arrows MAGAZINE
とにかくやさしい!スマホ講座 第170回
使ってる?スマホの留守番電話機能「伝言メモ」
arrows Weについて、とにかく優しい内容で使い方をお伝えするこの企画。今回は、スマホ版の留守番電話機能ともいえる便利機能「伝言メモ」をご紹介します。
「留守番電話」と「伝言メモ」何が違う?
arrows We には、いわゆる留守番電話と同等の機能である「伝言メモ」という機能があります。ところがこちら、「メモ」という名前の印象から、意外に「伝言メモ=音声録音機能」と認識されていない場合があるのだとか。
それ以上に混乱しがちなのは、各キャリアで独自に「留守番電話」に相当するサービスを用意しているということです。今日現在、ドコモ、auは有料サービスとして、SoftBankでは無料のサービスとして、留守番電話サービスが提供されているのです。そもそもスマホに「伝言メモ」機能があるのなら、各サービス、いらなくないですか?
ところが、両者には明確な違いがあるのです。そもそも「伝言メモ」は、設定済みのスマホに着信があって、所定の呼び出し回数で出られなかったとき「スマホの内部に録音する」機能です。そのため、着信すらしない圏外では伝言メモサービスは稼働せず、対して録音された音声は圏外でも聞くことができます。
一方の各キャリアが提供している留守番電話サービスは、いわゆる留守番電話センターが、契約者に代わって留守電を録音してくれる機能です。この場合、スマホに着信できないような状況でもサービスが適用される反面、そこに録音されたデータはスマホから発信できない環境では聞くことができません。
このように、両者は同じ「留守番電話」という通話できないときに録音してくれる機能でありながら、性質の違いがあるわけですね。細かくいうなら最大録音時間や件数などでそれぞれ仕様がことなりますが、大きく影響するのは上記のとおり「スマホへの着信が必要かどうか」「録音データを圏外でも聞くことができるかどうか」の2点かと思います。うまく使い分けできるといいですね。
なおスマホで「伝言メモ」を設定するには、以下の手順が必要です。
まずは【設定】から【通話設定】→【伝言メモ】を開きます。
続いて「伝言メモ」の横にあるチェックボックスをタップして、機能をONにします。
最後に着信呼出時間の設定をします。これは、何秒間出られなかったら伝言メモを起動するかの設定です。すぐ伝言メモにしたい場合は2〜3秒くらい、なるべく自分で出たい場合は10秒くらいがいいかなと思います。
ということで、まずは伝言メモ、使ってみてください。こちらで足りない場合は、キャリアの留守番電話を検討してみるという流れでも良いかもしれませんよ!