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昨夜訪れた六本木で一番驚いたこと・・・それは、あのスクエアビルが閉鎖されていたことです。
もう、真っ暗なビルを見てしばらく呆然と立ち尽くしました。
まるで廃墟のように聳え立つビルを見ながら「俺の青春が・・・」などとしばし回想状態に。


スクエアビルといえば六本木の象徴でした。
ピーク時は4階以外の全てがディスコでした、僕が最初に見習いとして入った「スタジオ・ワン」もこの中のひとつ、74年にオープンしたこのビルは34年の歴史に幕が下ろされたわけです。
(いつ閉鎖されたのかは定かではありませんが・・・)

夜の六本木に遊びに行くことなど近年はほとんどありませんでしたが、仕事で利用する首都高速からいつもスクエアビルを眺めながら「ヒビだらけだな~老朽化でそう長くはないだろうな・・・」などと思ってはいましたが・・・
やはり無くなってしまうと淋しいものです。

あれだけディスコが営業していたわけですから、相当な振動がビル全体を揺らし続けていたわけで・・・
営業中に地震等の災害が無かったのは幸いだったといえるでしょう。
時代の流れといえばそれまでですが、一時代を築いてきた象徴の灯が消えるのは想い出も消されるようで複雑な思いですね。

人種の坩堝は相変らず・・・アフリカ系の黒人が増えたのも時代の流れでしょうか?
昔はもっと怪しい奴で一杯でしたけどね!
夜の街から昼間の街としても顔を広げつつありますが、まだまだ夜の顔が目立っていて欲しいものです。


ヒルズやミッドタウンの出現により変わり行く六本木・・・
もちろん変わらぬ風景も残されてはいますが・・・今度訪れた時には新たな驚きがあるのでしょうか?


 ディスコの歴史 - 六本木編 -
68’~エンバシー(あのJBも訪れたソウルデイスコ)
71’~メビウス(六本木初の本格ディスコ)
74’~キャステル・アフロレイキ
77’~フーフー
78’~インフィニティ・サンバクラブ・レオパードキャット・ネペンタ(サーファーディスコのはしり)
79’~キサナドゥ(田中康夫「なんとなくクリスタル」にも登場した伝説のサーファーディスコ)
79’~スタジオワン(スクエア一のソウルディスコ、僕の原点)
80’~クライマックス・ギゼ・レキシントンクイーン(今も名前を変えて営業中)
80’~ナバーナ(一年半で閉店したキサナの後に出来たお店、当時の六本木では一番人気だった)
80’前半~マジック・キュー(本格的なブラック系ディスコ、米軍黒人ご用達)
81’~キスレディオ・玉椿(ニューウエーブ、ロック系、業界人多し)
82’~ザ・メイキャップ
84’~マハラジャ(麻布十番)
85’~ソグノA・シパンゴ・エリア
86’~Jトリップバー・(日比野克彦デザインで話題の中心に)
87’~トゥーリア(ディスコ史上最大の事件となった照明落下事故で閉店)
88’~ジャバジャイブ
89’~ジオイド・サーカス(頻繁に変わったスクエア最上階でオープン、当時は芸能人もよく来てた)
91’~ジュリアナ東京

その他~ジェスパ・プレステージ・ネオジャパネスク・レヴジャパネスク・バイオ・Rホール・リージェンシー
バズ・ヴィーナス・ウイズ(ジャイアンツの選手が優勝祝賀会をやってたことも)などなど・・・


まだまだ思い出せない店があると思いますが、全盛期はこんなにお店があったのにね~。
今じゃまともに営業してるのは「レキシントン」くらいじゃないでしょうか?



きりが無いので、今回はこの辺で。。。