ゲームは、有里和馬 → 小峰良次 → 一ノ瀬冬夜 と進んで、今回は藤堂亜毅(とうどう・あき)。
私的にはこのあたりからキャラの性格やCVが好みになってくる。

 

藤堂は6パックのマッチョ体型。それもそのはずで、兄がボクサーで、藤堂もその道を強いられてきたが逃亡、執事になった経緯がある。
腕力は強いが正義感や忠誠心に熱く、優しい。

 

 

体育会や軍隊では使いやすそうなタイプだが、人の裏をかくような策略を練れる器用さは無いので、年功序列なら幹部になれるが、他人を出し抜いてのし上がるタイプではない。

 

ストレート(異性愛)界では、このいかにも男臭いマッチョタイプがBL界ではボトム(受け)になるパターンが多いのには、もはや慣れている。

 

男が体格も腕力も自分より勝っている男を屈服させ蹂躙して征服欲を満たすには定型ルートかもしれない。

 

ただ、男性ターゲットのゲイビデオ(結構、私は好きだ!)と違って、主として女性ターゲットのBLだと女性がゲンナリしないような装飾が色々必要なのだろう。
ボトムを予感させる亜毅(あき)という名前。
マッチョな体にベビードール。

 

個人的にはケ〇割れパンツを着せて欲しかったし、

褌姿も見たかった(キャラの中ではどちらも一番似合うと思う)。
あと、ベビードールじゃなくて、縄だよ、縄!
深紅のヤツで締め上げて欲しかったね。

 

個人的にいただけなかったのは、いくら体表が頑丈でも体内はそう鍛えられないだろうに、

ハンドグリップの挿入は思わぬバネの反発があって危険だと思った。

どうせなら、貞操具とか尿〇責めとかピアッシングとか、グッズが充実している方面の苦痛を与えてあげて欲しかった。

 

この√は、藤堂が鈍感なので、周りのキャラが盛り上げた感がある。
特に溝口さんと小峰。

 

溝口さん(攻略対象外)

 

最年長(60代くらい?)執事の溝口さんは、笑顔を絶やさず主人公前田にアドバイスしながら責め具を調達し、ベビードールという名称もちゃんと知っていたのには感心した(世の中の60代男性のどれほどが咄嗟にこの名を言えようか?)

 

厨房担当の大阪弁執事、小峰は前田の命令で藤堂と絡む時、自らもベビードールを着用するという、命令に対して受動的でなく一味加えて臨んだ姿勢にプロ意識を感じた。

 

このゲームのエンディングは、前田が御主人様を継続するGOOD ENDより、前田が御主人様のバイトを終え、攻略対象の執事も執事を辞めてそれぞれの道へ進んで(藤堂の場合はボクサー)前田と対等な関係を築いていくBAD ENDの方が清々しい。

 

この√の異色のエンディングは、野菜の配達人、青木小町(中年男)がゲイでパートナーがいるにもかかわらず藤堂を狙っていて、前田の命令でその本望が叶えられ、前田が御主人様のバイトを終えた後、小町とそのパートナーが父親のような存在になって一緒に農業に従事する・・・というもの。
不思議なエンディングだった。

 

CV鳩万軍曹(裏名義)は私の大好きな声優さんラブラブで、このゲームでは藤堂の「~っす」という体育会系を強調した語尾で味わえないが、本来はキザな節回しがちっとも嫌味に感じられない美声で、細身長身でスマートな執事がいかにも似合う。
アニメやドラマCDよりも洋画の吹き替えやナレーションの方が似合う声だ。
ちょっと前まで、割とわかりやすい声だと思っていたのだが、今、やっているアイドル系アニメのオネエっぽい役(表名義で)はキャストを見るまでわからなかったので、カメレオンなのかもしれない。

 

せて、次はラスト、佐久間恭一、デキる眼鏡執事だ。
攻略対象中、真ヒーローみたいな扱いだと思う。


 

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