったな、この日は。
 
 
 
 
渡りきる前に、振り返り。
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ポニートラス感満点~(意味不明)。
 
 
 
 
で、渡った先には
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一軒のお宅。
 
ちゃんと住んでらっしゃるようだった。「ポツンと一軒家」っぽいが、実はさほど人里離れてるわけでもない。
 
 
 
で、振り返り。
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うーむ、やっぱ端正な橋ですなこれは。
 
 
 
 
 
左の親柱には
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「伊賀川」。
 
 
 
 
そして右。
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「笹瀬橋」。漢字のお名前いただきました~。
 
 
 
 
最後に、
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下流側からのサイドビュー。
 
右側、コブみたいに突き出しているのが、旧橋の橋台部分である。
 
 
 
 
いやいや、
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なかなかいい橋でありましたよ、笹瀬橋。
 
この橋、一週間以内程度でまた登場見込みでございます(笑)。
 
 
 
以上、完結。