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ソフトバンク、“ブループラン”で新パケット定額サービスを開始――NTTドコモの新プランに発表を受けて

2007年02月01日 17時00分更新

文● 永島和夫

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ソフトバンクモバイル(株)は1日、同社料金プランの1つ“ブループラン”を利用中のユーザーに対し、新たなパケット定額サービスを3月1日に提供すると発表した。内容は先日に発表された(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモのパケット定額サービスと同様となる(参考記事)。

ソフトバンクモバイルはMNP開始前日に、NTTドコモの料金プランを模した“ブループラン”、auの料金プランを模した“オレンジプラン”を発表していた。同時に、両社の新サービス発表には24時間以内に対抗すると宣言しており、今回もそれに従ったものとなる(参考記事)。

対抗

値下げというわけではないが、サービス追加という面では公約を果たしている(写真は2006年10月23日の発表会のもの)

発表されたパケット定額サービスは、パソコン向けウェブサイトが閲覧できるフルブラウザー“PCサイトブラウザ”を使うユーザー向けの“パケット定額フル”、キーボード付きスマートフォン『X01HT』(HTC Nippon(株)製)や『X01NK』(ノキア・ジャパン(株)製)で、ウェブサイトに接続する際に使われる“PCサイトダイレクト”利用者向けの“パケット定額Biz”の2つ。オプション料金は月額5985円となる。既存ユーザーは2月23日から申し込みを受け付ける。

パケット通信料が定額になる対象のサービスは、パケット定額フルが“S!メール”“ウェブ通信”“PCサイトブラウザ”。パケット定額Bizが“S!メール”“ウェブ”“PCサイトダイレクト”。両者の違いは主に定額に含まれる通信がPCサイトブラウザ(上限5985円)かPCサイトダイレクト(上限1万290円)かの違いとなる。また、パソコンに接続してインターネット接続を行なう“モバイルデータ通信”は定額とならず、0.021円/パケットの通信料がかかる。

なお、従来のパケット定額サービスである“パケットし放題”やパケット割引サービスの“パケット割引”と、今回発表されたパケット定額フルとパケット定額Bizには重複加入できない。

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