すっごく前に同僚から無理やり押し付けられお借りして、オリンピックやらパラリンピックやらでUP出来なくて、ようやくですがちょっと忘れています。

 

となりの怪物くん(全13巻)

ざっくり登場人物

ちょっとネタバレてますペコリ

 

隣の席の吉田くんは、入学初日に流血事件を起こして以来、一度も学校に来ない……。

 

松楊高校生の水谷雫は、母親のような優秀な弁護士になり、年収1000万を人生の夢に掲げ、自分の成績以外に動物にも人にも興味のなく、人からは「ドライアイス」と呼ばれ、勉強漬けの日々を送っていた。

ある日、隣の席の吉田春にプリントを持って行った為に、彼に友達認定され付きまとわれるようになる。

ハルはよく見るとイケメンで、実は頭脳明晰で、人と触れ合いたいのだが、人間関係を作ることが非常に苦手で、つい手が出てしまい周囲から怖がられている。

最初はハルに振り回される事が苦痛だったシズクだが、彼の純粋で真っ直ぐな優しさに触れるうち、彼のことが好きになり告るが断られる。

 

そして、ハルに関わるうちにシズクにも友だちができる。

男子にモテすぎて、女子から総スカンをくらい、リアルコミュ障になった夏目あさ子は、雫の事が大好きで「ミッティ」と呼ぶ。

ササヤンこと佐々原宗平は、野球部員で明るく交友範囲も広く、ハルとシズクに興味を持ち、二人を彼なりにフォローする。

ハルの兄優山は、父との関係でハルを疎んじ、その事からハルは優山を見ると逃げ出す。

シズクと同じ塾のヤマケンこと山口賢二は、海明学院在籍の見た目もよく成績優秀なエリート学生で、何かとシズクに絡んできて、後に彼女に告白して即玉砕する。

ハルの従兄弟のバッティングセンターの店長、みっちゃんこと三沢満善ハルの実質的保護者で、ハルとシズクを優しく見守る。

シズクの隣のクラスの委員長大島千づるは、ひょんなことからハルと知り合い、ハルのことが好きになり告るがふられ、後に友達になる。

シズクをふった後に好きだと気付くハルは、シズクに告るも、勉強に生きることを決めたシズクは、ハルを未だ好きとは言えずにふってしまう。。。。

 

もう青春のややこしい恋模様が可愛らしいたらありゃしないウインク

 

シズクはハルの事を気にしながら、二兎を追うものは一兎も得ずのことわざ通り勉強を取るのだが、そもそもハルが好きなんだから、ごちゃごちゃ悩む前に付き合っちゃいなよって感じです。

 

そんな二人だから、お互い告っても付き合わないの繰り返しで、いい加減にしろよと思った頃合いで、ようやく付き合うことになった時には、おばさんもうどうでも良くなってました笑

 

で、付き合った後にやってくるシズクの嫉妬が、ハルの頭の良さってのが、解るような解りたくないような。

 

ハルと優山の関係を壊した人間が、こういうタイプの人間いるいるって最低な父親で、親の立場からすると天罰が下れ~って、本気で思いましたよ。

 

読み進めるうちにハルやシズクや、彼等を取り巻く人達の心模様も見えてきて、心がぎゅってなる処が数多く出てきて、だたの青春マンガじゃない気がしてきました。

 

最後は素敵なはっぴぃえんどで、幸せな気持ちになります。

 

13巻は番外編で、それぞれの未来が描かれています。

 

今度実写化されて4/27公開ですって。

そう言えば、かなり前にアニメにもなったのです。