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街の散歩…ひとりあるき

俊寛僧都vs小野道風...『北斎漫画』十編

2018年07月04日 | 絵画・彫刻

俊寛僧都●
後白河院の近臣、
法勝寺座主として
たいへんな権力をもっていた。
が、鹿ヶ谷の山荘で
平家追討の謀議を密告され
鬼界ヶ島(喜界島)に配流される。
翌年、仲間二人が大赦されるも
俊寛ひとり島にとり残され
その船が去っていく…
それから二年後
三十八歳にて自害。

小野道風●
若い小野道風
廷臣への道を諦めかけていた。

ある夏の雨の日
蛙が
柳の枝に飛びつこうと
何度も何度もいどみ
ついに成功したのを見
粘り強く続けることだ
と、納得させられたという。

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