多摩湖駅 【旧・西武遊園地駅】【東京都】(西武多摩湖線、西武山口線。2018年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
東京都東村山市の北西端にある西武多摩湖線の終着駅かつ西武山口線の起点駅で、文字通り「西武園ゆうえんち」の目の前にある駅、

多摩湖駅 (たまこえき。Tamako Station) です。

 
尚、2021年3月13日までの駅名は、

西武遊園地駅 (せいぶゆうえんちえき。Seibu-yuenchi Station) でした。

そして、当記事は西武遊園地駅時代の2018年に撮影し、翌2019年に「西武遊園地駅」として記事を投稿しました。

また、冒頭と末尾の「あとがき」は多摩湖駅に修正いたしましたが、本文は西武遊園地駅のままになっています。

ご了承下さい。 
 
 
駅名
多摩湖駅 (多摩湖線…ST 07、山口線…SY 01)
 
所在地
東京都東村山市
 
乗車可能路線
西武鉄道:多摩湖線山口線【愛称:レオライナー】
 
隣の駅
西武多摩湖線
国分寺方……武蔵大和駅
 
西武山口線
西武球場前方……西武園ゆうえんち駅 (旧・遊園地西駅)
 
訪問・撮影時
2018年12月
 
 

西武遊園地駅の北口です。駅の北東側に位置します。丘陵地の谷間にあり、鉄筋コンクリート平屋建てです。
尚、駅前広場はありません。
 
 

北口駅前の様子です。丘陵上と結ぶ階段があり、階段を上り続けると幹線道路をアンダーパスして西武園ゆうえんちの中央口に通じていますが、エレベーターなどバリアフリーがないので、ベビーカーや車いす利用者で西武園ゆうえんちへ行く場合は山口線の遊園地西駅で下車の上、西口から入場すると便利です。
また、幹線道路の手前と反対側にはその幹線道路の歩道に通じる階段が右へ延びていて、階段を上ると右手に住宅地を、左手に西武園ゆうえんちを眺められます。
 
 

前述の通り、階段を上りきって幹線道路をくぐると西武園ゆうえんちの中央口にたどり着きます。
 
 

北口改札口の様子です。銀座線浅草方面ホームの北側、銀座線ホームより若干低い位置にあります。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が2台あり、左の通路は有人改札を兼ねています。
また、右側には臨時改札口がありますが、ICカードが普及した今日では使用されていないかもしれません。
改札口の左手前には窓口と自動券売機があります。
トイレは改札内、山口線ホーム部分に設置されています。
尚、西武遊園地駅には売店、コンビニがありませんのでご注意下さい。飲料自動販売機はありますが…。
 
 

こちらは多摩湖線ホームの南端に近い西武遊園地駅の南口です。駅の南東側に位置します。
北口とほぼ同じ標高なのですが、周りの標高が北口駅前より低いです。
古風な木造(?)駅舎です。駅が現在地に移転した1961年より使用されていると思われます。
尚、ロータリーを有している駅前広場がありますが、外側にはポールが立てられていて自動車は進入できません。
 
 

南口駅前の様子です。こちら側の駅前は閑静な住宅街で、商店はほとんど見られません。
尚、多摩湖線をくぐって西側へ抜けると都立狭山自然公園へ出ます。正面に巨大な堤防があり、それを上ると西側には多摩湖(多摩貯水池)を一望できます。
 
 

南口改札口の様子です。こちら側は駅員無配置で、インターホンが設置されています。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が2台あり、改札口の左手前には自動券売機があります。
また、こちら側にも右側に臨時改札口がありますが、近年は使用されていないのではないでしょうか。
南口側にはトイレの設備がありませんのでご注意下さい。
 
 

側壁に張り付けられている多摩湖線、山口線共通の駅名標です。
西武鉄道の新デザインで、駅ナンバリングも表示されています (多摩湖線…ST 07、山口線…SY 01)。
また、山口線ホームには山口線単独の駅名標が2つあります。
 
 

多摩湖線は頭端式ホーム(島式ホーム)1面2線の構造で、終端部右側(東側)に山口線の1面1線の頭端式ホーム(単式ホーム)があり、両路線のホームは段差なく行き来可能です。
左が1番線で8両対応、右が2番線で6両対応です。ホーム上屋は1番線が北側の終端方6両分、2番線が終端方4両分設置されています。
ホームには飲料と新聞の自動販売機、空調完備の待合室があります。
手前の国分寺方には南口への跨線橋が、奥の終端右側、山口線ホームの手前には北口改札口があり、ホームと北口は段差がありません。
写真右奥には西武園ゆうえんち内のアトラクションである観覧車が見えます。
写真は終端方(西武球場前方)を望む。
 
 

多摩湖線・国分寺方を望む。
この先、築堤高架で右へカーブして住宅地の中を南下し、右手に広がる都立狭山自然公園に沿って森の中を走ると武蔵大和駅へと至ります。
 
 

多摩湖線・終端方を望む。
右側に北口改札口があり、その手前に2番線の車止めがあります。
そして1番線車止め付近の向かい側に山口線ホーム(3番線)があります。
 
 

こちらは山口線ホームです。山口線はAGT(新交通システム)路線で、路盤が普通鉄道とは違います。
4両対応の頭端式ホーム(単式ホーム)1面1線で、ホーム柵が設置されています。ホームの北半分ほどはトンネル内に位置しています。
また、ホームのトンネル内部分にはトイレが設置されています(写真右)。
写真は終端方(国分寺方)を望む。
 
 

山口線・西武球場前方を望む。
この先、トンネル内で埼玉県所沢市に入り、トンネルを出ると西武遊園地の敷地内を走ります。その後はもう1本トンネルくぐり、遊園地西駅へと至ります。前述のように、西武園ゆうえんちにベビーカーや車いす利用でおでかけの際は遊園地西駅で下車して下さい。。
 
 

山口線・終端方を望む。
左側が山口線ホーム(3番線)で、車止めがあります。車止めの先、左手には北口があり、その先に多摩湖線の2番線があります。
そして右側には、多摩湖線の1番線ホームがあります。
 
 
あとがき (駅名を除き2019年時点)
私が多摩湖駅(旧・西武遊園地駅)で駅の外に出たのは2007年と2018年の2度です。2007年は西武園線の西武園駅から徒歩でアクセスしました。そして2018年は実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。私が訪問したのは休日でしたが、電車での「西武園ゆうえんち」訪問客は少なかったように思えました。遊園地を除けば駅周辺は閑静な住宅地といった印象でした。
 
新宿駅からですと西武新宿駅から西武新宿線の急行・拝島行きまたは玉川上水行きに乗り萩山駅で下車。または本川越方面の急行に乗り、小平駅で玉川上水行きまたは拝島行きの各駅停車に乗り換えて萩山駅で下車です。そして萩山駅で多摩湖線の多摩湖行きに乗り継いで、終点下車です。また、後述の国分寺経由のルートもあります。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り東京駅へ。中央線快速に乗り換えて国分寺駅まで行き、西武多摩湖線に乗り換えます。多摩湖行きですと乗換なしで当駅に到達できますが、萩山行きですと終点の萩山駅で多摩湖行きに乗換となります。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、駅構内や駅前にコンビニは一切なく、駅前には気軽に入れる商店や飲食店もありません。駅にある飲料自動販売機のみです。ちなみに、最寄りのコンビニは約650m北西、遊園地西駅の近くです。また、「西武園ゆうえんち」へ遊びに行かれる際は園内にレストランや売店があります(食事代の他に入園料金が必要)。必ず事前に用意しておいて下さい。
 
大阪からの到達難易度はやや高いですが、
西武多摩湖線、山口線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は多摩湖駅でも途中下車されてみて下さい!
また、「西武園ゆうえんち」へお出かけの際、健康な方は多摩湖駅で下車して入園前に一度は駅を観察されてみて下さい!
 
(参考:Google地図、Wikipedia)