Windows Marketplace for Mobileにはさまざまなアプリが登録されているが、この中には多くのゲームも含まれている。携帯型ゲーム機顔負けの本格的な作品から、気軽に楽しめる一本までラインナップは豊富だ。今回はその中から、オススメの5本を紹介しよう。
メールをチェックしたりあるいはPDFの資料を読んだりと、HYBRID W-ZERO3があれば場所を問わずに仕事を進めることができるが、時には息抜きもしたいところ。そこで今回は、HYBRID W-ZERO3で楽しめるゲームを5本紹介したい。なお、いずれもWindows Market Place for Mobileから購入することが可能だ。
国民的野球ゲーム「パワフルプロ野球MEGA」
妙にリアリティのある2頭身のキャラクターを操り、勝利に向かって打ち、投げ、走る“パワプロ”をプレイしたことがある人は多いだろう。そのWindos Mobile版としてリリースされているのが「モバイル・パワフルプロ野球MEGA」だ。Windows Marketplace for Mobileにおいて、600円で販売されている。
Windows Mobile版でも愛嬌のある2頭身のキャラクターはもちろんそのまま。操作方法はタッチ操作とキー操作を選択することが可能。タッチ操作の場合、ペンを使っての操作が必須となるが、バッティング時にコースを直接タップすればよいため、キー操作よりも打ちやすい。キー操作の場合はHYBRID W-ZERO3のカーソルキー/アクションキーが利用できるほか、画面上に表示されるバーチャルゲームパッドも利用できる。なおロックオン機能も搭載されているため、キー操作でも打つのはそれほど難しくない。
ゲームモードはすぐに試合が始められる「対戦」と、最大140試合を戦って優勝を争う「ペナント」が用意されている。人気の高いサクセスモードがないのは残念だが、野球好きなら是非遊んでほしい1本だ。
名作パズルゲーム「麻雀上海」
パズルゲームの大傑作である「上海」を、Windows Mobileに移植したのがサンソフトの「麻雀上海」である。価格はWindows Marketplace for Mobileで700円。なお1面のみプレイできる無償の「Free Version」も提供されているので、まずそちらで動作を確認して欲しい。
上海は積み上げられた麻雀牌の中から、同じ絵柄の牌を選んで消していく。ただし牌の左右どちらかが空いている必要があり、さらに上に牌が乗っているものは選択できないというルールがある。しっかり考えながら牌を消していかなければならない。画面上の牌をすべて消すことができれば勝利だ。
Windows Mobile版では50面が用意されており、1つの面をクリアするとより難易度の高い面をプレイできる。ちょっとした空き時間を潰すには絶好のゲームだ。
あの名作がHYBRID W-ZERO3でプレイできる!「ボンバーマン」
キャラクターを動かして爆弾を設置、その爆風で敵キャラクターを倒すというシンプルなゲーム性ながら、根強い人気を誇っているアクションゲームシリーズが「ボンバーマン」である。大ヒットしたファミコン版が登場したのは1985年だが、25年を経た今でも十分楽しめるゲームだ。価格は600円。
基本的なゲームシステムはオリジナルのボンバーマンを踏襲している。キャラクターを動かしつつ爆弾を設置、爆風で敵を倒したり破壊可能なブロックを壊していく。破壊可能ブロックに隠されているアイテムを取ると、爆風が強化されたり複数の爆弾を置くことが可能になる。このボンバーマンでは、制限時間内にコアメカを破壊し、石版のかけらを入手していく。基本的なゲームシステムはごく単純なため、初めてというユーザーでもすんなり遊び始められるのではないだろうか。
9×9の枠に数字を埋めろ「NUMp+」
ナンバープレイスというパズルをご存じだろうか。3×3に区切られた9×9の正方形の枠内に数字を埋めていくというパズルで、縦列と横列、そして3×3の太線の枠内には同じ数字は入れてはならないというルールがある。最初にいくつかの枠には数字が入っており、ルールに従って数字を埋めていけばよいのだが、これがなかなか難しい。
このナンバープレイスをHYBRID W-ZERO3で気軽に楽しめるのが、Windows Marketplaceで200円で販売されている「NUMp+」である。ゲームを立ち上げると早速、9×9のますが表示されるので数字を埋めてみよう。操作はテンキーが利用できるほか、画面上に表示された数字をタップしてもよい。
メモ書きの機能もあり、数字を入力した枠で左ソフトキーを押すと数字が小さく左上に表示される。これがメモ書きで、この状態では複数の数字が入れられる。「この枠には必ず2か3が入る」などといった場面で、2つの数字を書き込んでおけるわけだ。
ナンバープレイスはハマれば強力な暇つぶしツールになる、中毒性の高いパズルである。それを手軽に楽しめるアプリとしてNUMp+はおすすめだ。
本格的4人麻雀が楽しめる「麻雀工房-競-」
HYBRID W-ZERO3でプレイできる麻雀ソフトの1つとして、おすすめしたいのが「麻雀工房-競-」である。コンピュータがサクサクと打牌してくれる上、カーソルキーを使った操作も分かりやすく気軽にプレイできる。価格は800円。
ゲームモードはプレイヤーがコンピュータ雀士を3人選んでプレイする「半荘対戦」のほか、16人で優勝を争う「トーナメント」が用意されている。
コンピュータ雀士のAIモードは変更することも可能で、攻撃系と守備系、まったり系の3種類が選べる。また、敵の手配がすべて見える状態でプレイするオープンモードや、捨てるべき牌を教えてくれるアドバイス機能も備える。
場所を問わずに気軽に麻雀をプレイしたいなら、ぜひ試してほしい。