さて、暦の上でも今月はちょうど半ば

いよいよ今年もそろそろカウントダウンというところまできましたね~

そして昨日は本当に寒かった!

雪こそこちらは降らなかった(雨がやまなかったら変わったかもしれないが)が

昨日の夜は本当に寒かった。

暖かいお風呂と炬燵が本当に楽しみな毎日になってきましたw

 

 

さて今回はプロセカの話題を。

 

ただいまプロセカはMORE MORE JUMP!のイベに加えて

悪の大罪シリーズが開催中です♪

 

 

コラボガチャの方も始まり・・

 

 

ツイッターでも報告しましたが無事リリアンヌ(鏡音リン)☆4を引くことができました♪

最初の10連で引けたので本当に嬉しかった♪

もう下の特訓後の絵ととスキル名が・・ね。もうこれだけでも感動してしまいましたw

 

これでクリスタルに余裕ができたので他のキャラも狙えます。

とはいえ月末はリンレン誕生日もあるので無理せず撤退したいところ。

まだ10連しか引いてないが、できればルカかMEIKOが欲しいところですね~

 

さて、楽曲の方も 「悪ノ娘」「悪の召使」に引き続き

今日は書下ろし曲の「去り人達のワルツ」も追加されました。

あの物語の後日談を描いた曲で素敵な曲となっていますので興味がある方は是非♪

 

 

というわけで今回は予告したようにこの「悪の大罪シリーズ」を紹介します♪

 

夏にやった「カゲプロ」や「kemu楽曲」の紹介と同じものと考えてください♪

複数回にわたって紹介します今回は1回目です。

 

このシリーズは自分が大好きなシリーズであり全部紹介したいところですが

世界観とお話が膨大で記事でまとめられるレベルではありませんのでw

この「大罪シリーズ」は触る程度にして

おそらくシリーズの中でなじみ深い「悪ノ娘」の物語を中心に紹介します。

 

自分的には、「円尾屋の仕立て屋」

 

「悪食娘コンチータ」

 

も詳しく語りたいところですがw

まあ、それはまたの機会という事にします。

 

 

さて「悪の大罪」シリーズとはと言いますと。

悪ノP(mothy)が手掛けたボカロ曲を中心にした世界観の物語の事を言います。

ちなみに悪ノPという名前はこれらの曲を作っていることから。

暴走PやオワタPもそうですが、最初のころは曲からボカロPがあだ名で呼ばれるのが当たり前の時代でした。

 

複数曲のボカロ曲の世界観がつながっていて、ストーリーも続いていく。

その後カゲプロやミカグラ学園組曲などボカロでは当たり前のコンテンツになりましたがこれが基本始まり。

ボカロ曲が小説やCDなどに展開する始祖にもなった作品ですね~

 

まず最初に2008年に最初に発表された今回紹介する「悪ノ娘」

その後に登場した「悪ノ召使」という作品があり

その後ボカロ曲や小説を中心に仮想の中世をモチーフにしながら

人の七つの罪をテーマとした作品が作られていきました。

それらの話は前述したように、紹介すると長くなるので後日少しだけ触れるとして。

今回紹介する「悪ノ娘」シリーズの物語は 『傲慢』がテーマのストーリーに位置付けられています。

 

 

では早速今回紹介する「悪ノ娘」シリーズの紹介を。

実はその後、このお話や展開も「悪の大罪」シリーズに組み込まれいろいろ壮大な話になっているのですが

ここを説明すると大罪シリーズすべてを説明しないとややこしくなるのでw

あくまでもこの「悪ノ娘」シリーズとはという紹介を。

本当に最初期はこの「悪ノ娘」と「悪ノ召使」の曲だけでストーリーは完結していましたので。

 

では今回は 悪ノ娘 の曲紹介を。

 

 

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悪ノ娘

 

Song : 鏡音リン

 

作詞  mothy

作曲  mothy

 

 

♪「オーホッホッホッホ。さあ、ひざまずきなさい!」
 

むかしむかしあるところに  悪逆非道の王国の 

頂点に君臨するは  齢十四の王女様

 

絢爛豪華な調度品  顔の良く似た召使


愛馬の名前はジョセフィーヌ
全てが全て彼女のもの

 

お金が足りなくなったなら
愚民どもから搾りとれ


私に逆らう者たちは 粛清してしまえ

 

「さあ、ひざまずきなさい!」

 

悪の華 可憐に咲く 鮮やかな彩りで
周りの哀れな雑草は 嗚呼 養分となり朽ちていく


 

暴君王女が恋するは 海の向こうの青い人
だけども彼は隣国の 緑の女にひとめぼれ

 

嫉妬に狂った王女様 ある日大臣を呼び出して
静かな声で言いました 「緑の国を滅ぼしなさい」

 

幾多の家が焼き払われ  幾多の命が消えていく


苦しむ人々の嘆きは 王女には届かない

 

「あら、おやつの時間だわ」

 

悪の華 可憐に咲く 狂おしい彩りで
とても美しい花なのに 嗚呼 棘が多すぎて触れない


 

悪の王女を倒すべく ついに人々は立ち上がる
烏合の彼らを率いるは  赤き鎧の女剣士

 

つもりにつもったその怒り 国全体を包み込んだ
長年の戦で疲れた 兵士たちなど敵ではない

 

ついに王宮は囲まれて 家臣たちも逃げ出した
可愛く可憐な王女様 ついに捕らえられた

 

「この 無礼者!」

 

悪の華 可憐に咲く 悲しげな彩りで
彼女のための楽園は 嗚呼 もろくもはかなく崩れてく


 

むかしむかしあるところに  悪逆非道の王国の 

頂点に君臨してた  齢十四の王女様

 

処刑の時間は午後三時 教会の鐘が鳴る時間
王女と呼ばれたその人は 一人牢屋で何を思う

 

ついにその時はやってきて 終わりを告げる鐘が鳴る
民衆などには目もくれず -彼女-はこういった

 

「あら、おやつの時間だわ」

 

悪の華 可憐に散る 鮮やかな彩りで
のちの人々はこう語る 嗚呼 彼女は正に悪ノ娘

 

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というわけで「悪ノ娘」の楽曲の紹介でした♪

この歌詞だけでもだいたいストーリーがわかるとは思いますが

小説などで述べられている詳しい設定を補足しながらあらすじを紹介すると・・

 

 

ー 昔々、ルシフェニア王国という国がありました。 

その国は名君と言われた女王 アンナが早くに亡くなり

わずか十四歳の王女 リリアンヌ=ルシフェン=ドートゥリシュ(鏡音リン)が即位しました。

 

リリアンヌは母親が絶対的な存在であるところを近くで見ていたため

彼女は自分もそうあるべきだと思いました。

全ては自分の言う通りにならなければならない・・そう思った彼女は

側近自分とそっくりな召使に命じ、自分の欲しいものは何でも手に入れようとします

当然お金が必要なので国民たちにも重い税金などを命じて、王国の人々は貧しくなっていきます

意のままにならないものは側近に命じて粛清する毎日でした

 

そんなリリアンヌには昔から兄と慕い恋焦がしている

海の向こうにあるマーロン国の王 カイル=マーロン(KAITO)という存在がありました。

二人は婚約を結んでいたのですが・・

 

ある日カイルは 隣国のエルフェゴート国に住む 歌姫ミカエラ(初音ミク)を知り一目ぼれをしてしまいます。

そのためカイルリリアンヌと婚約を解消。

嫉妬に狂ったリリアンヌは召使にその少女の暗殺を依頼します。

それにも飽き足らずエルフェーゴート国に軍勢を送り込み滅ぼしてしまいました。

 

リリアンヌは側近から毎日状況の報告を受けます。

ただ彼らも彼女を恐れ事実だけを報告し、その他の人々の怨嗟などの事は何も告げません。

彼女はいつものように、おやつの心配をしていました・・・

 

そしてある日ついに人々の怒りが爆発します。

王女を斃すべく革命を起こしました。

国の英雄レオンハルトの養女で 

赤い鎧の王国最強の剣士 ジェルメイヌ=アヴァドニア(MEIKO)に率いられ

長年の戦争に疲れ果てた王国の兵士などものではありませんでした。

側近もすべて逃げ去り、傲慢な王女はとらわれてしまったのです。

 

 

とある日、牢に閉じ込められていた王女は自分の運命を知ることとなります。

教会の鐘の音が鳴る午後3時に間に合うように、彼女は牢から連れ出されました。

 

処刑場に行く前に街に見せしめのために引き回されます。

その彼女に向かい人々は怨嗟の言葉や時には物を投げつけます。

しかし彼女はずっと下を向いたまま後悔や懺悔の表情や態度を少しも見せません。

 

そしてギロチンの元へたどり着きそのまま促されるように首を差し出します。

ついに3時を告げる鐘の音が鳴り、初めて辺りを見回して無表情でこう告げます

「あら。おやつの時間だわ」

 

それが悪逆非道を尽くした 「悪ノ娘」と後世に呼ばれた リリアンヌの最期でした・・

 

 

というストーリーとなっています。

実際の小説ではGUMIやルカなどいろいろなモチーフになったキャラクターも登場しますが

興味がある方は小説の方を。

 

これだけを見ると、悪逆非道を尽くした王女が最後には革命によって斃された・・という物語ですが。

実はこの裏では真実が隠されていました。

そのお話は今回の歌詞に登場した召使いが深くかかわっているのですが・・

 

という事で次回は「悪の召使」の紹介をしていきたいと思います。

 

この2曲だけだと説明しにくいので 自分も好きだというのもありますがw

「リグレット・メッセージ」の楽曲も紹介しますので

 

 

では次回へつづく