昨日(8月10日)、雪組「ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル」の先行画像と一部の配役が出ました。
彩風咲奈さんはコナン・ドイル、夢白あやさんは妻のルイーザですね。
ドイルは妻思いの優しい家庭人だったようです。
彩風さんはお髭のおじさまに見えます。
確かドイルは、ホームズというよりワトソンに似た人物、実際ドイルはワトソンと同業の医者です。
彩風さんの風貌がNHKBSで放送された「シャーロック・ホームズの冒険」のワトソン役の俳優さんに少し似ているように思いました。もちろん、彩風さんが何倍もカッコイイです。
宝塚ファンは、もっと若くてカッコいい彩風さんを観たいのではと思いました。
コナン・ドイルは
コナン・ドイルは、有名なシャーロック・ホームズ・シリーズの作者ですが、このシリーズが売れ過ぎて、連載を止めるにやめれなくなりました。俳優さんでも当たり役ができると、他の役ができなくなります。渥美清さんは「男はつらいよ」寅さん、森光子さんは「放浪記」林芙美子・・・
物語の中のホームズが、現実のドイルを苦しめます。
“新たなるミュージカル(Happy“NEW”Musical)”とあるので、コメディ要素があるのかなと思います。
ドイルと妻のルイーズは愛で強く結ばれていたのですが、ルイーズには病が・・・ドイルにはジーン・ベッキーとのもう1つの恋がありました。
ホームズはカッコよく
ドイルがワトソン寄りのイメージなので、やはりホームズは長身で細身のジェレミー・ブレット(ドラマでホームズを長く演じた俳優)のような感じで作られるのかなと思いました。
生田大和氏が手掛けられた宙組「シャーロック・ホームズ」では、真風涼帆さんがカッコいいホームズを演じました。
以前のブログでは、そろそろ縣千さんの人気を上げるようにストーリーが考えられるのではと予想しました。
その後、彩風さん6作目は2024年「ベルサイユのばら フェルゼン編」が発表されました。
おそらくは、再演「ベルばら」での退団はないので、彩風さんの任期は7作以上と考えられます。
つまり、すぐに2番手以下の人気を高める必要はないので、彩風さん自身の人気が上がるストーリーにされているはずです。
おそらく、彩風さんがドイルとホームズの二役をされて、ホームズはカッコよく作られるのではないでしょうか。
そうなるとドイルとホームズが、どうやって対峙するのかという問題がありますね。
映像を使う?影武者を使う?
ポスターはカッコいいはず
ポスターから受ける公演の印象は大きく、チケットの売れ行きを大きく左右します。
月組「フリューゲル」ポスターは物語性はあるのですが、観たいかと言われるとちょっと・・・やはり平日を中心にチケットが残っています。
やはり宝塚歌劇のポスターは、「華やか、迫力、カッコいい」のいずれかは必要だと思います。
ポスターにはホームズ登場しますよね。
ポスターはカッコいいホームズ、優しいドイルのギャップ萌えになるのではと思います。
朝美絢さんはどんな役
朝美絢さんのお名前が先行画像と一緒に出た配役になかったので、どんなお役をされるのでしょうか?
「シャーロック・ホームズ」有名な登場人物・・・モリアティ教授
現実のドイルの周りにいる方
ドイルと揉めた雑誌編集者、または愛するようになったジーン・ベッキー
当時、モーリス・ルブラン氏は「アルセーヌ・ルパン」に、ホームズを無断で登場させたという話があるので、モーリス・ルブラン氏とアルセーヌ・ルパンも予想しておきます。
ドイルは、「タイタニック号の沈没時の英雄的行為」を巡って、バーナード・ショー(劇作家)と論争になりました。
ドイルの生涯のどの辺りが取り上げられるのか興味があります。
シリーズのどのストーリーが
宙組「シャーロック・ホームズ」では、小説に登場するアイテムが散りばめられて、シャーロキアンを唸らせました。
ただ、小説を読んでいない方にも面白さを共有できるようにして欲しいです。私はアイテムに関しては随分前に小説を読んだきりなのでかなり忘れていました。
「緋色の研究」「四つの署名」「赤毛同盟」「ボヘミアの醜聞」「パスカヴィル家の犬」・・・少しストーリーも解説してホームズの推理を披露すると面白いのではと思います。
ホームズの推理は、TVドラマ「科捜研の女」につながる科学捜査の走りになったようです。
ホームズ小説の面白さは一般人が気が付かない観察眼、あっと言う粋な会話にあります。
おそらく、朝美さんはポスター発表時に波線上の配役に入られて、ポスターインまたは切手で掲載されるのではないでしょうか。
朝美さんのビジュアルは見る人にインパクトを与えます。
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