タケリタケ(猛茸) Hypomyces sp.
子嚢菌門チャワンタケ亜門フンタマカビ綱ボタンタケ亜綱ボタンタケ目ボタンタケ科ヒポミケス属
hypomyces ヒポミケス(下の+菌)
夏~秋に、テングタケ属の子実体に寄生して奇形化させる。
寄生されたきのこはカサが開かず表面をマット状の菌糸で覆われる。
菌糸マットの表面には子嚢胞子を形成する子嚢殻が半裸生する。
「タケリタケ」とは寄生されて奇形になった宿主の状態を指しており、
実際には複数のヒポミケス属の菌が寄生しているのだという。
2011年9月、岐阜県日和田高原で撮影。
なんでタケリタケというのかは、まあ、形で察してください。