ようやく『東のエデン』を全部観ました・・・

監督は『甲殻機動隊』シリーズでお馴染みの神山健治さんですね

で、この『東のエデン』も気になっていた作品です

神山監督なんですが、過去には『シティハンター』や『AKIRA』『魔女の宅急便』などの

背景を描いたりしていたんですね、個人的にも好きな『人狼』で演出も手掛けています。

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さて、劇場版『東のエデン』の話をする前に・・・そこまでの話をまとめておきましょう

因みに自分は間違って先に劇場版を観てしまい・・・なんだ???ってなっちゃいまして・・・

最初に『それはそれとして観る事が出来る』ものである事を確認すべきでしたね。

で、エデンの東は劇場版だけ観てもそれだけでは意味が分かりません・・・でした。

このお話の舞台は2010年の日本です(因みにアニメ放映されていたのは2009年)

『セレソン』とは?

日本を正しい方向へ導く事を義務付けられた、ミスターアウトサイドに選ばれし12名。

彼らには100億円とノブレス携帯が渡され、それらは自由に使う事が出来る。

12名のセレソンの中には『サポーター』と呼ばれるジョーカー的存在がいる

サポーターとはセレソンの監視役である。

が、セレソンはお互い何者なのかを知らされていない事もあり疑心暗鬼になっている。

セレソンの最終目標は『あがる』事であり、セレソンの誰かが100億円を使い切り

日本が変わったとミスターアウトサイドが判断した場合、その時点でゲームセットとなり

その他のセレソンは自動的に消去される

また私利私欲で100億円を使い続けたり、ノブレス携帯を全く使用しないなどの場合にも

サポーターにより消される事になっている。

『ミスターアウトサイド』とは?

12人を選抜しノブレス携帯を与えた人物。

本名:亜東 才蔵(あとう さいぞう)・・・アウトサイドの由来はダジャレ。。。

セレソンやらサポータやらのネーミングからしてサッカー好きな事が想像される。

1番に「あがった」人間は本人と会えるらしい。

『ノブレス携帯』とは?

セレソンにはそれぞれJUIZ(ジュイス)と呼ばれる(スーパー)コンシェルジュが付き

ノブレス携帯を使う事によりJUIZに注文をすることが出来ます

その注文が受理されれば目的を一つ果たすことが出来るシステムです

その注文でかかったお金は自動的に100億円の中から支払われます

また基本的に使う事の出来る範囲があり圏外も存在します

なので国外に行ってしまうと強い注文は受理されない事も…。

そんなお役立ちJUIZの正体。・・・実は人工知能。

人工知能と言ってもかなり高度であり携帯を利用する相手によって性格がかなり変わる様です。

通話の最後に「ノブレス・オブリージュ あなたが~であらん事を」と必ず言う。

ノブリス携帯は指紋認証システムがあり他人には操作できない様になっています。

登場人物

主人公は滝沢朗という青年でセレソンのナンバー9

『昭和の年に生まれた』という設定だったと思います

テレビ版の最初っから彼の記憶はありません・・・しかも素っ裸で登場。

映画版の始めにも記憶がありません・・・

結局アニメ版も劇場版も彼の記憶(過去)を辿る旅に付き合う形でお話は出来ています。

性格は真っすぐで健康的です、正統派主人公ですね

ミスターアウトサイドに選出された理由となる台詞に気付かされる人も多いはずです。

森美 咲(もりみ さき)

アメリカに卒業旅行に行き、ホワイトハウスに『何か』(実はただのコイン)を

投げ入れているところをポリスに見つかり捕まりそうになるが、

そこに裸の滝沢(しかも何故か銃まで持っている)が現れて助けた事により交流が始まります。

咲が所属するサークルのメンバーと滝沢を引き合わせたのも彼女であり

その事により物語は大きく変化する結果となったはず。

もともとお姉ちゃんの旦那さんに恋していたが、ノブレス携帯を使いこなし

ショッピングモールまで所有。さらにタイミングのいい男、滝沢の登場により

滝沢に乗り換える・・・嫌な書き方ですね~。

あのまま滝沢君が現われなかったら昼ドラみたいな事になっていたのかな?

東のエデンメンバー

平澤 一臣(ひらさわ かずおみ)

東のエデンのブレーン、ではあるが特筆すべき才能が無い事にコンプレックスを持っているようで

その分理論武装している。東のエデンから起業しようとしている。

滝沢を詐欺師だと思っている。

葛原 みくる(かつはら みくる)

通称:みっちょん。メンバーには辛口コメントが多いが人見知り

天才的なプログラマーで東のエデンのエデンサイトのプログラミングを担当した

小、中学生にしか見えないが実は大学生。。。

おネエ

なぜここに居るのか分からないおばさん・・・

謎の多い人だが滝沢には好意的、落ちついていて一番正確な判断が出来ているのかも?

大杉 智(おおすぎ さとし)

森美をさきちゃんと呼び、片思いしている男の子

見てると可哀そうになってくる事も・・・。

ほっぺが赤い・・・。

春日 晴男(かすが はるお)

平澤からの指示を基に動く事が多い、分析力があり仲間思い。

板津を師匠と仰いでいる。

東のエデン以外の仲間

板津 豊(いたづ ゆたか)

通称:パンツ→板津から来ている

東のエデンシステムの開発にあたってアドバイザーも務めた。

一張羅のジャージパンツが飛ばされた事により引きこもりとなる・・・。

滝沢の持ってきたナンバー4のノブレス携帯の解析をやってのけた凄腕ハッカー

しかしその事が他のセレソンの気に障り車でひかれてしまう、

せっかく引きこもりから脱したのに・・・。

滝沢を「ビンテージ」と呼ぶ、滝沢の履くジーンズに由来するらしい。

セレソン

ナンバー1→物部 大樹(もののべ だいじゅ)

元官僚のクールな男、滝沢に一目置いているが目的のための方法はかけ離れている

他のセレソンを知っており数人のセレソンを仲間にしている

老害となまけものを排除したうえで、世界に通用する部門だけ伸ばし「小回りのきく」国を目指す

ナンバー2→辻 仁太郎(つじ じんたろう)

最初っから金持ちだが、なぜかノブレス携帯を渡されている・・・?

この「セレソンゲーム」にウンザリしており、さっさと終わらせるために物部側に付く。

ナンバー3→北林 とし子(きたばやし としこ)

亜東 才蔵さんとお知り合い。唯一の注文は「才蔵さんに甘味を」

この注文により才蔵の居場所がバレてしまう。。。

やはり何故選出されたのかは不明。

ナンバー4→近藤 勇誠(こんどう ゆうせい)

刑事さん。私利私欲にノブレス携帯を使用、取り立て屋の処分などに注文を使う

挙句の果てに滝沢のノブレス携帯を強奪し大金を自分のものにしようとするが

指紋認証により操作できず・・・おまけに自分の携帯の金を使い切ってしまう。

結果殺されてしうが・・・セレソンにではなく愛人に贈ったはずのメールが

正妻に送られていたらしく・・・

口癖は「迂闊したな・・・」一番迂闊なのは自分だった・・・。

死に際に出会いこのナンバー4の携帯は滝沢が持つ事になる。

ナンバー5→火浦 元(ひうら はじめ)

病院の院長。老人の介護と、その老人の家族を同時に住まわせ

またそれによる雇用を生み出す職場を作りだした、それにより究極の医療地区を開発した。

ある意味成功していたが、金を使い切って「あがって」もゲームセットにならなかった。

失敗と見なされサポーターに消されたとも・・・。

記憶を失った滝沢にセレソンとノブレス携帯について教えてくれた。

ナンバー6→直元 大志(じきもと たいし)

劇場版に登場。滝沢が王様になりゲームからあがることを恐れて妨害工作をする

JUIZとは仲が悪い様だ・・・。

最後はニューヨーク市警で拘束されたまま記憶を飛ばされてしまう。

ナンバー7→アニメには出てこない。ドラマCDに出てくるようです。

ナンバー8→ほぼ出てこない・・・と言うか出てきた記憶が無い。

で、ナンバー9は滝沢朗なので省略

ナンバー10→結城 亮(ゆうき りょう)

過労でなくなった両親と自分を笑いものにした世間に復讐するべく

過激な方法で日本を変えようとしているが、良い様に物部に利用され

挙句に果てにことごとく滝沢に阻止されてしまう。

日本社会のダークサイドを背負っているかの様な青年。

ナンバー11→白鳥・D・黒羽(しらとり・ダイアナ・くろは)

セクシーなお姉さん。モデル事務所の社長でもある。

ジョニーを切り取り殺してしまう「ジョニー狩り」の犯人でもある

ジョニー狩りの対象者は「いたいけな童貞くん」では無く「性犯罪者」であった

黒羽はゲームをあがる気が無く「ジョニー狩り」の為だけにJUIZを利用していた

モットーは「エレガントに」であり、JUIZからはかなり好かれている

リアル秘書であれば危険な関係になっていたに違いない・・・。

また滝沢を追って森美が黒羽の部屋に入った時には見事なイリュージョンを披露している

もともと興味はあったが自分の過去を気遣われ滝沢への好意が強くなった。

劇場版では自分のJUIZを犠牲にしてまで滝沢のJUIZを守っている。

ナンバー12→謎

アニメ版での唯一の行動はJUIZを研究所から移動させた事。

ミスターアウトサイドなのか?劇場版で真相は解明される。

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これは滝沢所有のショッピングモール屋上の小さな遊園地にある乗り物・・・

どこかでみた記憶が~

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これはピグのアイテム・・・。まぁよくありますよね

さ~て、ここまでいろいろと、また細々と解説してきて気付いたんですが・・・

誰が読むんだ?中途半端なウィキぺディアが完成しそうです。。。

って事で解説は以上にして・・・次回に感想を。。。