次は日本海の海岸線に出て
道の駅越前 にやってきました。
“福井県丹生郡越前町” はご覧の位置にあります。
鯖江市内の道の駅西山公園からは、40分弱で到着しました。
越前といえばまず “越前ガニ” が有名ですが、なにより福井県、石川県にかけての日本海に面した海岸線は、その荒々しさ、美しさから “越前加賀海岸国定公園” に指定されています。
道の駅はその観光ルートを代表する場所にあり、越前町だけでもそれぞれ特徴ある海水浴場が11カ所もあります。
更に、この道の駅へ到着するまでの間も、たくさんの旅館、民宿、食事処が立ち並んでいました。
この道の駅の標識、なんだか変だと思われませんか?
ここは国道305号沿いにありますが、その国道を挟んで両側に道の駅の施設があります。
ですから、矢印が両方についていますね!
これが、海岸線側にある建物です。
そして次は国道を挟んだ山側にある施設です。
手前にあるドーム型の建物は、“越前がにミュージアム” といいます。
正面から見ると、何となく越前がにの甲羅に似ていませんか?(笑)
こちらはあとで紹介するとして、先ほどの海側の建物、大きすぎてよく分からないと思うので、パンフレットから写真をお借りします。
建物の裏手は日本海です。
随分大きいのがお分かりと思いますが、まずこちらの建物の中に入ってみましょう。
玄関前の屋根のあるアプローチは、“にぎわい広場” といいます。
昼間なのでこの写真ではわからないと思いますが、天井部分には、日本海の生き物が10万球のイルミネーションで飾りつけられています。
入り口を入ると、フロア中央に円筒形の水槽があり、左手に情報コーナーがありました。
そして右手にレストラン、奥が温泉です。
正面左手には “越前ブランドコーナー” があり、日本海の海産物を始めとする特産品が並んでいます。
道の駅のパンフレットからお借りした配置図がこれです。
私が今いるのは数字の②のところで、奥の③が雄大な日本海を眺めながら温泉を楽しめる “露天風呂「漁火」” です。
数字の⑤は 「アクティブハウス越前」 と書いてありますが、これは “温水プール” のことです。
これがその温水プールですが、スライダーから流水プール、25mプールなどがあります。
ここに書いてませんが、これは2階ともつながっていて、深さ3mのシンクロプールまであるのです。
そして温水プールと反対側の数字⑥のところは本格的な体育館です。
最上階の3階には、“展望レストラン” もあります。
私たちは1階で軽い食事をとり、次は国道を渡って山側の施設を見に行きました。
道路を渡った山側には、先ほどの越前がにミュージアムの他に、この建物があります。
こちらは越前の水産物を扱っており、新鮮な魚介類やひものを主に販売しています。
店舗の前の広場では、魚を並べてその “ひもの” を作っています。
台の上や地面にたくさん魚が干してありますね。
こちらの建物の2階は、バイキングのレストランになっていました。
しばらく店内を見て回ったあと、“越前かにミュージアム” を覗いてみました。
正面入り口にはでっかい越前がにがいました。
比較するものがないので大きさが分かり難いと思いますが、横幅数メートルはあります。
ここは有料だし、ゆっくり見て回る時間の余裕もないので中には入っていませんが、パンフレットによると次のようになっています。
3階から、2階、1階と下りてゆき、次第に深海に潜ってゆくイメージになっているようです。
越前の海は、表層を対馬海流が流れ、深層には日本海固有水があるので暖流系、寒流系の両方の魚が棲み、豊かな恵みを与えてくれるのです。
道の駅越前はここだけでも家族でゆっくり遊べるし、周辺観光の拠点としても立地、施設とも恵まれた道の駅だと思います。