ライフワークとしているバッティングセンターにて




店内に複数設置されたホームランボードのうち
特定のボードに打球を当てると
1ゲーム無料券を一気に5枚獲得できる
バッティングギャンブラーのためのイベント日


右打席120キロマシンから流し打ちで当てた。



6枚目は会員特典



ここ二週間、打撃の調子を落としており
ヘボい当たりばっか連発してたから
嬉しさがはんぱじゃない。

この日、お店に到着したら
いつもお世話になっている従業員のかたが
声をかけてくれた。


「ナカニシさん(わたしのこと)今週さっぱりでしたからね。
今日は当たりますよ!!」


力強く言ってくれて
本当にそのとおりになるなんて。


お店のかたは、常連客に
軽い気持ちで言ったつもりなのだろう。

けれども、わたしの脳内には
その言葉が刻み込まれて
数日前とは比べ物にならないほど打球が前に飛んだ(当人比



また、ここに来る前
ジャージにマイバットかついで
家賃を支払いに行った管理会社でも
社員の皆さんが

「今日もホームラン当ててくるんだよー!」

そう言いながら送り出してくれた。




どちらの人たちも
そんな嬉しい言葉をかけてくれるのは
わたしが『お客さん』だからに過ぎない。

でも、やはり言葉の力は大きいもので
言葉を真に受けやすい自分みたいな人間には
このように作用したりもする。






前日、バイトとは関係のない個人的なことで
自らの不甲斐なさにかなり落ち込んじゃって
体もだるくてしかたなかった。

バッティングセンターも一瞬、行くか迷った。

でも、この一撃で結構吹き飛んだかも。

行ってよかったな。



どんなときも

バッティングセンターさえあれば
ホームランさえ出せれば

今のところ、わたしは何とかなるっぽい。




流し打ち…右打者なら右方向へ、左打者なら左方向へ打つこと。


バッティングセンター通いに

今のすべてを懸けている中年バッターです。




バッティングセンターの打席に立つのがライフワークであり

ここ10年くらい継続していちばん好きなこと。


こんなに大好きなバッセンなのに

時々、イライラした気持ちになる場面がある。


同時に、年齢とともに

そんな気持ちを自分なりに解決していくことを

考えるようにもなるんだなと。





例としてよくあるパターンが

ひとつの打席をずっと占領して交代してくれない人がいる時。


男女客ともに、ある。



打席内でイヤフォンしながら打ってたりすると

そちらに気を取られるのか

真後ろで打ちたい人が待ってるのに気がつかず

連続してゲームを続ける者。


まるで、閉店の音楽を流して他のお客さんもいなくなってるのに

イヤフォンしていてまったく気づく様子がない

勤務先の若者客なんかが思い浮かんで

ついうっかりイライラしてしまう。



ま、言うんだけどさ。


打席ケージのドアを開けて「次、交代してください」って。



こういうこと、30代までは言い出せずに我慢して

ただただ勝手にイライラを募らせるだけで

終わってた気がする。


それを言い出せるようになった自分に驚く。


しかも、なるべく感じ悪くならないように

表情や声など気をつけながら。




重ねた年齢が解決することもあるのだと

最近になって実感した。


それでも相手の態度によっちゃ

イライラが治まらない場合だってある。


でも、もうそれは

ホルモンバランスのせいとしよう。







そして、もうひとつのイライラ案件。



ど素人である自分の

バッティング技術の低レベルさと謎のフォームが

野球経験者から見ると目に余るのだろう。


良かれと思ってか声をかけられ

一方的に指導してくる中年以降の男性客が苦手だった。



しかし、わたしも現在40(しじゅー)半ばとなり

熟女度が深まったせいで

以前に比べたら声をかけられることが激減。


こちらは時の流れが自然解決した事案と言える。


また、単に老けただけでなく

ほんの僅かでも

バッティング技術が向上したことも理由だと信じたい。





なお、若い男性からは

もともと声をかけられないのでノープロブレム





@新宿地下通路広告



小売店勤務の熟女アルバイターです。



早番勤務のあと、ソッコー電車に飛び乗った。

行き先は大野台バッティングセンター(神奈川県)





いつ以来かわからないくらい、久しぶり。



勤務先の同僚熟女たちのほとんどが早番希望なので
わたしは必然的に遅番になる。

本音を言えば、わたしも早番がいいのだが
なかなか言える立場になく

それでもたまに割り当ててもらえる早番の日は
そりゃもう毎回が特別感でいっぱい。


退勤と同時にバッティングセンターに行こうとしていると
同じ早番で上がった女性社員から声をかけられた。



「え、働いたあとよく行けるねー 疲れてないの?」


「疲れてないです!!」



そう。

プロレスラー棚橋弘至氏を
常に心に携えているわたしは、疲れない。

そもそもライフワークとしているバッティングセンターは
レジ打ちのバイトとは使う神経が違うし
別腹といったところか。






で、なんか気がついたら閉店の22時になってた。

土曜日でそこそこお客さんが入っており
順番待ち時間も結構あったものの
2時間半滞在したことになる。



いつもと違う環境のバッティングセンターに来たこと
特に全打席が自分の苦手なバーチャル(投手映像)マシンで
2時間半の間、超集中。

計算したら計380球打っていたけれど
時間的・金銭的余裕さえあれば、まだまだいけた。

体力には余裕があるので
そこから徒歩で帰宅したら23時半近く。






前半は全力でレジ打って
後半は全力でボールを打った1日

こうして心身のバランスが整うのだと実感した日

そして、帰りに寄ろうと思っていた『かつや』入店を逃した日

ラストオーダーが22時30分だったらしく
足を踏み入れようとした瞬間
看板の明かりが消えてタッチアウト


無念





これ食べたかった!


画像はかつや公式サイトより拝借



アルコール依存症に陥った中年(45)です。




断酒開始から丸4年。


すっかり酒のない生活が普通になった。



2018年、依存症治療の権威である

久里浜医療センター(神奈川県横須賀市)の減酒外来に電話したら


予約が2か月待ちだと言われて諦めたことが

たぶん今に繋がっている。


ただ、たとえ今のクリニックではなく

久里浜に通院していたとしても

最終的には同じように

断酒を選択したんじゃないかと思ってる。





@新宿地下通路広告




きっぱりやめてしまえば

今日は飲むか、飲まないかで逡巡する時間がないのがいい。


たとえ睡眠不足だったとしても

朝起きるのがそんなにつらくないのがいい。


酒くささを気にしなくていい。


大量にあった髪の毛のアホ毛が減ったから

まとめ髪にヘアスプレーを使わなくなったのがいい。




一方、デメリットはないかと思いきや

砂糖中毒気味になったり


わたしの場合、今でも

飲み会や食事の誘いを断らざるを得ないという現実。


長いこと人と一緒に食事=飲酒メインという考えだったため

その思考がいつまでたっても抜けずに無理である。


なげーなおい!



先日は大好きな同僚(酒豪ワーキングマザー)からの飲みの誘いを

初めて本当の理由を言って断った。





@新宿地下通路広告




そんなだけど

コロナで勤務先が休業・自宅待機中に開始した断酒が

たまたま続いたわたしは運がよかったと言える。


コロナ禍前の職場関連の歓送迎会などは積極的に参加

酒で陽気さを武装して、人と仲良くなれた。


そしてコロナ以降、従業員が大幅に減ったこともあって

歓送迎会が一切なくなる。


おまけに、断酒補助のために処方された

新薬(セリンクロ=本来は減酒薬)が自分に合った。



という幸運に改めて気がついたのだ。




こんなラッキーなタイミングだったからこそ

継続してこられた断酒を

手放したくないという気持ちが強い。


しかしこの先、万が一にでも

病気等で自らの命に限りがあるとわかった場合には

再び酒、ただしこれまでのストロングゼロとかじゃない

ちょっといいやつを飲み始めると思う。


そのくらいには未練がある。





最後に戒めとして、今から8年前

当時のバイト仲間12人で出かけたバーベキューで飲みすぎ

酔いつぶれた様子を貼っておきます。






こんなパリピっぽいイベントに参加できたのも

酒のおかげと言えばそのとおりであり


お世話になりました。




★リンク★


・初めての断酒挑戦・2019年2月

・わずか1か月余りで再飲酒からの再断酒

・再断酒から4か月で再々飲酒


ここから8ヶ月間くらい
2ヶ月未満での再飲酒を繰り返す∞

・緊急事態宣言中に酒をやめる・2020年4月

・3か月


小売店でレジ打ちしている中年フリーターです。




わたしは職場の社員数名から、間違いなく嫌われている。

疎まれている、というほうがしっくりくるかも。

なお、同僚であるアルバイトのみんなからは
嫌われていない(と信じたい



昔と考えが少しずつ変わって
人から嫌われても別にいっかー!って
なってはきてるんだけど

勤務時に抗不安薬が手放せないあたり
実はそこまで図太く居られていないのかもしれない。

で、ふと、嫌われる原因を自分なりに探ってみたら


・余計なことしがち
・中年なのに落ち着きがなくて、すぐテンパる
・要領が悪い
・言ってる意味がわからない
・言われたことを一度で理解できない
・レジ接客時の声が無駄にでかい
・空気読めない
・悪(わる)目立ちする


今まで指摘されたことなども含めて考えると
ざっとこんなところか。

こうだから仕事ぶりを監視され
人によっては相手をイラつかせてしまうのだろう。






月に一度通院している精神科で
この話を持ち出したら
主治医は穏やかにこう言ったのだ。


「あなたはエネルギーにあふれている


エネルギーがあり余ってるから
じっとしていられず

職場からマニュアル上やるなと注意を受けることにも
(たとえば戸惑うお年寄り客のセルフ精算機を手伝うとか)
つい手を出したくなる。

バッティングセンターで打ち続けることもできる。

バッティングセンターのためだけに
遠く福岡まで行っちゃったりもする。

声が大きいのは元気。

あなたからはいつも生命力の強さを感じる。



こんな言い換えをすることに驚いたし
センセーすげえなとも思った。

ちょっと優しすぎるよね。




勤続10年であり
今さら自らの行動を変えようとも
長きに渡って周囲へ根づいた
マイナスの印象は覆らない気もする。

それでも自分の悪い箇所は
やはり少しでも改善していき
落ち着いて居心地よく職場で過ごしたいとは思う。



しかし、そんな先日
抗不安薬を忘れてノー不安薬で仕事に臨んだら

極度の緊張と不安で
勤務中ずっと心臓のばくばくがおさまらず
汗びっしょりでマジでしんどかった。

最終的には抗不安薬を手放すのが目標なのに
それにはまだ遠いんだなって、わかったところ。


実に無念