2023年12月時点で2年生苗

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◆特徴◆

・初心者にお勧めの果樹苗。

・白実品種の最大果品種!

・植え付けすぐに果実がなりやすいので、家庭果樹におすすめ

・日本全国で栽培でき、生育旺盛でやせ地でも育ち、とっても簡単

・糖度が高く甘くておいしいベリー
・豊産性で生食やジャムなどの加工にも最適です。

 

◆日照◆日向~半日蔭

 

◆耐寒性◆強い(-20度)

 

◆耐暑性◆普通

 

◆生育適温◆

 

◆草丈◆

・鉢植え:1.5m(葉張り)0.9m (7号鉢以上)

・地植え:5~10m

 

◆性状◆落葉樹 (自家結実性あり)

 

◆開花時期◆4月〜5月頃

 

◆結実次期◆6月上旬〜 隔年結果:しにくい

 

◆結実年数◆1~3年

 

◆果重◆3~3.5g

 

◆果実のサイズ◆・・・

 

◆糖度◆最高糖度は25〜26.5度

 

◆用土◆

・地植え:土の水はけ具合が気になる場合は、株を植えるために掘った土に

     腐葉土を2割か3割程混ぜる

・鉢植え:市販の花と野菜用の培養土などを使えば充分に育ってくれる

     自分で土を配合したい人は小粒の赤玉土と腐葉土を6:4の割合で

     混ぜ合わせる

・肥沃で通気性がよく、やや湿り気味の土がよい

・やせ地でも育つ

 

◆水やり◆

・地植え:雨が当たる場所では水やりは雨に任せ、よほど雨が

     降らないときだけ土が乾いたら与える
・鉢植え:土が良く乾いたら水をたっぷり鉢底から流れ出るくらい与える
・土が乾いていなければ与えない

・4月下旬から初夏は水切れしやすいので注意する
・夏は乾燥したらたっぷり水を与える

・秋の彼岸までは雨が降らないときは水切れに注意する

・クワは水を好む植物なので、適度に湿度がなければ枯れてしまう

 特に果実がつく季節に水切れを起こすと実が落ちてしまうので注意が必要

・敷きワラやマルチングをして水分の蒸発を防ぐと良い

・水をやりすぎると、根腐れを起こすので注意する

 根腐れを起こすと、土と水の隙間がなくなり、根が呼吸できなくなり酸素不足

 に陥ってしまう

・空気が入り込める適度な隙間をつくるためにも、適切な水やりを心がける

 

◆肥料◆

・3月と収穫後に速効性化成肥料を与え、12月ごろ有機質肥料を与える

・寒肥を施す時期は植物の成長がほとんど無い寒い季節だが、土の中で肥料が

 植物に吸収されやすい形に変わり、成長期である春に効き目を発揮してくれる

 

◆剪定時期◆

・寒くなり樹木が休眠期に入る1月〜2月が適期

・不要な枝や混み合った枝を間引く
・植え付け2年目は全体の枝先も50cmほど切りつめる
・6月の収穫後に、枝の基部から2芽を残して切り戻し剪定をする
・植え付け3年目以降からは、6月の収穫後の剪定と、12月は間引き剪定のみを

 継続して行う

・花芽には、芽から花しか表さない純正花芽と、花と共に葉と枝も表せる

 混合花芽があり、マルベリーは、混合花芽が前年に伸びた枝の先端部から

 中間部にその花芽をつける(古い枝には実が付かない)

・クワの木は樹勢が強いため、剪定して樹形を整えながら大きくするのがポイント

 

◆植え付け、植え替え時期◆

・夏:根をほぐさずに植える

・秋:植え付け最適期

   秋植えすると次の生育期まで半年くらいあるので、水切れに耐える

   苗に育つ

   まだ暑い時期は根をほぐさずに植え、気温が下がっている時期なら

   根を広げて植える

   根がほぐれないときは無理にほぐさず植える

・冬:冬も植え付けにいい時期。

   土が凍らない地域では冬でも大丈夫

   多少の雪や霜は問題ない

   寒さが心配な場合はマルチングをしておく

 

◆病気◆

・実菌核病に注意:糸状菌の一種が原因で、果実が白くカビが生え落果する

         落果した果実は菌核で越冬し、春にキノコが生えて胞子

         が飛散し、桑の花に付着してまた発病する

         病果は早めに取り除き、落果した果実も放置しないようにする

         表土を削り取って処分して新しい土に植え替える

・菌核病には、殺菌剤を散布して防ぐのが効果的だが、同じ種類の殺菌剤を

 使い続けると耐性菌が発生する場合があるので、複数の薬剤をローテーション

 して散布する

 

◆害虫◆非常に強い

・カミキリムシの仲間に注意:テッポウムシ予防樹脂フィルムで防除する

・クワの木はどちらかといえば害虫がつきにくく育てやすい樹だが、

 クワキジラミの幼虫やアメリカシロヒトリの幼虫の食害には注意が必要

・クワの木の葉裏や実から白い綿クズのようなものが出ている場合、

 クワキジラミの幼虫の食害を疑う

・葉全体が食べられてスカスカになっている場合は、アメリカシロヒトリの

 被害が考えられる

 

◆増やし方◆

・2月から3月の中旬に冬越しした枝を使用する「古条挿し」と、

 6月から7月の間に新しく伸びてきた枝を使用する「新芽挿し」の、

 2種類の方法がある

  1. クワの枝を15cmから20cmほどの長さに切る
  2. 上の方の葉っぱを2枚程残し、ほかの葉は全て切り落とす
  3. 挿し木用の用土に枝を挿して発根させる
  4. 発根するまで土が乾かないように、水やりをして日陰で管理する

 

◆育て方注意事項◆

 

カーメン君チャンネルで第5位で紹介されていました。