鹿島《少将》の航海日誌

改めてブログ作り直しました。
ヤマト関係を中心に、興味あるもの等をお届け。

スターシャの想い『コスモリバースシステム』

2018-09-01 10:26:32 | 宇宙戦艦ヤマト(2199・2202)
過去の物語りです(^-^ゞ
2016-06-17 12:35:21

スターシャの想い『コスモリバースシステム』


《コスモリバースシステム》



汚染を浄化し、惑星を再生させることができるシステム。

「生命を宿した星に時空を越えた波動として存在している、星の物質と生命の進化の記憶を封じこめたエレメント。」
ユリーシャはそう雪に告げた。

その『エレメント』を触媒に、惑星の記憶を解き放ち、その力で惑星を再生させるというもの。

システムはそのエレメントがイスカンダルまで来なければ完成しないため、地球に直接送り届けることができなかった。
そのエレメントとは『ヤマト』そのものである。

これは『大量破壊兵器』である『波動砲』を封印する為、スターシャによって選ばれたのである。
そして、イスカンダルにて波動砲を封印し、波動砲制御室にシステムが設置され、ヤマト自身がコスモリバースシステムに改造された。
更に、このシステムの『核』とも言える起動パルス。

スターシャは、その『核』は『古代 守』が相応しい。と考えた。
そうする事で古代 守もまた、地球(故郷)へ帰す事が出来ると考えたに違いない。
たとえそれは、愛し合った古代 守と二度と波動(魂)を通じて逢う事も、話す事も出来なくなったとしても故郷へ帰すべきと、彼女にはしてみれば辛い選択であるが、私には二人の愛の元に育む新たな生命がある。
そう自分に言い聞かせたと思う。





※スターシャが妊娠中であるかは、本編でも語られていない。
また、妊娠していたとして、産まれて来る子供が男の子なのか女の子なのかは判らない。

ただ、このコスモリバースシステムは、記憶や思念の集合体を外部から機械的にコントロールするのが不可能である。
雪を失い悲しみに沈む弟の進への想いからコスモリバースシステムを雪を蘇らせるためだけに起動した際には、これに気付いた真田をはじめとする新見が所属する技術科のクルーたちが起動を止めようとするも操作を受け付けず、さらには起動パルス自体が一度システムを起動させると力を失い消滅してしまうため、地球を蘇らせることが不可能になる危険性が生じた。

消滅前、守が「艦をお返しします、沖田さん。」と発言した通り、直後に死亡した沖田が新たなる核となったことで、地球は無事に元の姿を取り戻す。




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