いのうえんち！第1弾　「殺人事件の連絡」　前編：2020年2月7日｜ここもむのブログ

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投稿日：2020-02-07 17:10:18.0

いのうえんち！第1弾　「殺人事件の連絡」　前編: ども、いやあ、誠に勝手ながらゴットタレントのブログに飽きちゃった・・・
また、気が向いたら続き書くわ。

んでさ、今日は「いのうえんち」と題して、漫画の「あたしんち」みたいに過去にあった井上家のエピソードを書いていこうかなと思う。
でわいくぅ～！！

いのうえんち第1弾
「婆ちゃんのいらないお節介の巻」

まず話の前提として、俺は高校生まで北海道根室市に住んでいたんだけど、他界した父の実家が釧路市標茶町でね、そこには婆ちゃんが住んでいる。
もう認知症も進んでいるので、自分の息子が死んだ事も多分知らないと思う。

俺が高校生の時だったような記憶なんだけど、根室という人口4万人にも満たない小さな町で殺人事件が起きた。
事件の内容は、とある根室にあったスナックのママが首を切り落とされた状態で店内で発見された。
犯人はこのスナックのママと親しかった中年男性（多分・・・恋愛関係？）なのだが、翌日に自宅で首を吊った状態で発見された。
結局、今現在もスナックのママの首は見つかっておらず、根室にある温根沼という沼に捨てたらしいという嘘か本当か分からない事で幕を閉じている。

殺人のあった日、俺は一人で家にいた。
夜22時位だったと思う。
その日は看護師である母が夜勤でおらず、自衛官だった父は部下を連れて飲みに出かけていた。
二人の兄弟はどちらも中卒で就職しており、家にはいなかったのだ。
なので、普段は自分の部屋の小さなテレビでスーパーファミコンをしていたのを、ここぞとばかりに居間の大きなテレビでプレイしていた。

すると、家の電話が鳴り標茶の婆ちゃんからだった。
「もしもし！啓かい？お母さんは？」
「今日は当直」
「お父さんは？」
「飲みに行った」
「いや～！じゃあアンタ一人で留守番してんのかい？」
「うん・・・まあ」
「あんた！今さっきニュースでやってたけど、根室で殺人事件があったみたいだよ！死んだ人は首を切られて、犯人は逃げたままらしいよ！ちゃんとカギ閉めて家から出るんじゃないよ！」
「ふうん・・・わかったよ」
どうやら、21時50分位からやるローカルニュースにその事件が出てたらしい。

続く